古巣サポーターから物が投げられ、人種差別を受けたポルトFWが自ら退場

2020.02.17 13:10 Mon
Getty Images
試合中に人種差別を受けたポルトのマリ代表FWムサ・マレガが、自らの意思で退場し交代となった。イギリス『BBC』が報じている。ポルトは16日に行われたプリメイラ・リーガ第21節でヴィトーリア・ギマランイスと対戦。2016-17シーズンにヴィトーリアにレンタル移籍していたマレガにとって古巣との一戦になった。試合はアウェーのポルトが2-1で勝利、マレガは60分に決勝点となるゴールを決めていた。

しかし、マレガがゴールを決めた際にヴィトーリア・サポーターが恥ずべき行為を行った。マレガに対しモンキーチャントを浴びせ、黒い椅子がピッチに投げ込まれる。すると、これに激高したマレガは、投げ込まれた椅子を頭に被るパフォーマンスでイエローカードを提示されていた。

その後もマレガの怒りは収まらず、70分に自ら交代を求め、味方選手らの引き留めを振り切ってピッチを後にした。ピッチを去る際にはスタンドに向けて、親指を下に向けるジェスチャーや中指を立てるジェスチャーで自身の怒りを露にした。
試合後、マレガは自身のインスタグラム(marega11)を更新。人種差別を行うサポーターへ反論した。

「人種差別的なチャントをするためにスタジアムに来る馬鹿どもに伝えたい。さらに、私をかばわず、肌の色を守ろうとした自分にイエローカードを出してきた審判団にも感謝したい。二度とサッカーのフィールドで会わないことを願っている。お前らは恥だ」
ポルトを率いるセルジオ・コンセイソン監督も、人種差別行為を非難した。

「私たちは国籍、肌の色、髪の色に関係なく家族だ。私たちは人間で、尊敬に値する。ここで起こったことは非常に残念だ。ヴィトーリアが持つ情熱を知っています。ほとんどのサポーターは、ウォームアップ以来ムサを侮辱した人々とは違います」

また、所属先のポルトも公式サイト上で「ギマランイスとポルトガルのサッカー界に恥をかかせる悲しい状況」だとコメントを発表している。

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