【ラ・リーガ第26節プレビュー】今季2度目のエル・クラシコ! 前節躍動の久保は堅守ヘタフェに挑戦!

2020.02.28 19:00 Fri
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先週末に行われた第25節ではレアル・マドリーがレバンテ相手にまさかの敗戦を喫し、代わってエイバルに完勝のバルセロナが首位奪還で今季2度目のエル・クラシコに臨むことになった。また、マジョルカのFW久保建英が6試合ぶりの先発でベティス相手に1ゴール1アシストの大暴れを見せたことが大きなトピックとなった。

今節の最注目カードは勝ち点2差での首位攻防戦となるレアル・マドリーと、バルセロナによる今季2度目の伝統の一戦だ。

前節、レバンテ相手に屈辱の0-1の敗戦を喫したレアル・マドリーはラ・リーガでの16戦ぶりの黒星を喫するとともに、ホーム開催のクラシコを前に首位陥落。さらに、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではマンチェスター・シティ相手に1-2の逆転負けを喫し、今シーズン初となる公式戦連敗に。加えて、サンティアゴ・ベルナベウでの直近3試合では2敗1分けの3戦未勝利と、マドリディスタの怒りは最高潮に達しており、仮に今回のクラシコで敗れることになれば、昨季同様の期待外れのシーズンに逆戻りとなってしまう。
一方、エイバルをカンプ・ノウで迎え撃ったバルセロナは、リーグ4戦無得点だったエースFWメッシがここ数試合の鬱憤を晴らすポーケルの大暴れ。さらに、レガネスからの緊急補強でデビュー戦となったFWブラースヴァイトが2点に絡む上々のデビューを飾り、実りあるマニータの大勝で首位奪還。直近のCLではナポリ相手に枠内シュート1本の苦しい戦いを強いられたが、FWグリーズマンのアウェイゴールによって1-1のドローに持ち込んだ。負傷者の多さは気がかりもホームチームに比べ、良い形で大一番に臨めるはずだ。

その2強を追う同勝ち点(43)の3位アトレティコ・マドリーと4位のセビージャは、アトレティコが最下位エスパニョールとの“オトラ・クラシコ”、セビージャが12位オサスナとの一戦に臨む。リバプール、ビジャレアル相手に2連勝中のアトレティコは負傷明けのFWフェリックスに久々のゴールが生まれるなど、ここに来てチーム状態は上向き。対するエスパニョールでは“大物キラー”のFWウー・レイの活躍に注目だ。
前節、難敵ベティスを相手に1ゴール1アシストの圧巻のパフォーマンスを披露した久保は最終的に3-3のドローに終わったものの、その鮮烈な活躍で再びスタメン確保となりそうだ。降格圏の18位に沈むチームとして勝ち点獲得が必須の今回のホームゲームでは、直近のラ・リーガで連敗も5位に位置するヘタフェと対戦。組織的な守備に加えファウルを辞さないインテンシティに溢れる難敵に対して、久保にはその溢れる攻撃センスと共にタフさが求められる一戦となるはずだ。

最後に、カンプ・ノウで屈辱的な大敗を喫した16位のエイバルはレアル・マドリー相手に大金星を挙げて勢いに乗る10位のレバンテと対戦。バルセロナ戦後に対戦相手との大きな力の差を素直に認めたMF乾貴士には、仕切り直しの一戦でチームに勝ち点をもたらす決定的な仕事を期待したい。

《ラ・リーガ第26節》
▽2/28(金)
《29:00》
レアル・ソシエダ vs バジャドリー

▽2/29(土)
《21:00》
エイバル vs レバンテ
《24:00》
バレンシア vs ベティス
《26:30》
レガネス vs アラベス
《29:00》
グラナダ vs セルタ

▽3/1(日)
《20:00》
セビージャ vs オサスナ
《22:00》
アスレティック・ビルバオ vs ビジャレアル
《24:00》
エスパニョール vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
マジョルカ vs ヘタフェ
《29:00》
レアル・マドリー vs バルセロナ

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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

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