武漢でプレーする元浦和FWラファエル・シルバ、新型コロナウイルスについて心境を明かす
2020.01.30 20:47 Thu
かつてアルビレックス新潟や浦和レッズでもプレーし、現在は中国スーパーリーグの武漢卓爾に所属するブラジル人FWラファエル・シルバが、猛威を振るっている新型コロナウイルスについて言及した。
ラファエル・シルバは、コリチーバでキャリアをスタート。スイスのルガーノを経て、2014年8月に新潟へ加入。2017年1月から浦和でプレーし、2018年1月に武漢卓爾へと加入した。
2018シーズンは中国甲級リーグで優勝を果たすと、2019シーズンは中国スーパーリーグで6位に。今シーズンの開幕に向けて、プレシーズンを過ごしている最中、新型コロナウイルスの感染が広がって行った。
武漢卓爾は、新シーズンに向けてプレシーズンのキャンプを行っているものの、幸運なことにスペインのセビージャに滞在。封鎖された街となった武漢には居ない状況だが、事態の深刻さをブラジル『Torcedores』で語った。
「武漢は閉鎖され、誰も立ち去れず、誰も入れない。とても厄介で、とても複雑な状況だ。選手たちは武漢に行くことが出来ず、広州で立ち往生していた。今はスペインでトレーニングと行っているため、解放されている」
日に日に感染者の数が増え、死者も増加しており、終息に向けてはまだまだ時間がかかると見られている。中国サッカー協会もリーグ戦にかかわらず、国内でのサッカーを全てストップさせることを発表。来月開幕予定の中国スーパーリーグも延期が決定している状況だ。
ラファエル・シルバを含め、選手たちはキャンプが終わった後にどうなるのかが分かっていないという。国に戻るのか、それとも別の場所でキャンプを続けるのかは不透明だ。
「最初は18日までセビージャでトレーニングを続ける予定だったけど、ここで続けるのか、それとも国に帰るために、僕たちも解散してブラジルに戻るのか分からない。今しなければならないことは、スケジュールに従って、全てを解決してくれるのを待つだけだ」
一方で、武漢に戻ることが怖いと正直な気持ちを明かしたラファエル・シルバ。去就にも影響が出る可能性があるものの、自らチームを去るという決断は下さないと明かした。
「最初は問題の重大さがよく分からなかった。今ではその感覚はあるよ。最初、僕はチームを去ることを求めていなかった。交渉もしなかったよ。ここでトレーニングを続け、全てが好転し、近い将来、僕たちが何をすべきかが見えることを期待している」
「契約はあと1年ある。それは守りたいね。でも、僕は恐れている。これらの問題が全て終わった後だとしても、僕は戻るのを怖いと思っているよ」
事態の好転が未だに見られない新型コロナウイルスの感染問題。一刻も早い終息が期待される。
ラファエル・シルバは、コリチーバでキャリアをスタート。スイスのルガーノを経て、2014年8月に新潟へ加入。2017年1月から浦和でプレーし、2018年1月に武漢卓爾へと加入した。
武漢卓爾は、新シーズンに向けてプレシーズンのキャンプを行っているものの、幸運なことにスペインのセビージャに滞在。封鎖された街となった武漢には居ない状況だが、事態の深刻さをブラジル『Torcedores』で語った。
「武漢は閉鎖され、誰も立ち去れず、誰も入れない。とても厄介で、とても複雑な状況だ。選手たちは武漢に行くことが出来ず、広州で立ち往生していた。今はスペインでトレーニングと行っているため、解放されている」
「小さな子供がいる選手もいるし、とても心配だ。トレーニングさえできない日がある。家族の状況を心配し、泣いている若い選手もいる。彼らは家族と会うことができず、電話でしか何がどうなっているのか分からないため、本当に困っている。とても難しい全てが可能な限り迅速に解決できることを願っている」
日に日に感染者の数が増え、死者も増加しており、終息に向けてはまだまだ時間がかかると見られている。中国サッカー協会もリーグ戦にかかわらず、国内でのサッカーを全てストップさせることを発表。来月開幕予定の中国スーパーリーグも延期が決定している状況だ。
ラファエル・シルバを含め、選手たちはキャンプが終わった後にどうなるのかが分かっていないという。国に戻るのか、それとも別の場所でキャンプを続けるのかは不透明だ。
「最初は18日までセビージャでトレーニングを続ける予定だったけど、ここで続けるのか、それとも国に帰るために、僕たちも解散してブラジルに戻るのか分からない。今しなければならないことは、スケジュールに従って、全てを解決してくれるのを待つだけだ」
一方で、武漢に戻ることが怖いと正直な気持ちを明かしたラファエル・シルバ。去就にも影響が出る可能性があるものの、自らチームを去るという決断は下さないと明かした。
「最初は問題の重大さがよく分からなかった。今ではその感覚はあるよ。最初、僕はチームを去ることを求めていなかった。交渉もしなかったよ。ここでトレーニングを続け、全てが好転し、近い将来、僕たちが何をすべきかが見えることを期待している」
「契約はあと1年ある。それは守りたいね。でも、僕は恐れている。これらの問題が全て終わった後だとしても、僕は戻るのを怖いと思っているよ」
事態の好転が未だに見られない新型コロナウイルスの感染問題。一刻も早い終息が期待される。
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