東京V、今年4月から高校2年生となるMF阿野真拓が飛び級でトップチーム昇格! 卓越した左足の技術を持つ小兵アタッカー
2020.01.09 18:01 Thu
東京ヴェルディは9日、ユースに所属するMF阿野真拓(16)が2020シーズンよりトップチームに昇格することを発表した。
栃木県出身の阿野は、ヴェルディS.S.小山ジュニアユースから東京ヴェルディユースに加入。158cmと小兵ながら卓越した左足の技術と戦術眼を兼ね備える逸材アタッカーは、1年次からユースで主力を担うとともにトップチームの練習試合でもゴールを記録していた。また、昨年にはU-16日本代表にも選出されていた。
昨年、高校3年生での飛び級昇格を果たしたMF山本理仁を超える2段階での飛び級となった阿野は、クラブ公式サイトを通じて以下のようなコメントを残している。
「東京ヴェルディを日本一にするために力を尽くします。応援よろしくお願いします」
栃木県出身の阿野は、ヴェルディS.S.小山ジュニアユースから東京ヴェルディユースに加入。158cmと小兵ながら卓越した左足の技術と戦術眼を兼ね備える逸材アタッカーは、1年次からユースで主力を担うとともにトップチームの練習試合でもゴールを記録していた。また、昨年にはU-16日本代表にも選出されていた。
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宮崎が東京VのMF阿野真拓を期限付き移籍で獲得「チームのために全力で戦います」
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4連勝の宮崎が17位浮上! FC大阪は4位沼津に競り勝ち昇格PO圏内へ【明治安田J3第28節】
15日、明治安田J3リーグ第28節の3試合が各地で行われた。 残留を争う19位テゲバジャーロ宮崎(勝ち点25)は、8位FC琉球(勝ち点39)をホームに迎えた一戦。前半から複数のチャンスを作ったのは宮崎だったが、決めきれず0-0で折り返す。 すると50分、右サイドへのロングボールから阿野真拓が左足を振り抜いて宮崎がついに均衡を打破。反撃を許さなかったホームチームは88分に武颯が追加点を奪い、2-0で完封勝利。4連勝の宮崎は17位に上がり、敗れた琉球は12位に転落した。 4連敗中の4位アスルクラロ沼津(勝ち点43)は、昇格プレーオフ圏内を目指す9位FC大阪(勝ち点38)とホームで対戦。前半は左CKから美馬和也の強烈なボレーがあったFC大阪だが、クロスバーに嫌われ、ゴールレスで前半を終える。 それでも58分、左クロスの2次攻撃から武井成豪がヘディングシュートを叩き込みアウェイチームが先制。同点を目指した沼津だったが、GK永井建成を破れず4連敗。勝利したFC大阪は2連勝で昇格プレーオフ圏内の6位に浮上した。 7位福島ユナイテッドFC(勝ち点39)は14位ガイナーレ鳥取(勝ち点31)とのホームゲーム。鳥取は立ち上がり、こぼれ球に詰めた伊川拓のゴールで幸先良く先制するが、福島もショートコーナーの流れから森璃太が流し込み、すぐさま追いつく。 しかし、24分に富樫佑太がこぼれ球を押し込んで鳥取が再び勝ち越し、前半アディショナルタイムには松木駿之介が左足を振り抜いて3点目。鹿児島は後半アディショナルタイムにPKから一矢報いたが、2-3で試合終了。勝利した鳥取が1つ順位を上げた。 ◆明治安田J3リーグ第28節 ▽9/15(日) 福島ユナイテッドFC 2-3 ガイナーレ鳥取 アスルクラロ沼津 0-1 FC大阪 テゲバジャーロ宮崎 2-0 FC琉球 ▽9/14(土) いわてグルージャ盛岡 1-2 ヴァンラーレ八戸 FC岐阜 1-2 SC相模原 カターレ富山 3-2 Y.S.C.C.横浜 ツエーゲン金沢 1-3 カマタマーレ讃岐 大宮アルディージャ 3-0 ギラヴァンツ北九州 AC長野パルセイロ 1-1 奈良クラブ FC今治 1-1 松本山雅FC 2024.09.15 21:24 Sun東京ヴェルディの人気記事ランキング
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東京ヴェルディのDF千田海人が、J1デビューを果たした川崎フロンターレとの再戦に臨む。 2023年にブラウブリッツ秋田から東京Vに加入した千田は、加入1年目となった昨シーズンにセンターバックのバックアッパーとして16年ぶりのJ1昇格に貢献。 加入2年目となった今シーズンは明治安田J1リーグ第2節の浦和レッズ戦でベンチ入りを果たして以降はベンチ外が続いていたが、4月20日にアウェイで行われた第9節の川崎F戦(0-0△)で、29歳でのJ1デビューを果たした。 その一戦ではJ1屈指のクオリティを誇る攻撃陣を相手に出色のパフォーマンスを披露し、デビュー戦での勝利はならずも今季リーグ戦で初のクリーンシートをもたらした。 この活躍をきっかけにレギュラーを掴むと、夏場に一時ポジションを失ったものの、ここまでリーグ戦25試合に出場。[3-4-2-1]のディフェンスラインの中央で、DF谷口栄斗とともに守備の統率者として安定したパフォーマンスを見せている。 そして、30日に味の素スタジアムで行われる第37節ではキャリアのターニングポイントとなった相手との再戦に臨む。 強靭なフィジカルを生かした地対空の対人戦を最大の特長としながらも、ディフェンスリーダーらしい冷静さを併せ持ち、一喜一憂しない落ち着いた性格の186cmのDFは、J1デビューから7カ月を経ての再戦に向けて「目の前の一試合として戦います」と、あくまで普段通りの意識で臨む構えだ。 とはいえ、3バック変更後初めて対戦し、今季のチームのターニングポイントになったヴィッセル神戸との対戦を引き合いに出しつつ、「個人の話をするのであれば、あの試合から出始めて僕自身も今年の試合のなかでいろいろな成長ができた部分もある」、「個人的な部分も含め結果に結び付けられれば、チームも良くなっていくと思いますし、そこの部分をしっかりとピッチで見せられれば」と、あくまで主語は“チーム”であるものの、川崎Fを相手に個人としても成長を実感できるような試合を見せたいと語った。 その前回対戦からは東京Vが布陣を変更した一方、対戦相手もメンバーの入れ替えに加え、プレースタイルの部分でマイナーチェンジが図られている。 その対戦相手の印象について千田は「低いところでも繋ぐ感じを見せながら、意外とシンプルに前線を使ってくるところは使ってくる」と若干の変化を感じながらも、「フロンターレの良さというところをずっと選手が意識しながらやっているイメージ。ボランチも自由に動いていますし、サイドにもいい選手がいる。そこで自分たちも苦しめられると思うので、しっかり分析しながら相手の良さを消したい。あとはずっと相手のペースにさせず、自分たちがボールを握れる時間帯をたくさん作れればと思います」と、根本的な部分では大きな変化はないとみている。 前回対戦で見応え十分のマッチアップを見せたFWエリソン、後半戦に入って完全にゴールスコアラーとして覚醒し、得点ランキング4位の16ゴールを挙げるFW山田新ら多士済々の相手攻撃陣に対しては「キープ力があり、周りとの関係性もいい。2人とも個人でシュートまで持っていける選手」とその能力の高さを改めて警戒。その上で「しっかりと後ろでコミュニケーションを取りながら対応したい」としている。 一方、攻撃面ではシステム上のミスマッチでの優位性の作り方、攻撃的なサイドバックの背後、切り替えの攻防といった部分がキーになるとみている。 「あまり長いボールを蹴ってこないので、そこのところでの切り替えを高い意識でやらせるのと、しっかりリスクマネジメントをしながら、そこを前の選手にやってもらうというところにこだわっていきたいと思います。あとはサイドバックの裏のスペースをどう使っていくか」 また、直近のホームゲーム3試合では前半の比較的早い時間帯の失点が続いており、チームとしては大きな改善点だ。 その点について千田も「一番大事な時間帯で失点してしまうと、やっぱり試合は難しく進んでしまう。前回も相手のストロングのところでやられているので、ちゃんと全員が危機感を持って対応していくというところを、より一層引き締める必要があります」と、毎試合のことながら入りの改善を訴えた。 最後に、千田はホーム最終戦に向けて「J1に上がって初めての年でどういうふうに終わっていくかということはヴェルディの来年にも繋がると思いますし、そういう部分でこの2試合は大事。サポーターの方にとっては今年の締めくくりだと思いますし、やっぱりいい形で『今年ヴェルディを応援してきてよかったな』、『見ていておもしろいな』とか、何か感じてもらえるような試合やプレーを見せられたらいいなと思うので、最後は勝って終わりたいです」と、ファン・サポーターに勝利を誓った。 2024.11.29 20:00 Fri4
「魂の入ったゲームを」川崎Fとのホーム最終戦に臨む東京Vの城福監督、「このチームの財産」サブ組への思い語る
東京ヴェルディの城福浩監督が、30日に味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第37節の川崎フロンターレ戦に向けた会見を実施した。 東京Vは前節、ヴィッセル神戸とのホームゲームを1-1のドローで終えた。昨シーズンの王者相手のシーズンダブル達成はならずも、熾烈な優勝争いの主役を演じる首位チーム相手に堂々たるパフォーマンスをみせ、小さくない手応えを得た。 インターナショナルマッチウィークの中断に加え、先週末は天皇杯決勝の開催に伴いリーグ戦がなく、その前節から約20日と、中17日での開催となった神戸戦に続き長い間隔が空いたなか、今節は13位の川崎Fとのホーム最終戦に臨む。 その中断期間ではサブ組が松本山雅FCとのトレーニングマッチを戦った一方、主力組はトレーニングマッチを行わず、より強度の高いトレーニングとオフを繰り返す形でのコンディション調整となった。 そういった影響もあり、今週行われた紅白戦では残り2試合でのリーグ戦出場を貪欲に狙うサブ組が主力組を圧倒するパフォーマンスを見せたが、それはチームにとっても常日頃からチーム内でのハイレベルの競争を促す指揮官にとっても歓迎すべきものになったという。 「自分たちはちょっとゲームから離れていたので、昨日も紅白戦は本当に久しぶりにやったというか、リーグ戦に出ているメンバーは本当に久しぶりにゲームサイズでプレーをしたので、いろんなものがちょっと見えたというか、しっかりと自分たちが戦える準備という意味ではサブが相当優勢だったので、いい紅白戦の振り返りができました」 16年ぶりのJ1での戦いながら、当初の目標だった残留を早々に成し遂げるなど、終盤戦においてチームとして安定したパフォーマンスを見せた上、負傷による離脱者が極端に少ないこともあり、終盤戦では18人のベンチ入りメンバーも固まりつつある。 通常であれば、控え組のモチベーションやコンディションの維持は難しいが、「日本一のトレーニング」を標榜し、主力組も「このトレーニングをやっていれば成長できる」と口々に語る“エクストラ”と呼ばれる基礎技術の向上や、個々の課題克服を目的としたトレーニングに励む選手たちはブレることなく自身の成長だけに矢印を向け、紅白戦でのパフォーマンスを含めチームに良い刺激を与えている。 その点について指揮官は「今年のチームのストロングのひとつ」と語り、一人のサッカー人としてリスペクトする。 「サッカーというのは、11人しか選手をピッチに送り出せなくて、ベンチには18人しか入れられない。そこに立てない選手が質も量も追い求めて、一生懸命やればやるほど、また入れなかったときの悔しさというのは、僕らが想像できないものがあると思います。もちろんチームには勝ってほしいと思っているし、自分の出番が回ってきてほしいと思っていると思いますけど、いろんなものと戦いながら歯を食いしばってやる。それこそが成長に繋がるというふうに自分で思わないとあれだけできないなと思います」 「もちろんコーチ陣がそこはサポートしながらオーガナイズしていますけど、取り組む姿勢に関しては、このチームのひとつのストロング。彼らを見ていて、先発で試合に出ている選手たちが力を抜けるはずがない。それぐらいの刺激あるいは精神的な緊張感というのをチームにもたらしてくれている存在だと思います」 「できれば、そういう選手たちをピッチに送り込みたいと思いますし、そこはフェアに見てあげたいと思いますけども、少なくともそのチャンスがなかなか巡ってこなくてもやり続けている選手がいるということ。それがあと何節とかに関係なくやり続けられるチームの雰囲気を保てていることというのは、本当に今年のチームのストロングのひとつかなと思います」 そういった日頃からの姿勢、城福監督の就任以降クラブ伝統の巧さ、遊び心のあるプレーに加え、ハードワークや闘う姿勢、泥臭さによって成功を収めているトップチームのスタイルは、下部組織にも影響を及ぼしている印象だ。 とりわけ、先日に行われた『2024Jユースカップ 第30回Jリーグユース選手権大会』で、28年ぶり3度目の優勝を果たした東京ヴェルディユースがサンフレッチェ広島F.Cユース相手の決勝で見せたプレーは、現トップチームの戦いぶりを彷彿とさせるものだった。 城福監督は「自分たちが影響を及ぼしているというような上から目線で言うような立場ではない」としながらも、常にアカデミーの指導者・スタッフに惜しみなくトップチームのノウハウをオープンに公開しているなかで、そういった影響がアカデミー全体にポジティブなものをもたらしているのであれば、一人の指導者としてうれしいことだと、あくまで控えめに語ってくれた。 「自分たちは全部をオープンにしているので、アカデミーのスタッフは練習をいつ見に来てもらってもいいし、ミーティングもいつ出てもらってもいいというふうにしているので、来られるときにはそれこそユースのスタッフやジュニアユースのスタッフもミーティングに参加しています」 「特にフィードバックのときというのは、勝とうが負けようが我々が何を大事にしているかというのはずっと言い続けてきていると。それを聞いてくれているスタッフがいて、(アカデミーの)選手にうまく伝えてくれている部分がひょっとしたらあるのかなと思います」 「我々の戦い方を見て、J2も含めてJ2から上がってきたときの最初の苦戦の仕方とか、そこからアジャストしていくプロセスを見て、アカデミーの選手たちも各々に感じるものがあってくれたらうれしいなと思いますし、彼らが自分で考えて、あるいはスタッフといろんな相談をしながら、個やチームの成長に取り組んでいってくれていると、その部分で我々が刺激のひとつになってくれているということであれば、すごくうれしいことだなと思います」 そういったアカデミーの成功にも刺激を受けつつ、残り2試合では他力本願は承知のことながら「自分たちに矢印を向けてやり続ければ、何かが起こる可能性もあるというのは、みんなわかっている」と、4位フィニッシュで出場権を得られるAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)も視野に入れながら、勝ち点6獲得を目指す。 順位は自分たちより下位ながらも、クラブ規模、スカッドにおいて格上と言える川崎Fとの対戦に向けては、「個のスキルのレベルは本当に高い」と警戒。 「日本人も外国籍の選手も個のスキルと、特徴というのが明確ななかで、特徴が違うということは出る選手によって、見せる表情が違うというか、サッカーの多く出るシーンというのがちょっと変わってくる。それに合わせられる、そういう選手のストロングを周りが出してあげられるスキルがあるので、ここは本当に注意しないと、フロンターレはどういうふうにポジションを取って、こういうふうにボールを回してくるというふうな決め付けができない。それがフロンターレの強みかなと思います」 会見実施時点でホームゴール裏が完売するなど、ファン・サポーターの大きな期待のなかで戦うホーム最終戦では、ある意味で今季の集大成を披露する戦いとなるが、指揮官は「こういうふうなサッカーができたから、どうぞ見てくださいなんて心境ではない」と、前述の紅白戦や控え組に改めて触れながら、見栄えのいいプレーではなく、あくまで泥臭いプレーで愚直に結果を求めたいと語った。 「紅白戦で言えば、試合の先発で出る可能性の高い選手たちよりも、そうではない色のビブスの方が断然いい。これは2つの見方があって、何かを勝ち取ったとか、もう自分はレギュラーだろうとか、J1で通用するようになったとか。そういう思いでピッチに立てば、それはそういう思いではない選手たちにコテンパンにやられる」 「だから我々はそれぐらいギリギリのなかで試合をしてきているということ。格段に個のレベルが上がって、チーム力が格段に上がったかというと、それはいつも言うように牛歩のごとく前には進んでいますけど、何かをきっかけに何かが緩むと、それはもう途端に落ちる。それぐらいギリギリのところで自分たちがやってきているということを思い出させてくれるのが、サブ組なんですよ。個人的にそれはこのチームの財産だと思います」 「実際に試合が始まって、『そうだったな』と痛い目にあって思い出すのではなくて、その準備のプロセスのなかで我々の練習場のなかで思い出せる。本来それも含めてサポーターに見せたいぐらいですけど、実際にはそこから選ばれた11人や18人しか、我々の意思を見せることはできないわけで、選手たちがそういう思いも汲んで、魂の入ったゲームをしてもらうというところだと思います」 「ホーム最終戦が素晴らしい空気感で終われば、これはまた来年にも繋がることだと思うので、勝って終わるのが一番いい終わり方なので、とにかく勝ち点3を目指したいです」 2024.11.29 18:45 Fri5