【プレミア注目プレビュー】モウとペップのライバル対決再び! トップ4懸かるスパーズは難敵相手に白星なるか?

2020.02.02 14:00 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第25節、トッテナムvsマンチェスター・シティが日本時間2日25:30にトッテナムホットスパー・スタジアムでキックオフされる。モウリーニョとグアルディオラによる、約14カ月ぶりの因縁対決に注目集まるビッグマッチだ。
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前節、最下位ノリッジ相手に辛くも2-1で競り勝ち、待望の2020年プレミア初勝利を挙げた6位のトッテナム(勝ち点34)は、上位の取りこぼしを生かして4位のチェルシー(勝ち点40)との勝ち点差を「6」に縮めることに成功。ただ、14位のニューカッスルまでの勝ち点差はわずかに「4」と、取りこぼしが許されない厳しい状況が続く。
そんな状況の中、今冬の移籍市場最終盤には大きな動きが。予てより移籍が決定的となっていたMFエリクセンのインテル行きと、指揮官との衝突が噂されたDFローズがニューカッスルにレンタルと、主力2選手が退団。その一方、新司令塔の期待が高まるMFロ・チェルソの買い取りオプション行使と、万能型アタッカーのベルフワイン加入が決定した。ただ、FWケイン不在を埋めるセンターフォワード獲得失敗は懸念材料となっている。

対して歴代最強の呼び声高い首位のリバプール(勝ち点70)に19ポイント差を付けられ、逆転での3連覇が絶望的な2位のシティ(勝ち点51)は、それでも5位以下との勝ち点差は大きく開いており、トップ4圏内は安泰だ。そのため、今後に向けては悲願のチャンピオンズリーグ(CL)初制覇を含め、2000-01シーズンのリバプール(UEFAカップ)以来となるカップトレブル達成が最大の目標に。直近のEFLカップではマンチェスター・ユナイテッドとのホーム開催のダービーで敗戦も、敵地での初戦のアドバンテージを生かしてきっちり決勝進出を決めている。

また、対戦相手のトッテナムとは異なり、今冬の移籍市場においてはスペイン人指揮官が再三に渡って強調していた通り、新戦力の補強を見送ってDFアンヘリーニョをレンタルに出すのみと、静かなマーケットでの振る舞いを見せた。
なお、今季開幕2戦目に行われた前回対戦は試合終了間際のVAR判定が物議を醸した中、敵地で2度のビハインドを追いついたトッテナムが2-2のドローに持ち込んでいる。2018年11月に行われたマンチェスター・ダービー(シティが3-1で勝利)以来、約14カ月ぶりの対戦となるモウリーニョ監督とグアルディオラ監督の直接対決は、グアルディオラ監督が11勝6分け5敗と圧倒的な戦績を残しているが、今回の対戦はいかに…。

◆トッテナム◆
【4-3-3】

▽トッテナム予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ロリス
DF:オーリエ、アルデルヴァイレルト、D・サンチェス、タンガンガ
MF:ロ・チェルソ、ウィンクス、デレ・アリ
FW:ラメラ、ルーカス・モウラ、ソン・フンミン
負傷者:DFベン・デイビス、MFムサ・シソコ、FWケイン
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては変わらずベン・デイビス、ムサ・シソコ、ケインの主力3選手が起用できない。

システムに関しては[3-4-3]、[4-2-3-1]、[4-3-3]の3通りの可能性が考えられるが、ホームでの戦いということもあり、最も攻撃的な[4-3-3]の採用を予想。ただ、リバプール戦同様にオーリエを中盤に上げた[4-2-3-1]の形も十分に考えられる。

スタメンに関してはエリクセン移籍によって頼れるゲームチェンジャーがいなくなったこともあり、有事に備えてラメラをベンチに置きベルフワインを早速先発で起用するプランも考えられる。だが、守備の連動を重視する指揮官はビハインドなど得点のほしい状況限定での起用を想定しているはずだ。

◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】

▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:エデルソン
DF:ウォーカー、フェルナンジーニョ、オタメンディ、ジンチェンコ
MF:デ・ブライネ、ロドリ、シルバ
FW:ベルナルド・シウバ、アグエロ、マフレズ
負傷者:DFメンディ、ラポルテ、ストーンズ、MFザネ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはマッチフィットネスに問題を抱えるザネの欠場が確定。さらに、地元紙の報道ではラポルテ、ストーンズ、メンディのDF3選手が遠征メンバーを外れており、いずれも欠場となる見込みだ。

スタメンに関してはラポルテ、メンディに代わってオタメンディ、ジンチェンコ。前線に関してはスターリングとガブリエウ・ジェズスがベンチスタートとなり、アグエロの両脇をベルナルド・シウバ、マフレズのレフティー2人で固めるようだ。

★注目選手
◆トッテナム:MFジオバニ・ロ・チェルソ
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トッテナムの注目プレーヤーは新司令塔のロ・チェルソだ。前指揮官ポチェッティーノのリクエストによって昨夏、ベティスから加入した23歳のアルゼンチン代表MFは、奇しくもエリクセンのインテル行きが発表された同じタイミングで2700万ポンドと言われる買い取りオプション行使がアナウンスされた。そして、明確な形でクラブから新たな司令塔の役目を託されたレフティーには、完全移籍移行後の初陣で早くも真価が試されることになる。

加入当初は臀部の負傷とイングランドの新たな環境への適応に苦しんだが、モウリーニョ体制でプレー機会を増やすと、[4-3-3]のインサイドハーフや右ウイングのポジションで攻守に印象的なパフォーマンスを披露。以前から定評があるテクニック、パスセンスに加え、攻守一体のプレーの連続性が傑出しており、そのシームレスなプレーでスパーズ十八番のカウンターの起点となっている。また、前司令塔とは異なるトリッキー且つ力強いドリブルは新たな攻撃のアクセントとなっており、守勢が見込まれる今回の試合ではミドルレンジの高精度のパスと共に、FAカップのセインツ戦でソン・フンミンのゴールをお膳立てした形の持ち運びから決定機を演出したい。

◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ
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シティの注目プレーヤーはアシストマシーンのデ・ブライネだ。コンディション万全で迎えた今季はここまでリーグ戦23試合7ゴール16アシストと圧巻のスタッツを記録しているシティの絶対的司令塔。今季のチーム不振の要因に決定力不足が叫ばれる中、個人としては前線のアタッカー陣に常に良質なチャンスボールを提供し続けている。

今回の一戦では守備面で明らかに問題を抱えているトッテナム相手に、デ・ブライネの高精度のラストパス、ダイレクトプレーが最も生きる展開になるはずだ。対戦相手が最終ラインの高さをどのように設定するかは不明だが、背後のスペースへの対応やマークの受け渡しに問題を抱えており、急所を突くベルギー代表MFのフリーラン、ダイレクトプレーからゴールが生まれる可能性は高い。

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【ラ・リーガ注目プレビュー】今季公式戦3度目のエル・クラシコ! マドリーが優勝決定づけるか、バルサが望み繋ぐか

ラ・リーガ第32節、レアル・マドリーvsバルセロナが、日本時間21日28:00にサンティアゴ・ベルナベウでキックオフされる。今シーズンの優勝争いを決定づける、公式戦3度目のエル・クラシコだ。 首位のマドリー(勝ち点78)は前節、マジョルカとのアウェイゲームをチュアメニのゴールによってウノセロ勝利。リーグ4連勝でホーム開催の伝統の一戦を迎えることになった。 直近のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのマンチェスター・シティ戦ではホームでの1stレグを3-3で終えていた中、敵地でロドリゴの前半序盤のゴールで先制に成功。その後、後半半ばに追いつかれて以降は防戦一方を強いられたが、割り切ってPK戦に持ち込むと、GKルニンの見事な2つのPKストップによって前回王者を撃破し、ベスト4進出を果たした。PK戦までもつれ込んだ敵地での激闘から中3日と日程面のディスアドバンテージは否めないが、シティ撃破の勢いを力に変えて2シーズンぶりのラ・リーガ制覇を決定づける勝利を手にしたい。 対して2位のバルセロナ(勝ち点70)は前節、多くの主力を温存した中でカディスとのアウェイゲームをフェリックスのゴラッソによってこちらもウノセロ勝利。マドリーと同じくリーグ4連勝でアウェイ開催の大一番を迎えた。 ただ、CLのパリ・サンジェルマン(PSG)戦では敵地での1stレグを3-2で勝利していた上、前半にハフィーニャのゴールで先制し、ホームで2点のアドバンテージを獲得。だが、前半半ばのアラウホの一発退場で大きく流れが変わると、そこから4ゴールを奪われ、2戦合計4-6で痛恨のベスト8敗退となった。これにより、今季唯一獲得可能なタイトルはラ・リーガのみとなったが、仮に今回の直接対決で勝ち点3を逃せば、ほぼ終戦となるだけにより重圧が懸かる中で敵地へ乗り込む形だ。 なお、今シーズンはバルセロナホームのリーグ戦、サウジアラビア開催のスーペル・コパ・デ・エスパーニャで2度対戦している両者だが、リーグ前回対戦はベリンガムのドブレーテで2-1の逆転勝利、スーペル・コパはヴィニシウスのトリプレーテで4-1とマドリーがいずれも勝利している。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240420_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ルニン DF:カルバハル、リュディガー、ナチョ、メンディ MF:バルベルデ、チュアメニ、クロース FW:ロドリゴ、ベリンガム、ヴィニシウス 負傷者:GKクルトワ、DFアラバ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはクルトワとアラバのみが不在となる。過負荷や疲労の不安を抱えるカルバハル、メンディ、ヴィニシウスの3選手は起用に問題はないようだ。 3日前にシティとの激闘を戦っており、各選手のコンディションを見極める必要があるが、前述の11名の起用を予想。ディフェンスラインではリュディガーの相棒にチュアメニかミリトン、メンディがスタートから難しい場合はカマヴィンガが代役を担うことになる。その他、ブラヒム・ディアスらにもチャンスがありそうだ。 ◆バルセロナ◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240420_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:テア・シュテーゲン DF:クンデ、アラウホ、パウ・クバルシ、カンセロ MF:フレンキー・デ・ヨング、クリステンセン、ギュンドアン FW:ラミン・ヤマル、レヴァンドフスキ、ハフィーニャ 負傷者:DFバルデ、MFガビ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはバルデとガビの長期離脱組を除き全選手が起用可能だ。 スタメンは前述の11名を予想したが、より攻撃的に戦う場合はクリステンセンに代えてペドリかセルジ・ロベルトを起用することになるはずだ。前線ではフェリックス、フェラン・トーレスにもチャンスがありそうだ。 ★注目選手 ◆レアル・マドリー:MFジュード・ベリンガム <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240420_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 鮮烈すぎるクラシコデビューの再現なるか。昨年10月に行われた自身初のエル・クラシコで1点ビハインドの苦しい状況から圧巻のミドルシュート、ストライカーさながらのゴール前の飛び出しからのドブレーテで劇的な逆転勝利に導く鮮烈なクラシコデビューを飾った20歳のイングランド代表MF。今年に入ると、起用法の変化や相手の徹底監視に加え、細かいケガなどによってゴールペースが大きく低下したものの、ここまでリーグ戦24試合16ゴールで得点ランキング2位に位置。 また、シティとの2試合を含め重要な試合においては前線からの献身的な守備やボールキープ、リンクマンと黒子の役割をこなしながらチームプレーヤーとしてしっかりと貢献を見せている。 シティとの激闘から中3日の厳しいコンディションで臨む今回のクラシコにおいてはバルベルデ、チュアメニ、カマヴィンガらと共に中盤、前線の攻防においてしっかりと戦いながら、“クラッチプレーヤー”としてリーグ前回対戦同様に決定的な仕事を果たしたい。 ◆バルセロナ:FWラミン・ヤマル <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240420_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> CL敗退の涙を力に。直近のPSG戦ではハフィーニャの先制ゴールを演出する圧巻の個人技を見せたものの、アラウホの退場の煽りを受けて途中交代。その後、ベンチでチームの戦いを見守った中、敗退決定後にベンチで悔し涙を流したことが大きな話題を集めたヤマル。 その一戦から中4日で臨む今回のクラシコでは様々な感情を抱く16歳のパフォーマンスに注目したい。 リーグ前回対戦では16歳132日での最年少デビューを飾り、スーペル・コパでも途中出場とすでに2度のクラシコを経験しているが、その2試合ではいずれも脇役の一人に過ぎなかった。しかし、ここ最近に入って身体も徐々に出来上がって凄みを増す16歳は、17歳のクバルシと共に今回の一戦ではブラウグラナの重要なキーマンとなるはずだ。 対面がメンディ、カマヴィンガのいずれになるかは不明だが、持ち味の圧倒的な打開能力と高精度のラストパスで味方のチャンスを演出しつつ、アンス・ファティが持つクラシコ最年少ゴール記録(17歳359日)を更新する一撃を決めてチームを勝利に導きたい。 2024.04.21 12:00 Sun

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チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、マンチェスター・シティvsレアル・マドリーが、日本時間17日28:00にシティ・オブ・マンチェスタ-・スタジアムでキックオフされる。ゴラッソの応酬の末に壮絶なドローゲームを演じた優勝候補同士による、ベスト4進出を懸けた第2ラウンドだ。 先週にサンティアゴ・ベルナベウで行われた1stレグは3-3のドローに終わった。前半開始直後にベルナルド・シウバの直接FKでアウェイチームが先制したものの、ホームチームもオウンゴールとロドリゴのゴールですぐさま逆転。以降はマドリーが試合の主導権を握ったが、シティが後半半ばにフォーデン、グヴァルディオルの見事なミドルシュートで再逆転。しかし、マドリーもバルベルデの圧巻のダイレクトボレーで追いつき、イーブンの状況で初戦を終えた。 2度のリードを守り切れなかったが、難所でのドローと悪くない結果でマンチェスターに帰還したシティズンズ。先週末のルートン・タウンとのホームゲームではロドリ、フォーデン、ベルナルド・シウバ、グリーリッシュらに完全休養を与えた中、コバチッチとグヴァルディオルのクロアチア代表コンビの今季リーグ戦初ゴールの活躍によって5-1の快勝。リーグタイトルを争うアーセナル、リバプールがいずれも敗れたことで、首位奪還に成功し、最高の状態で今回の大一番を迎えた。 一方、先勝を逃したが、2度追いついてドローに持ち込んだマドリー。直近のリーグ戦ではマジョルカ相手にカルバハル、クロース、ロドリゴ、ヴィニシウスらを温存して臨んだ中、チュアメニの強烈なミドルシュートで奪ったゴールを最後まで守り抜いてウノセロ勝利。やや苦戦を強いられたが、きっちり勝ち点3を積み上げて次節のエル・クラシコを8ポイント差で迎えることになった。過去のシティとの対戦においてアウェイゲームは3試合全敗と厳しい戦績となっているが、大会最多王者の勝負強さを発揮して敵地で4強入りを決めたいところだ。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240416_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、グヴァルディオル MF:ロドリ、ベルナルド・シウバ MF:フォーデン、デ・ブライネ、グリーリッシュ FW:ハーランド 負傷者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関して欠場者はいないが、ウォーカーとアケの状態が懸念される。 スタメンは1stレグをベースに、オルテガとアカンジ、コバチッチに代えてエデルソン、ウォーカー、デ・ブライネの主力3人の復帰を予想。ウォーカーが難しい場合はアカンジが引き続き右サイドバックに入る見込みだ。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240416_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ルニン DF:カルバハル、ナチョ、リュディガー、メンディ MF:カマヴィンガ、クロース MF:バルベルデ、ベリンガム、ロドリゴ FW:ヴィニシウス 負傷者:GKクルトワ、DFアラバ 出場停止者:MFチュアメニ(1/1) チュアメニが累積警告で出場停止に。負傷者はクルトワ、アラバのみが不在となる。 直近2試合では[4-2-3-1]の布陣で臨んでおり、今回の一戦でも同様の戦いが予想される。その中で前線の立ち位置に注目したいところだ。なお、チュアメニの代役に関しては長期離脱明けのミリトン起用を望む声もあるが、直近のマジョルカ戦では試合最終盤の数分間のみのプレータイムとなっており、時期尚早だ。 ★注目選手 ◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240416_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アクシデントで欠場となった前回対戦の悔しさを力に。先週の1stレグではクリスタル・パレス戦での2ゴール1アシストの活躍もあってキーマンの一人と目されたが、試合当日の体調不良で無念の欠場となった。それだけに今回の一戦に懸ける思いは誰よりも強いはずだ。 1stレグでは代役を担ったコバチッチがハードワークを見せた一方、アタッキングサードではアイデア、精度を欠いて攻撃が停滞した印象があり、この試合では消化不良に終わった主砲ハーランドの再生と共にグリーリッシュやフォーデン、ベルナルド・シウバと有機的なコンビネーションによってゴールへの道筋をリードしていきたい。また、高精度のプレースキックから決定機を演出したいところだ。 ◆レアル・マドリー:DFアントニオ・リュディガー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240416_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 怪物との第2ラウンドも制することができるか。敵地での勝利が必須条件となり、ヴィニシウスや母国帰還のベリンガムといった攻撃陣のパフォーマンスが重要になることは間違いない。だが、同時に主力の復帰で破壊力を増す相手の攻撃をいかに封じ込めるかが、突破のカギを握る。 その中で前回対戦では相手のエースストライカーであるハーランドとのマッチアップにおいて、完璧なパフォーマンスを見せたドイツ代表DFにかかる責任は非常に大きい。 相棒がフィジカル面で劣るナチョに変わる点に加え、デ・ブライネの復帰によってホットラインを築くハーランドの動きの質、チーム全体のボールの収まりも改善されるため、守備者としてより多くの選択肢を考慮に入れながら、より強力となった怪物FWを封じるという困難なタスク遂行を図る。 2024.04.17 18:30 Wed

【CL準々決勝プレビュー】共に万全の状態でベスト4懸けて激突…バルサ逃げ切るか、PSGが逆転か

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、バルセロナvsパリ・サンジェルマン(PSG)が、日本時間16日28:00にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスでキックオフされる。共に万全の状態で臨む4強入りを懸けた第2ラウンドだ。 先週にパルク・デ・プランスで行われた1stレグはアウェイのバルセロナが3-2で先勝した。前半にハフィーニャのゴールでアウェイチームが先手を奪ったが、後半立ち上がりにデンベレ、ヴィティーニャの連続ゴールによってホームチームが逆転。その後、交代選手で流れを変えたバルセロナはハフィーニャ、クリステンセンの連続ゴールで試合を引っくり返し、元同僚指揮官同士の初対決はチャビ監督が制した。 敵地で先勝に成功したバルセロナは、ホームでの2ndレグ、週末に控えるエル・クラシコという重要な連戦に向けて先週末のカディス戦では主力を温存。サスペンションのレヴァンドフスキ、カンセロを始め、ギュンドアン、アラウホ、フレンキー・デ・ヨングに完全休養を与えた中、フェリックスのオーバーヘッドによるゴラッソを守り切ってウノセロ勝利。結果と共にペドリや前線の控え選手にも試合勘を養わせる最高の調整となり、大一番へ弾みを付けた。 一方、後半の選手交代と布陣変更によって流れを引き寄せながらもホームで敗戦を喫したPSG。ただ、今週末はリール、マルセイユを含むUEFAコンペティション参戦組の試合が24日に延期されるリーグ側の配慮によって、主力のコンディション調整、逆転突破に向けたトレーニングに集中。対戦相手のさらなる分析、1stレグで出た課題の修正と共に、試合展開に応じたオプションの構築を含め良い準備ができているはずだ。 ◆バルセロナ◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240415_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:テア・シュテーゲン DF:クンデ、アラウホ、クバルシ、カンセロ MF:フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ギュンドアン FW:ラミン・ヤマル、レヴァンドフスキ、ハフィーニャ 負傷者:DFバルデ、MFガビ 出場停止者:DFセルジ・ロベルト(1/1)、クリステンセン(1/1) 累積警告によってセルジ・ロベルト、クリステンセンが欠場。負傷者は長期離脱中のバルデとガビの2選手が引き続き不在となる。 初戦からの変更はセルジ・ロベルトに代えてペドリを変更する1点のみとなりそうだ。中盤はデ・ヨングとギュンドアンのドブレピボーテに、ペドリをトップ下気味に配置する形を予想する。 ◆パリ・サンジェルマン◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240415_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ドンナルンマ DF:ハキミ、マルキーニョス、リュカ、ヌーノ・メンデス MF:ザイール=エメリ、ヴィティーニャ、ファビアン・ルイス FW:バルコラ、デンベレ、ムバッペ 負傷者:DFキンペンベ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。逆にサスペンション明けのハキミが復帰する。負傷者に関しては脳震とうの回復プロトコルを完了したムキエレの復帰によってキンペンベが唯一の欠場となる。 敵地での逆転を目指すという部分で初戦の後半をベースに[4-3-3]の攻撃的な布陣で臨む可能性が高いが、ダニーロやベラウドを組み込んだ[3-4-3]といったオプションの採用も想定されるところだ。 ★注目選手 ◆バルセロナ:FWロベルト・レヴァンドフスキ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240415_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 休養十分のエースが決定的な仕事を期す。1stレグではゴールを奪うことはできなかったものの、元同僚リュカや経験の少ないベラウドを相手に前線の基準点として相手のディフェンスラインをうまくコントロールし、ハフィーニャや中盤の選手たちの活躍を引き出した百戦錬磨のストライカー。 今回の一戦では前がかりに戦ってくる相手に対して、安定したボール保持、カウンターが重要な要素を担うことになり、最前線でボールを収めてスピードのある両ウイングで相手を引っくり返す形を狙っていく中、ポーランド代表FWの仕事が肝となるはずだ。 前々節のラス・パルマス戦での“カードコントロール”によってカディス戦でサスペンションを消化し、今回のPSG戦、週末のレアル・マドリー戦へ万全の準備を整えており、攻守両面でパワーを出しながら勝負を決める決定的な仕事にも期待したい。 ◆パリ・サンジェルマン:FWキリアン・ムバッペ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240415_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 徹底監視をかいくぐってエースの仕事を果たせるか。1stレグでは1点目の起点となるなど、要所で相手に脅威を与えたものの、同胞クンデに両センターバックに封じ込まれて批判の声も少なくない形で試合を終えたパリのエース。 また、来季のエル・ブランコ入りが決定的と報じられる中、週末にエル・クラシコを控える新天地のファンに向けて宿敵撃破というアピールを見せたいところだ。 1stレグでは左サイドを主戦場に後半はデンベレとポジションを入れ替えながら変化は見せたが、単純に一対一の勝負で抑え込まれる場面が多く、個人として決定機に絡めなかった印象が強く、よりオフ・ザ・ボールの動きの質、プレー判断を改善して周囲と連携しながら、相手の堅固な守備網攻略を図りたい。 2024.04.16 18:30 Tue

【CL準々決勝プレビュー】ドルトムントが逆転で11季ぶりか、アトレティコが逃げ切りで7季ぶり準決勝進出か

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、ドルトムントvsアトレティコ・マドリーが日本時間16日28:00にキックオフされる。1週間前に行われた1stレグではアトレティコが圧倒した中、2-1で先勝していた一戦だ。 準優勝した2012-13シーズン以来、11季ぶりのベスト4進出を目指すドルトムントは敵地での1stレグ、終始守勢の展開を強いられた中、守護神コベルの奮闘で2失点に凌いだ。そして終盤のFWアラー弾の一撃で、内容を考えれば御の字の1点差負けでホームに戻ってくることに成功している。そのドルトムントは直近のボルシアMG戦でFWマレンが復帰したが、代わってアトレティコ戦同点弾のアラーが負傷し、再離脱となったのは痛い。 一方、2016-17シーズン以来、7季ぶりのベスト4進出を目指すアトレティコは1stレグ、ハイプレスをかけるアグレッシブな戦いを見せて前半のうちに2点のリードを得ることに成功。守備面もほぼ綻びを見せることなく試合を進めていたが、前述のように一瞬の隙を突かれてアラーにゴールを許した。そのアトレティコは直近のジローナとの上位対決をFWグリーズマンのドブレーテで鮮やかに逆転勝利。良い流れでリターンマッチを迎えている。 <div style="text-align:center;">◆ドルトムント◆ 【4-2-3-1】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240414_5_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:コベル DF:リエルソン、フンメルス、シュロッターベック、マートセン MF:ジャン、ザビッツァー MF:サンチョ、ブラント、マレン FW:フュルクルク 負傷者:DFベンセバイニ、FWアラー 出場停止者:なし アラーが直近のボルシアMG戦で足首を負傷し欠場。1stレグではMFエンメチャを起用する[4-3-3]で臨んだもののハマらず、後半から投入されたMFブラントが好パフォーマンスだっただけに普段通りの[4-2-3-1]で行くと見られる。ボルシアMG戦で復帰したマレンはドイツ『キッカー』によるとスタメン予想となっている。 <div style="text-align:center;">◆アトレティコ◆ 【3-5-2】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240414_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:オブラク DF:ヴィツェル、ヒメネス、エルモソ MF:モリーナ、ジョレンテ、コケ、デ・パウル、アスピリクエタ FW:モラタ、グリーズマン 負傷者:MFレマル、FWデパイ 出場停止者:MFリーノ 攻守両面で存在感を見せるリーノが累積により出場停止となる。代わって左サイドにはアスピリクエタが入り、ジローナ戦で復帰したエルモソが左センターバックに入るとスペイン『アス』は予想している。 ★注目選手 ◆FWドニエル・マレン(ドルトムント) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240414_7_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 3月下旬の代表戦で負傷し、公式戦3試合を欠場していたマレンに注目。ここまでFWフュルクルクと共にチームトップの公式戦13ゴールを挙げている得点源かつチャンスメーカーでもあるドリブラーは、1stレグではゴールシーン以外にチャンスを作れなかったチームにおいてキーマンとなる存在。直近のボルシアMG戦で試運転を終え、逆転突破の懸かる大一番での爆発に期待したい。 ◆FWアルバロ・モラタ(アトレティコ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240414_7_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 対するアトレティコの注目選手にはモラタを挙げたい。引き分けでも突破となるアトレティコとしては1stレグのようにハイプレスをかける必要はなく、十八番の自陣に引いてロングカウンターを生かしやすい展開に持ち込める。長い距離をドリブルで運べ、フィニッシュに繋げることのできるモラタがアトレティコの準決勝進出のキーマンになりそうだ。 2024.04.16 18:00 Tue
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