ELで快勝のフランクフルト、長谷部&鎌田が先発もウニオン・ベルリンに敗れ11位転落《ブンデスリーガ》

24日、ブンデスリーガ第23節のフランクフルトvsウニオン・ベルリンが行われ、1-2でウニオン・ベルリンが勝利した。

ここまで8勝4分け10敗で10位(勝ち点28)につけるフランクフルトと、昇格組ながら8勝2分け12敗の12位(勝ち点26)につけるウニオン・ベルリンの対戦。

フランクフルトは、ヨーロッパリーグのザルツブルク戦でハットトリックを記録した鎌田大地、長谷部誠も先発出場。中3日での試合を迎えた。
両者の勝ち点差は2となり、シックスポインターの試合。序盤から堅い入りとなる。

最初にチャンスを迎えたのはフランクフルト。8分、コスティッチのクロスをパシエンシアが合わせるも、シュートは力なくゴールとはならない。13分にはウニオン・ベルリンが決定機。しかし、シュートはクロスバーを叩き、フランクフルトは事なきを得る。

22分にもウニオン・ベルリンがチャンス。フリードリヒのクロスをファーサイドでマリが合わせるが、これはGKトラップが難なくセーブする。

フランクフルトは31分、左サイドを仕掛けたチャンドラーが中央へカットイン。そのままシュートを放つも、わずかにクロスバーを越えていく。

ウニオン・ベルリンの集中した守りの中、攻めあぐねるフランクフルト。39分には、長谷部のパスを起点に鎌田が持ち上がるが、長谷部がファウルを受けたとして流されず。不満を見せた鎌田がボールを蹴り出し、警告を受けてしまう。

ゴールレスで迎えた後半、フランクフルトは立ち上がりに失点する。49分、ディフェンスラインでミス。ボックス手前でお見合いしてしまうと、最後は折り返しとアンデションが流し込み、ウニオン・ベルリンが先制する。

先制したウニオン・ベルリンは体を張った守備でフランクフルトの攻撃を防ぐ。フランクフルトは攻め続けるが、追加点を奪ったのはウニオン・ベルリンだった。

67分、左サイドからのクロスにGKトラップが反応。しかし、これをアンデションが押し込むと、最後はエンディカのオウンゴールとなり、ウニオン・ベルリンがリードを2点に広げる。

ホームで負けられないフランクフルトは79分、途中出場のアンドレ・シウバがヒールで流し込むと、これがヒュブナーの足に当たってゴールへ。1点差に迫る。

その後もフランクフルトが攻め立てるが、ウニオン・ベルリンが守り切り試合終了。1-2でウニオン・ベルリンが勝利した。