マルセイユがレンヌとの上位対決制し新年白星発進! 酒井は出場停止で欠場《リーグ・アン》

2020.01.11 06:59 Sat
Getty Images
リーグ・アン第20節、スタッド・レンヌvsマルセイユが行われ、アウェイのマルセイユが1-0で勝利した。なお、マルセイユのDF酒井宏樹は出場停止により欠場した。

直近7勝1分けの圧巻の戦績で前半戦を2位で終えたマルセイユは、2020年のリーグ戦初戦で3位のレンヌとの上位対決に臨んだ。なお、酒井は直近のカップ戦での退場処分によって欠場を余儀なくされた。

上位対決らしい拮抗した攻防が繰り広げられる中、時間の経過と共にホームのレンヌがペースを握っていく。
ニアンとデル・カスティージョの2トップによる背後を狙う動き、右サイドで異彩を放つラフィーニャのドリブル突破を生かして鋭い攻めを続ける。30分にはボックス付近で得たFKを名手ブリジョーが直接狙うが、kろえはわずかに枠を外れる。さらに、前半終了間際にもブリジョーのミドルシュートでホームチームがゴールに迫るが、GKマンダンダの好守に阻まれた。

ゴールレスで折り返した後半も試合展開に大きな変化はなし。相手の鋭い攻撃を守護神マンダンダの好対応で何とか凌ぐマルセイユは、ラドンジッチ、ベネデットに代えてジェルマン、マキシム・ロペスを続けてピッチに送り込み、選手交代で流れを変えにかかる。69分には名手パイエの直接FKが枠を捉えるが、相手GKメンディのファインセーブに遭う。
後半半ばから終盤にかけてもホームチーム優勢の状況が続き、マルセイユは徐々に時計を意識したプレーを見せ始める。しかし、82分にロニエを下げて投入したストロートマンがすぐさま決定的な仕事を果たす。84分、ボックス手前で得たFKの場面でパイエのシュートは相手GKに触られて左ポストを叩いたが、このこぼれ球をオランダ代表MFが冷静に流し込んだ。

頼れるベテランの今季2点目で劣勢の中で先制に成功したマルセイユは、試合終盤にかけて長身DFのニャニョンを投入してパワープレーを敢行したレンヌの猛攻をきっちり凌ぎ敵地で1-0の勝利。3位チームとの上位対決を制したマルセイユは新年を白星スタートで飾るとともに、9戦無敗を継続した。

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