インテルが無観客開催も乗り越えてEL16強! コンテ「危険な感覚だが…」
2020.02.28 10:50 Fri
インテルの指揮を執るアントニオ・コンテ監督が特殊な状況下でのヨーロッパリーグ(EL)16強進出を評価した。イタリア『スカイ』報じた。
「インテルのようなチームがトーナメントに参加して、最高の結果を目指すのは正しい姿勢だ。インテルが優勝してから数年が経っているが、このクラブには高い目標と掲げる伝統と野心がある。最大限の努力を尽くす」
「次から次に優勝のチャンスが巡ってくるわけじゃない。言うのは簡単。我々も勝ち取りに行くが、勝ったことがある者はそれがいかに難しいか、それを成し遂げるのに必要なステップを心得ているものだ」
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EL決勝トーナメント1回戦でルドゴレツと激突したインテル。敵地での1stレグを2-0の先勝で飾ると、27日にホームで行われたリターンレグも2-1で勝ち切り、2戦合計スコア4-1でベスト16勝進出を決めた。新型コロナウイルス感染拡大により、無観客のなかで戦う異様な状況の試合を制したコンテ監督。「私自身、代表戦で無観客試合を経験したことがある。最初は確かに変な雰囲気で、練習のような感覚さえあった。それは危険な感覚だが、選手たちがゲームに入ってくれた」と述べ、次のように続けた。「次から次に優勝のチャンスが巡ってくるわけじゃない。言うのは簡単。我々も勝ち取りに行くが、勝ったことがある者はそれがいかに難しいか、それを成し遂げるのに必要なステップを心得ているものだ」
ルドゴレツとのリターンレグをも制して、今週末の3月1日に敵地で行われるユベントスとのセリエA第26節の大一番に弾みをつけたインテル。その一戦もウイルスのさらなる拡大を防ぐべく、無観客開催が決まっている。
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