新型コロナで経営難のハーツ、指揮官が給与全額放棄 「良い模範に」
2020.03.21 14:15 Sat
U-23日本代表FW食野亮太郎のハーツを率いるダニエル・シュテンデル監督が自らの給与全額放棄を申し出たという。ドイツ『Sport1』が報じた。
世界的に感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響により、あらゆる分野がストップするなか、延期が相次ぐ各国のフットボール界。中小のクラブはスポーツ面もさることながら、経営面でも大きなダメージを受けている。
そのなか、スコティッシュ・プレミアシップのハーツは先日、4月から選手や従業員に対して、50%のサラリーカットを求める意向が明らかに。オーナーのアン・バッジ氏は経営維持のためだと説明している状況だった。
そうした状況を受け、昨年12月にハーツの指揮官に就任したばかりのダニエル・シュテンデル監督はクラブのため、給与全額の受け取り放棄を決めた模様で、ドイツ『ビルト』に対してその意向と思いを口にしたようだ。
かつてハノーファーなどを指揮した45歳のドイツ人監督は「私も億万長者じゃないが、家族がいる。でも、良い模範になりたい」と語り、「50%の給与カットが非常に大きい従業員たちと比べて、我々は良い額をもらっている。全員がクラブの存続を望んでいるのだからね」と続けた。
世界的に感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響により、あらゆる分野がストップするなか、延期が相次ぐ各国のフットボール界。中小のクラブはスポーツ面もさることながら、経営面でも大きなダメージを受けている。
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かつてハノーファーなどを指揮した45歳のドイツ人監督は「私も億万長者じゃないが、家族がいる。でも、良い模範になりたい」と語り、「50%の給与カットが非常に大きい従業員たちと比べて、我々は良い額をもらっている。全員がクラブの存続を望んでいるのだからね」と続けた。
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