「インハイに負けてから…」青森山田の主将MF武田英寿、苦悩を語る《高校サッカー選手権》

2020.01.02 23:45 Thu
©超ワールドサッカー
浦和レッズへの加入が内定している青森山田高校のMF武田英寿(10/3年)が、苦労した期間があったことを認めている。

2日に行われた第98回全国高校サッカー選手権大会2回戦の青森山田(青森県代表)vs米子北(鳥取県代表)は、6-0で青森山田が勝利した。

前回王者の主将として臨んだ武田は、常に厳しいマークを受けながらも後半開始直後、待望の追加点を記録し、試合に安定感をもたらした。また、FKからも得点を演出した他、試合終盤のPKをきっちりと決め切り、2得点の活躍で3回戦進出に貢献した。
青森山田にとっての初戦。素晴らしい好発進となったが、ここにたどり着くまでには、困難があったと武田が思い返している。「(一番苦しかった時期は)インターハイ(の3回戦の北越戦)で負けてから、プレミアリーグでも5試合勝利がなくて、その時期からだと思っています」

そこから現在の状態に回復するきっかけとなったことを明かした。「プレミアで勝てずに選手権の県予選を向かえることになって、そういうことからモチベーションが凄く高くなりました。やれてたことができなくなっていたことをもう一回、初心に返ってやることをチームで意識して選手権の県予選から改善してやるようになったと思います」
連覇へのプレッシャーを一段と受ける主将は、「短い期間での対戦になるので、コンディションは絶対に万全の状態で臨まないといけないなと思います。最後まで1試合、1試合、成長して優勝に近づいていきたいと思います」と冷静に今大会を分析しつつ、明確な目標を示した。

3日に行われる3回戦の相手は、インターハイ準優勝校の富山第一(富山)。青森山田にとって真価が問われる一戦となる中、主将の武田はどんなプレーを見せてくれるだろうか。

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