大迫相棒のラシツァが今夏退団へ! リバプールやドルト関心?
2020.04.15 19:30 Wed
ブレーメンに所属するコソボ代表FWミロト・ラシツァ(23)は今夏にステップアップを選択する可能性が高いようだ。ドイツ『Der Spiegel』が報じている。
故郷コソボのヴシュトリアでプロキャリアをスタートしたラシツァは、2014年にオランダのフィテッセに完全移籍。加入初年度のエールディビジで31試合8ゴールを挙げる活躍で台頭を果たすと、2018年1月に700万ユーロ(約8億2000万円)の移籍金でブレーメンへステップアップを果たした。
まだまだ粗削りな部分が目立つも左ウイングやセカンドトップを主戦場に果敢な縦への仕掛けや、快足を生かしたスペースへの飛び出しなど、チームに推進力を与えるプレーは大きな魅力。
さらに、昨シーズンから持ち味の右足のミドルシュートに磨きをかけており、今シーズンここまでは公式戦24試合10ゴール5アシストの数字を残している。
その逸材アタッカーに関しては国内のドルトムントに加え、リバプールやウォルバーハンプトン、ウェストハム、アストン・ビラというプレミアリーグの複数クラブが獲得に興味を示しているという。
ただ、『Der Spiegel』が伝えるところによれば、ラシツァの移籍に向けてネックとなっているのが、3800万ユーロ(約44億6000万円)に設定されている契約解除金の問題だという。
金満リーグとも揶揄されるプレミアリーグのクラブであれば、将来性を含めて前述の解除金を支払う可能性が高いが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によってすでに財政面でダメージを負っており、今夏以降に関してはその金額に二の足を踏むことが想定される。
それでも、今回のコロナ禍で契約解除金は形骸化したとの見方や、ブレーメンが今夏に財政補填のために主力の売却に動く可能性が高いこともあり、クラブ間で落としどころを見つけることは十分可能なはずだ。
故郷コソボのヴシュトリアでプロキャリアをスタートしたラシツァは、2014年にオランダのフィテッセに完全移籍。加入初年度のエールディビジで31試合8ゴールを挙げる活躍で台頭を果たすと、2018年1月に700万ユーロ(約8億2000万円)の移籍金でブレーメンへステップアップを果たした。
まだまだ粗削りな部分が目立つも左ウイングやセカンドトップを主戦場に果敢な縦への仕掛けや、快足を生かしたスペースへの飛び出しなど、チームに推進力を与えるプレーは大きな魅力。
その逸材アタッカーに関しては国内のドルトムントに加え、リバプールやウォルバーハンプトン、ウェストハム、アストン・ビラというプレミアリーグの複数クラブが獲得に興味を示しているという。
さらに、ラシツァ自身も先日に、「ある時点では、ワールドクラスのプレーヤーたちと競い合い、毎年のようにチャンピオンズリーグでプレーしたい」と、ステップアップに前向きなコメントを残している。
ただ、『Der Spiegel』が伝えるところによれば、ラシツァの移籍に向けてネックとなっているのが、3800万ユーロ(約44億6000万円)に設定されている契約解除金の問題だという。
金満リーグとも揶揄されるプレミアリーグのクラブであれば、将来性を含めて前述の解除金を支払う可能性が高いが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によってすでに財政面でダメージを負っており、今夏以降に関してはその金額に二の足を踏むことが想定される。
それでも、今回のコロナ禍で契約解除金は形骸化したとの見方や、ブレーメンが今夏に財政補填のために主力の売却に動く可能性が高いこともあり、クラブ間で落としどころを見つけることは十分可能なはずだ。
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