デ・ロッシが現役引退へ…ボカ退団は決定的に

2020.01.07 02:32 Tue
Getty Images
ボカ・ジュニアーズに所属する元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ(36)が現役引退を決断した模様だ。イタリア『gianlucadimarzio』が伝えている。

昨シーズン限りで生まれ育ったローマを退団し、ローマの元同僚DFニコラ・ブルディッソ氏がスポーツ・ディレクター(SD)を務めるアルゼンチン屈指の名門ボカ・ジュニアーズに電撃加入したデ・ロッシ。

熱烈な歓迎を受けて加入したボカではデビュー戦となった国内カップのアルマグロ戦でいきなりゴールを挙げる鮮烈なデビューを飾ったが、以降はローマ時代から悩まされているヒザのケガによって公式戦6試合の出場に留まっていた。
そして、このケガやボカの大幅なクラブ刷新の影響などを受けて、デ・ロッシは2020年6月までとなっているボカとの契約解消とともに現役引退を決断したようだ。

『gianlucadimarzio』の伝えるところによれば、デ・ロッシはすでにボカサイドに契約解消の意思を伝えてイタリアに帰郷しており、今後数日以内に自身の将来に関する決断を改めてアナウンスする予定だという。
また、この報道を裏付けるようにアルゼンチンメディアはボカが現地時間6日19時にデ・ロッシの去就に関する公式会見を行うと報じている。

なお、デ・ロッシの現役引退後に関しては実の父親であるアルベルト・デ・ロッシ氏の後任としてローマのプリマヴェーラの監督に就任することが既定路線だという。

デ・ロッシは幼少期からローマ一筋のキャリアを歩み、2000年のトップチーム昇格以降、在籍18年間で公式戦616試合に出場し63ゴールを記録。在籍期間に獲得したタイトルは、2006-07シーズン、2007-08シーズンの2度のコッパ・イタリア制覇のみだが、“ローマの象徴”である元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティに次ぐ、クラブ歴代最多出場記録を持つ生けるレジェンド。

また、2004年にデビューしたイタリア代表としては通算117試合に出場し21ゴールを記録。8つの国際メジャー大会に出場し、2006年のドイツ・ワールドカップでは世界王者の一員となっていた。

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