バレンシア戦で圧巻4発のイリチッチ「チームが勝つことが何よりも重要」
2020.03.11 13:20 Wed
アタランタのスロベニア代表FWヨシップ・イリチッチがチャンピオンズリーグ(CL)のバレンシア戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
イリチッチは10日に行われたCLラウンド16・2ndレグのバレンシア戦にスタメン出場。前半に2本のPKを確実に決めると、71分と82分にも得点を重ねて、1試合4ゴールを記録。この活躍により、チームは4-3で勝利し、2戦合計8-4でクラブ史上初のベスト8進出を決めた。
試合後、2 つのPKのシーンについてイリチッチは「(ムクタル・)ディアカビはやるべきではないスライディングタックルをしてくるのが見えたので、切り返せば必然的にPKになると思った。2つ目のPKも芝が濡れていたから(スローインを)幅広く使えばバウンドしたボールが手に当たることを想像していた」と回想。想定通りのPK獲得であったことを明かした。
また、32歳のベテランストライカーは自身のゴールよりもチームの勝利、チームがこれまで積み上げてきたものが大事であると語った。
「年齢を重ねるごとにプレーが良くなっているし、プレーを楽しめている。これを続けていきたいね。僕たちはサッカー本当に楽しんでいる。この試合にファンがいないのは残念だったけど、僕らは彼らを楽しませて、自宅でお祝いさせる必要があったんだ」
「すべての対戦相手に同じような戦い方を目指している。それだけで十分だね。今日の試合ではゴールを決めることができた。試合に出場していない選手は何もできないからチームが勝つことが何よりも重要なんだ。次はアレハンドロ・ゴメスがマン・オブ・ザ・マッチに輝くことを願っているよ」
イリチッチは10日に行われたCLラウンド16・2ndレグのバレンシア戦にスタメン出場。前半に2本のPKを確実に決めると、71分と82分にも得点を重ねて、1試合4ゴールを記録。この活躍により、チームは4-3で勝利し、2戦合計8-4でクラブ史上初のベスト8進出を決めた。
試合後、2 つのPKのシーンについてイリチッチは「(ムクタル・)ディアカビはやるべきではないスライディングタックルをしてくるのが見えたので、切り返せば必然的にPKになると思った。2つ目のPKも芝が濡れていたから(スローインを)幅広く使えばバウンドしたボールが手に当たることを想像していた」と回想。想定通りのPK獲得であったことを明かした。
「年齢を重ねるごとにプレーが良くなっているし、プレーを楽しめている。これを続けていきたいね。僕たちはサッカー本当に楽しんでいる。この試合にファンがいないのは残念だったけど、僕らは彼らを楽しませて、自宅でお祝いさせる必要があったんだ」
「1stレグの後、アタランタは驚くものではないと言った。僕たちは数年前から素晴らしいことをしてきた。僕たちの目的は、ここにいることがふさわしいということを証明することだ。このレベルに到達することは簡単ではなかったけど、長期間にわたって築き上げてきたんだ」
「すべての対戦相手に同じような戦い方を目指している。それだけで十分だね。今日の試合ではゴールを決めることができた。試合に出場していない選手は何もできないからチームが勝つことが何よりも重要なんだ。次はアレハンドロ・ゴメスがマン・オブ・ザ・マッチに輝くことを願っているよ」
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