B・フェルナンデスのユナイテッド移籍が正式決定! 1年延長OP付きの5年半契約にサイン

マンチェスター・ユナイテッドは30日、スポルティング・リスボンに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(25)の獲得を正式発表した。契約期間は1年延長オプション付きの5年半となる。

フランス代表MFポール・ポグバや、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイの離脱を受け、今冬の移籍市場でB・フェルナンデスに白羽の矢を立てたユナイテッド。クラブ間の提示額に隔たりが生じて、破談の見方も強まったが、1月の移籍市場閉幕日が迫る29日に合意した。

既報によれば、合意に達した基本移籍金は5500万ユーロ(約65億9000万円)。チームのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得時や、選手の出場数や成績を含めたパフォーマンスによるインセンティブを合わせると、トータルで最大8000万ユーロ(約95億9000万円)の取引となる。
ユナイテッドのメディカルチェックや正式調印を経て、ついに念願のプレミアリーグ挑戦にこぎつけたB・フェルナンデスは、クラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

「クリスティアーノ・ロナウドがプレーしていたときから、マンチェスター・ユナイテッドが好きで、この偉大なクラブの大ファンだ」「そのクラブで自分がプレーできることになったなんて信じられない。ここに到達するために努力を重ねてきた。このクラブにさらなる成功とトロフィーをもたらすために、全力を出し尽くすとファンのみなさんに約束する」

「これまで僕を育ててくれたスポルティングにも感謝している。僕についての好意的なコメントを聞くたびに、夢じゃないかと思う。僕を信頼してくれたオーレと、マンチェスター・ユナイテッドのみなさんに心から感謝したい。ピッチに出てプレーするのが待ちきれない」

今シーズンのここまでプレミアリーグ5位に位置するものの、調子の浮き沈みが激しく、安定した戦いを披露できずにいるユナイテッド。B・フェルナンデスの加入がチームに好影響をもたらすキッカケになるか。