不調チェルシー、M・アロンソの2得点で格下相手に何とかドロー《プレミアリーグ》
2020.03.01 01:58 Sun
チェルシーは29日、プレミアリーグ第28節でボーンマスと対戦し、2-2で引き分けた。
前節のトッテナム戦の勝利で、リーグ戦5試合ぶり白星を手にしたチェルシー。しかし、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグではバイエルンに0-3の完敗。新人監督率いるチームの未熟さが明白となった。
今節は公式戦3試合連続で3バックを採用。スタメンではトモリがリーグ戦8試合ぶりに先発に起用されたほか、ジルーは公式戦3試合連続で名を連ねた。
最初のチャンスはボーンマス。3分、中央から右への展開でサイドバックのステイシーがクロス。これをビリングがダイレクトで合わせたが、GKカバジェロがブロックした。ホームチームはさらに5分にもビッグチャンスを迎えた。スローインからのリスタートでトモリのクリアミスを奪ったビリングがGKと一対一の絶好機に。しかし、左足のシュートは枠を捉えることが出来なかった。
16位の相手に劣勢を強いられるチェルシーは、以降もアタッキングサードへの侵入を許す上、攻撃もなかなか機能しない時間帯が続く。初めてゴールに迫ったのは30分のこと。右のR・ジェームズのクロスから左のマルコス・アロンソが折り返したところをマウントがシュートするも、威力が弱くGKラムズデールにキャッチされた。
その後、試合を支配したチェルシーはCKで2度、R・ジェームズのミドルシュートなどで好機を作ったが、1点リードで後半へ。その立ち上がり、敵陣でボールを奪い左サイドに展開。マルコス・アロンソのクロスでジルーが絶好機を迎えたが、左足のシュートは枠を外してしまう結果に。
追加点を奪えないでいるチェルシーにボーンマスは牙をむいた。54分、フレイザーの右CKをレルマがヘディングシュート。強烈なシュートはGKカバジェロの手を弾いてネットを揺らした。さらに57分、連携で右サイドを抜け出したステイシーのクロスをJ・キングが流し込み逆転に成功。
僅か3分間で試合をひっくり返されてしまったチェルシーは、64分にトモリとジョルジーニョを下げてウィリアンとバークリーを投入。3バックから4バックに変更となった。
それでも一向に好転しない流れを変えるべく、72分にジルーを下げてバチュアイをピッチへ。すると直後、マルコス・アロンソのパスからネットを揺らしたがオフサイドの判定。だが、ここからチェルシーの猛攻が続く。
それが実を結んだのは残り5分となった終盤戦。相手を押し込む中、ボックス手前でパスを受けたペドロがシュート。GKラムズデールに弾かれるものの、こぼれ球をマルコス・アロンソが頭で押し込み同点に追いついた。
しかし、チェルシーの反撃はここまで。勝ち点1を得るに留まった。なお、来月3日にはリバプールとのFAカップ5回戦が控えている。
前節のトッテナム戦の勝利で、リーグ戦5試合ぶり白星を手にしたチェルシー。しかし、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグではバイエルンに0-3の完敗。新人監督率いるチームの未熟さが明白となった。
今節は公式戦3試合連続で3バックを採用。スタメンではトモリがリーグ戦8試合ぶりに先発に起用されたほか、ジルーは公式戦3試合連続で名を連ねた。
16位の相手に劣勢を強いられるチェルシーは、以降もアタッキングサードへの侵入を許す上、攻撃もなかなか機能しない時間帯が続く。初めてゴールに迫ったのは30分のこと。右のR・ジェームズのクロスから左のマルコス・アロンソが折り返したところをマウントがシュートするも、威力が弱くGKラムズデールにキャッチされた。
それでも試合を動かしたのはチェルシーだった。33分、味方とのワンツーから右サイドを突破したR・ジェームズのクロスを古巣対決のアケと競り合いながらもジルーがシュート。クロスバーに当たって跳ね返ったところを、マルコス・アロンソが左足で叩き込み、豪快にネットを揺らした。
その後、試合を支配したチェルシーはCKで2度、R・ジェームズのミドルシュートなどで好機を作ったが、1点リードで後半へ。その立ち上がり、敵陣でボールを奪い左サイドに展開。マルコス・アロンソのクロスでジルーが絶好機を迎えたが、左足のシュートは枠を外してしまう結果に。
追加点を奪えないでいるチェルシーにボーンマスは牙をむいた。54分、フレイザーの右CKをレルマがヘディングシュート。強烈なシュートはGKカバジェロの手を弾いてネットを揺らした。さらに57分、連携で右サイドを抜け出したステイシーのクロスをJ・キングが流し込み逆転に成功。
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それでも一向に好転しない流れを変えるべく、72分にジルーを下げてバチュアイをピッチへ。すると直後、マルコス・アロンソのパスからネットを揺らしたがオフサイドの判定。だが、ここからチェルシーの猛攻が続く。
それが実を結んだのは残り5分となった終盤戦。相手を押し込む中、ボックス手前でパスを受けたペドロがシュート。GKラムズデールに弾かれるものの、こぼれ球をマルコス・アロンソが頭で押し込み同点に追いついた。
しかし、チェルシーの反撃はここまで。勝ち点1を得るに留まった。なお、来月3日にはリバプールとのFAカップ5回戦が控えている。
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