ラツィオ、ルーカス・レイバが右ヒザの手術を実施か? リーグ再開時に復帰の見込み
2020.04.04 19:30 Sat
ラツィオに所属する元ブラジル代表MFルーカス・レイバが4日に右ヒザの手術を受けたようだ。イタリア『SololaLazio』が報じている。
『SololaLazio』が伝えるところによれば、以前から右ヒザに慢性的な問題を抱えていたルーカス・レイバは、半月板と軟骨をきれいな状態にするための手術をクラブドクターの下で受けたという。
現時点で離脱期間に関しては約1カ月程度が見込まれている。だが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でセリエAの再開に関して“安全が確保された場合のみ”と、事実上の無期限での延期が決定しており、再開は早くても5月下旬となる見込みだ。
そのため、同選手はセリエA再開までに復帰が可能となるようだ。
2017年のラツィオ加入以降、中盤の底で攻守のバランサーとして抜群の安定感を見せるルーカス・レイバは、今季もここまでセリエA22試合に出場している。
『SololaLazio』が伝えるところによれば、以前から右ヒザに慢性的な問題を抱えていたルーカス・レイバは、半月板と軟骨をきれいな状態にするための手術をクラブドクターの下で受けたという。
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