バルセロナ、バレンシアに完敗で新体制初黒星…首位陥落の危機…《ラ・リーガ》
2020.01.26 02:15 Sun
ラ・リーガ第21節、バレンシアvsバルセロナが25日にメスタージャで行われ、ホームのバレンシアが2-0で勝利した。
立ち上がりからボールを握るバルセロナ、堅守速攻で迎え撃つバレンシアと、両者の戦い方が色濃く出る試合展開に。その中で序盤はバレンシアがペースを掴む。10分にはカウンターからボックス内で仕掛けたガヤがDFピケに倒されてPKを獲得。しかし、キッカーのマキシ・ゴメスが右を狙ったシュートはGKテア・シュテーゲンが完璧な反応で阻止する。
相手守護神のビッグセーブに阻まれて絶好の先制機を逸したバレンシアだが、これに気を落とすことなく畳みかける攻撃を見せる。得意のカウンターで幾度もバルセロナをひっくり返すと、29分にはボックス左に抜け出したM・ゴメス、ガメイロと連続で決定的なシュートを放つが、いずれもGKテア・シュテーゲンの圧巻のセーブに阻まれる。
迎えた後半、先にゴールへ迫ったのはバルセロナ。46分、ペナルティアーク付近でボールを受けたアンス・ファティが右足でシュートを放つが、これはわずかに枠の左へ外れた。
ハーフタイムの修正で後半はバルセロナペースかに思われたが、この直後にバレンシアが先手を奪う。48分、ボックス左のライン際でガヤが上げたクロスのこぼれ球をファーで拾ったM・ゴメスが右足のシュート。これがゴール前のDFジョルディ・アルバの腰付近に当たって大きくコースが変わると、さしものGKテア・シュテーゲンも反応できなかった。
何とか早い時間帯に追い付きたいバルセロナは56分、アルトゥールを下げてビダルを投入。この交代をキッカケにようやく相手陣内深くでのプレーが増えると、メッシやデ・ヨングらにシュートチャンスが訪れるが、最後の精度を欠く。
すると、徐々に焦りから相手のカウンターに晒される回数が増え始めると、77分には右サイドを個人技で突破したフェラン・トーレスのお膳立てからボックス左でパスを受けたM・ゴメスに右足のシュートを難なく決められ、痛恨の2失点目となった。
流れを変えたいセティエン監督は85分、ラキティッチとコジャードの同時投入で最後の勝負に出たが、守備的な交代カードを切って完全に逃げ切り態勢に入ったバレンシアの堅守を最後までこじ開けることはできず。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、完勝のバレンシアが前節マジョルカ戦での大敗を見事に払しょく。一方、為すすべなく完敗のバルセロナは新体制初黒星を喫するとともに、翌日に行われるレアル・マドリーの結果次第で首位陥落の可能性が出てきている。
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首位のバルセロナが7位のバレンシアのホームに乗り込む名門対決。バルベルデからセティエンに指揮官交代を図ったバルセロナは前節、グラナダを相手にボール支配率80パーセントを超える、新指揮官らしい戦いぶりで初陣を飾った。ただ、メッシら主力を温存したコパ・デル・レイでは3部のイビサ相手に大苦戦を強いられ、2-1の辛勝。その試合で温存したメッシやピケに加え、アルトゥール、サスペンション明けのデ・ヨングが復帰した。相手守護神のビッグセーブに阻まれて絶好の先制機を逸したバレンシアだが、これに気を落とすことなく畳みかける攻撃を見せる。得意のカウンターで幾度もバルセロナをひっくり返すと、29分にはボックス左に抜け出したM・ゴメス、ガメイロと連続で決定的なシュートを放つが、いずれもGKテア・シュテーゲンの圧巻のセーブに阻まれる。
一方、守護神の好守に応えたいバルセロナだが、ボールを保持するものの自陣に堅固な守備ブロックを敷くバレンシアの集中した守備を前になかなか危険なエリアまでボールを運べない。流れの中ではほとんどフィニッシュまで持ち込むことができず、ボックス付近で得たFKをメッシが直接狙うも、相手GKジャウメを脅かすまでには至らない。そして、守護神の奮闘によって辛くも0-0の均衡を保って試合を折り返した。
迎えた後半、先にゴールへ迫ったのはバルセロナ。46分、ペナルティアーク付近でボールを受けたアンス・ファティが右足でシュートを放つが、これはわずかに枠の左へ外れた。
ハーフタイムの修正で後半はバルセロナペースかに思われたが、この直後にバレンシアが先手を奪う。48分、ボックス左のライン際でガヤが上げたクロスのこぼれ球をファーで拾ったM・ゴメスが右足のシュート。これがゴール前のDFジョルディ・アルバの腰付近に当たって大きくコースが変わると、さしものGKテア・シュテーゲンも反応できなかった。
何とか早い時間帯に追い付きたいバルセロナは56分、アルトゥールを下げてビダルを投入。この交代をキッカケにようやく相手陣内深くでのプレーが増えると、メッシやデ・ヨングらにシュートチャンスが訪れるが、最後の精度を欠く。
すると、徐々に焦りから相手のカウンターに晒される回数が増え始めると、77分には右サイドを個人技で突破したフェラン・トーレスのお膳立てからボックス左でパスを受けたM・ゴメスに右足のシュートを難なく決められ、痛恨の2失点目となった。
流れを変えたいセティエン監督は85分、ラキティッチとコジャードの同時投入で最後の勝負に出たが、守備的な交代カードを切って完全に逃げ切り態勢に入ったバレンシアの堅守を最後までこじ開けることはできず。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、完勝のバレンシアが前節マジョルカ戦での大敗を見事に払しょく。一方、為すすべなく完敗のバルセロナは新体制初黒星を喫するとともに、翌日に行われるレアル・マドリーの結果次第で首位陥落の可能性が出てきている。
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