「何かが私の頭の中で壊れた」サーニャがアーセナルを去った当時の想いを語る

2020.03.31 18:03 Tue
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元フランス代表DFのバカリ・サーニャは、アーセナルからマンチェスター・シティへ移籍した当時のことを振り返った。
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特徴的なドレッドヘアーが印象的なサーニャは、フランス代表として65キャップを誇り、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)と2014年のドイツW杯の2大会に出場している。


サーニャは、2007年7月にオセールからアーセナルへ移籍。その後、7年にわたって所属したアーセナルを離れ、2014年7月にシティへフリーで移籍し、多くのグーナーに衝撃を与えていた。

現在は無所属であり、家族と共にカナダで生活をするサーニャは、当時の電撃移籍のキッカケについて『Goal』での独占インタビューで語り、元オランダ代表ロビン・ファン・ペルシ―のマンチェスター・ユナイテッド移籍がキッカケでクラブに疑問を持つようになったと明かした。
「動揺したのは、(セスク・)ファブレガスの時でもない。彼が移籍することは、前からわかっていた。(サミル・)ナスリの時でもない。ロビン(・ファン・ペルシ)の時だ。クラブからの声明のようなものだった。誰も理解できない方法で、飛ぶように去っていったんだ」

「彼は異なるタイプの選手だった。ピッチの上では動物であり、ゴールマシーンの様だった。彼が去ったとき、なぜアーセナルが彼をキープするために努力しなかったのか、理解できなかった」

「仮に多くの資金を費やす必要があったとしても、それは使ってほしかった。別の選手を獲得するにはお金を払わなければなかったのだからね。そして、何かを勝ち取りたい場合、その選手が適応するのに時間がかかる」

また、元カメルーン代表MFアレックス・ソングが同時期にバルセロナへと移籍したことも衝撃だったと語った。

「アレクサンドル・ソングの移籍も理解できなかった。2人は同時にチームを去った。そして、僕はフランスの新聞を読んで気づいたんだ。それは、僕を怒らせたね」

「その少しあと、『レキップ』のインタビューがあったんだ。そこで、僕の将来について問われたよ。自分の将来については何も話していなかったし、契約が終了するまであと1年しかなかった」

「個人的にも、チームが残留を求めるなら僕は残ったと思う。でも、彼らは僕を留めるために全てを尽くしたとは思えなかった。僕のことを追いかけることは期待していなかったけど、少なくとも僕に愛情を示し、僕が何も要求せずに6年間保っていた同じ契約の終了前に、1年間滞在したいと思わせるような気分にしてくれることを期待していた」

「でも、『レキップ』とのインタビューの後、チームは僕に話をしてきた。でも、それは自然な行動だとは思えなかったし、全く気持ちの良いものではなかったんだ。選手としても人間としても最善を尽くしていたし、2008年から2014年まで何も求めなかったので、傷ついたよ」

「新しい契約のためにクラブのドアをノックしたのではなく、アーセナルとの契約交渉を尊重しようとしたよ。ただ、結果として汚い方法での移籍になってしまった。気に入らなかったし、気分が良くなかった。このチームに抱いていた何かが、私の頭の中で壊れていくようだった」

一方、マンチェスター・シティは2008年にオーナーが現体制のシェイク・マンスール氏に変わり、大金をつぎ込んだチーム改革を行い始めた。

そんなシティへ、当時31歳での移籍となったサーニャは、トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨール(現オリンピア・アスンシオン)、元フランス代表DFガエル・クリシー(現イスタンブール・バシャクシェヒル、元フランス代表MFサミル・ナスリ(現アンデルレヒト)に続く、アーセナルから加入する選手となっていた。

しかし、それらの移籍は関係なく、あくまでも自分の意思で移籍を決めたという。

「皆が言うようなお金やタイトル狙いが目的じゃない。それどころか、私はアーセナルというチームにいられることに満足していたんだ」

「でも、頭の中はどこかに行き、動揺していた。ファンの皆にも、「残ってほしい」と言われていたのは知っているよ。ただ、当時はクラブに対しての苛立ちから、残るという選択はできなかったんだ」

「僕はいくつかの素晴らしい瞬間を味わい、難しい時期を過ごした。良いシーズンも、平凡なシーズンもあった。でも、その間はネガティブなことよりも、ポジティブなことをしていたと思うし、何も求めていなかった」

「だから、もう少しリスペクトされることを期待して、決心したんだ。彼らがやって来て、どのように助けになるかを言われたけど、僕は遅すぎたよと言ったんだ」

2019年にプレーしたMLS(メジャーリーグ・サッカー)のモントリオール・インパクトを退団して、現在フリーの身となったサーニャだが、新型コロナウイルス(COVID-19)での中断が解除され次第、再びプレーする可能性はある。

2020年1月の移籍市場ではヨーロッパへ戻る可能性もあったが、現在はカナダでの市民権を申請しており、モントリオールに留まることを決めていた。


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ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス(27)はフィットネスとフィニッシュの問題により、アーセナルでの将来が不安視されるようだ。 2022年夏にマンチェスター・シティから加入し、センターフォワードの一番手として公式戦11ゴール7アシストの結果を残したジェズス。しかし、今シーズンはケガも重なってドイツ代表FWカイ・ハヴァーツにポジションを奪われ気味で、サイドでの出番や、ベンチスタートが増えている。 そんなジェズスは今シーズンのここまで4ゴール4アシストと得点関与も減らす。アーセナルとの契約を2027年6月まで残すが、イギリス『The Athletic』は将来が保証されてはおらず、チームもオファーが届けば耳を傾けうると主張した。 フィニッシャーとしての鋭さを欠くジェズスはフィットネスも問題とのことで、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)で負ったヒザのケガに今も悩まされている状況。夏のコパ・アメリカ出場も危ぶまれるなか、4月にはこのようなコメントを残していた。 「W杯出場は僕にとってキャリアの中で最高の瞬間の1つだった。だけど、結局はケガをしてしまった。そして今でもヒザに小さな問題を抱えている」 「正直なところ、ヒザの状態が(コパ・アメリカに)出場できるまで回復するかどうかはわからないけど、まだ3カ月あるから様子を見てみよう」 「ここアーセナルでも我慢しなければならないことがある。トレーニングしてプレーする日もあれば、トレーニングだけをする日、トレーニングせずにプレーする日もある。要するに難しい状況なんだ。だけど、僕の願いはいつだってアーセナルと代表チームの両方でプレー可能な状態でいることだ」 「シーズンの終わりにヒザの手術をして、問題のある部分を治療し、結果的にコパ・アメリカでプレーするチャンスを逃したとしても構わない。僕はただ万全の状態になって、できる限りアーセナルを助けたいだけだ」 2024.05.01 19:20 Wed

アーセナルに新たな逸材!? 16歳FWが1試合9ゴールの衝撃プレー…7試合で24ゴールの大暴れ中

プレミアリーグで優勝争いを繰り広げているアーセナル。ミケル・アルテタ監督が作り上げたチームは、若手選手が主体となり、チームのアカデミー出身者もいる。 そのアーセナルアカデミーには新たな逸材が。将来のエース候補になる可能性もあるストライカーが驚きのパフォーマンスを見せた。 その男は、U-18チームに所属するチド・オビ=マルティン。まだ16歳のストライカーがゴールを量産中だと話題だ。 ナイジェリアにルーツを持つデンマーク出身のオビは、コペンハーゲンのユースから2022年7月にアーセナルのユースチームに加入。今シーズンはU-18でプレーしている。 U-16世代ではデンマークとイングランドでプレー。現在は、U-17デンマーク代表としてもプレーしており、14試合10ゴールという結果を残している。 そのオビは、今シーズンのU-18プレミアリーグで16試合に出場し29ゴールを記録。アメリカ代表FWフォラリン・バログン(モナコ)が持つアカデミー記録を塗り替えたという。 4月27日に行われたリーグ戦第24節のノリッジ・シティU-18戦では衝撃の1試合7ゴールと大暴れ。17分間でハットトリックも記録していた。4月13日のウェストハムU-18戦で5ゴールを決めて驚きを与えたが、2週間で塗り替えることとなった。 ちなみに、3月16日のクリスタル・パレスU-18戦で4ゴールを記録すると、そこから7試合連続ゴール中。その間、24ゴールを記録しているから驚きだ。 また、U-21チームが参加するプレミアリーグ2でも2試合に出場。ここではゴールがなかったが、自身の世代であるU-16でもリバプール戦で10ゴールを記録し14-3の勝利に貢献するなど、才能溢れるストライカーとして、その名を轟かせている。 指揮を執るのは、かつてアーセナルで10番も背負った元イングランド代表MFジャック・ウィルシャー監督。アルテタ監督率いるファーストチームのトレーニングには参加した経験もあり、このまま結果を残せばどこかで呼ばれる可能性もありそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】圧巻の1試合7ゴール!アーセナルの新エース候補か!?</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ0N05Cc1dhMSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.onefootball.com/inline/ultrasoccer.js"></script> 2024.05.01 16:30 Wed
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