5歳の少年が貯金全額を使って選手獲得を直接交渉…相手クラブの会長は真剣に検討
2020.04.19 12:10 Sun
自分が愛する選手をチームに留めたいと思ったことは、サッカーファンならば誰しもがあることだろう。
チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドのファンである5歳のダニエル・オートンくんが、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのポール・バーバー会長へ一通の手紙を送った。
ダニエルくんは、ブライトンからレンタル移籍でリーズに加入しているイングランド人DFベン・ホワイト(22)の大ファンとのこと。シーズン終了後には契約期間が切れ、ブライトンへと復帰することになるが、リーズへの売却を直談判するために手紙を送った。
「親愛なるポール。僕は5歳で、リーズ・ユナイテッドのファンです。僕は、現在僕たちのチームに貸し出している、あなたの選手についてこの手紙を書いています」
「問題となる選手は、僕のお気に入りの選手、ベン・ホワイトです。もし、可能であれば、どうか、どうか、シーズンの終わりにベンを譲ってください」
ベン・ホワイトは今シーズンのチャンピオンシップで37試合に出場し2ゴールを記録。センターバックでプレーし、守備の要としてチームの首位に貢献。プレミアリーグ昇格へ守備のキーマンとなっている。
ブライトンはこの手紙が届いたことを公表。真剣に検討した結果を声明として発表した。
「君が好きなリーズ・ユナイテッドが、我々の選手であるベン・ホワイトを購入するために支援するためのオファーの手紙に感謝します」
「クラブをサポートするために、すべての財産を提供するということは、非常に素晴らしいことであり、君は稀に見る若い才能を見るとても優れた目を持っている。おそらく、君の将来の仕事は選手のスカウトかもしれない」
「我々は君からの親切なオファーに値するため、真剣に考えました。しかし、グラハム・ポッター監督やテクニカルディレクターのダン・アシュワースは、どちらもベンを将来の計画に非常に重要な選手と考えています。そのため、我々は、リーズ・ユナイテッドへベンを売却することはできません」
「しかし、ダニエル、我々に手紙を書くために時間を割いてくださり、改めて感謝します。君と君の家族、そしてすべてのリーズ・ユナイテッドに関わる人にとって、最高のことは、我々が再びサッカーをプレーしているのを見ることができることです」
「その間、我々は君と君の家族が安全で健康を維持できることを望みます」
ダニエルくんの熱烈なオファーは惜しくも届かなかったが、大好きなベン・ホワイトにもその想いは届いたはずだろう。
チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドのファンである5歳のダニエル・オートンくんが、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのポール・バーバー会長へ一通の手紙を送った。
ダニエルくんは、ブライトンからレンタル移籍でリーズに加入しているイングランド人DFベン・ホワイト(22)の大ファンとのこと。シーズン終了後には契約期間が切れ、ブライトンへと復帰することになるが、リーズへの売却を直談判するために手紙を送った。
「問題となる選手は、僕のお気に入りの選手、ベン・ホワイトです。もし、可能であれば、どうか、どうか、シーズンの終わりにベンを譲ってください」
「貯金箱にあるすべてのペニー(イギリスの通貨)を数えました。ぼくは15.07ポンド(約2000円)を持っています。もし、役に立てれば」
ベン・ホワイトは今シーズンのチャンピオンシップで37試合に出場し2ゴールを記録。センターバックでプレーし、守備の要としてチームの首位に貢献。プレミアリーグ昇格へ守備のキーマンとなっている。
ブライトンはこの手紙が届いたことを公表。真剣に検討した結果を声明として発表した。
「君が好きなリーズ・ユナイテッドが、我々の選手であるベン・ホワイトを購入するために支援するためのオファーの手紙に感謝します」
「クラブをサポートするために、すべての財産を提供するということは、非常に素晴らしいことであり、君は稀に見る若い才能を見るとても優れた目を持っている。おそらく、君の将来の仕事は選手のスカウトかもしれない」
「我々は君からの親切なオファーに値するため、真剣に考えました。しかし、グラハム・ポッター監督やテクニカルディレクターのダン・アシュワースは、どちらもベンを将来の計画に非常に重要な選手と考えています。そのため、我々は、リーズ・ユナイテッドへベンを売却することはできません」
「しかし、ダニエル、我々に手紙を書くために時間を割いてくださり、改めて感謝します。君と君の家族、そしてすべてのリーズ・ユナイテッドに関わる人にとって、最高のことは、我々が再びサッカーをプレーしているのを見ることができることです」
「その間、我々は君と君の家族が安全で健康を維持できることを望みます」
ダニエルくんの熱烈なオファーは惜しくも届かなかったが、大好きなベン・ホワイトにもその想いは届いたはずだろう。
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