ヴェルトンゲン、スパーズ退団なら国外を希望か? 「新しい言語を学びたい」
2020.04.23 17:45 Thu
ベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(32)はトッテナムを退団する場合、イングランド以外のリーグでプレーすることを検討しているようだ。ベルギー『Walfoot』が伝えている。2012年にアヤックスからトッテナムへと加入したヴェルトンゲンは、センターバックとして長きにわたり、レギュラーとしてプレー。在籍約8年でクラブ公式戦通算300試合以上に出場している。
しかし、ヴェルトンゲンとトッテナムの現行契約は今季終了まで。ジョゼ・モウリーニョ監督は残留を希望しているとも報じられているが、現時点で交渉は進んでおらず、退団が既定路線と見られている。
そうしたなか、ヴェルトンゲンはYouTubeチャンネル『Play Sports』のインタビューを通じて自身の去就について言及。
「ロックダウン(都市封鎖)は移籍市場に不確実性をもたらしている。そして、不思議なことだけど、その影響は自分への注目という観点においてはプラスに働いているように感じているよ」
「僕は今夏にフリーとなる。そして、各クラブは高額な移籍金を支払う余裕がなくなってきている。だから、僕のような移籍金が必要のないプレーヤーの需要は強くなっていると思うよ」
また、トッテナムとの契約延長という選択肢を含め、自身の去就選択においては「クラブとしての野心」を重要視。また、仮に新天地を選ぶ場合、「新しい言語を学びたい」と、これまでプレーしたオランダ、イングランド以外のリーグでプレーしたいとの具体的な展望も明かしている。
「適切なクラブとサインしたい。それはトッテナムかもしれないし、別のクラブかもしれない。だけど、多くの野心を持っているクラブでなければならない。僕自身、ずっと野心を持ってプレーしてきているからね」
「チャンピオンズリーグへの出場を含め、あと数年は最も高いレベルで続けたいと思っているよ。あとは代表チームのことを考えれば、ヨーロッパでプレーを続けたい」
「そして、新しい言語を学びたいと思っているんだ。スペインとイタリアは選択肢のひとつだね」
今月24日に33歳のバースデーを迎えるベテランDFだが、今夏にスペインやイタリアのリーグでの新たな挑戦を選択することになるのか…。
そうしたなか、ヴェルトンゲンはYouTubeチャンネル『Play Sports』のインタビューを通じて自身の去就について言及。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が各クラブの財政に深刻なダメージを与えている中、今夏フリートランスファーが可能な自身への注目度が高まっていると主張している。
「ロックダウン(都市封鎖)は移籍市場に不確実性をもたらしている。そして、不思議なことだけど、その影響は自分への注目という観点においてはプラスに働いているように感じているよ」
「僕は今夏にフリーとなる。そして、各クラブは高額な移籍金を支払う余裕がなくなってきている。だから、僕のような移籍金が必要のないプレーヤーの需要は強くなっていると思うよ」
また、トッテナムとの契約延長という選択肢を含め、自身の去就選択においては「クラブとしての野心」を重要視。また、仮に新天地を選ぶ場合、「新しい言語を学びたい」と、これまでプレーしたオランダ、イングランド以外のリーグでプレーしたいとの具体的な展望も明かしている。
「適切なクラブとサインしたい。それはトッテナムかもしれないし、別のクラブかもしれない。だけど、多くの野心を持っているクラブでなければならない。僕自身、ずっと野心を持ってプレーしてきているからね」
「チャンピオンズリーグへの出場を含め、あと数年は最も高いレベルで続けたいと思っているよ。あとは代表チームのことを考えれば、ヨーロッパでプレーを続けたい」
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