レーティング:レスター・シティ 0-4 リバプール《プレミアリーグ》
2019.12.27 06:54 Fri
プレミアリーグ第19節、レスター・シティvsリバプールが26日にキング・パワー・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが4-0で快勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽レスター・シティ採点

GK
1 シュマイケル 5.5
一度危うい飛び出しがあったが、それ以外は堅実な対応が光った。ビルドアップの場面でも大きく蹴らずにうまく繫ぐ場面もあった
DF
21 リカルド・ペレイラ 5.5
対面のマネに決定的な仕事はさせず。守備面では粘りが光ったが、持ち味の攻撃面で存在感を示せず
6 エバンス 5.0
クロス対応は問題なかったが、相手のスピーディーな攻撃に手を焼いた
4 ソユンク 6.0
不運なハンドでPK献上も球際の強さと抜群の読みで相手の強力なアタックを水際で防いだ。とりわけ、カバーリングの精度が素晴らしかった
サラーとアーノルドのコンビに手を焼き押し下げられた。ビルドアップの局面でも明らかに圧力を感じていた
MF
15 バーンズ 5.0
守備でかなりハードワークを見せたが、攻撃面でクオリティを欠く場面が目立った
(→オルブライトン 5.5)
前任者と同じ役割を全う
26 プラート 5.0
前半からフルパワーでプレーし守備で勤勉さを見せたが、全体的な粗さが目立った
(→アジョセ・ペレス 5.0)
大勢が決していた中、できる仕事はほぼなかった
25 エンディディ 6.0
強度の高い守備にキープ力、的確な散らしと個人としては上々の出来だった
8 ティーレマンス 5.0
球際の勝負で劣勢に。可能性を感じさせるプレーは幾度か見せていた
10 マディソン 5.0
見せ場はなくもなかったが、百戦錬磨の相手に終始劣勢に。フラストレーションが溜まる試合に
(→チョードリー -)
FW
9 ヴァーディ 5.5
良い形でボールが入る場面が少ない中でも得意の駆け引きやアグレッシブなプレーで存在感は示していた
監督
ロジャーズ 5.0
普段と比べて取り立てて悪い出来ではなかったが、チーム全体のクオリティの差が結果に表れた
▽リバプール採点

GK
1 アリソン 6.0
枠内シュートがほぼなく難しい仕事は皆無。背後のケアや足下の技術で見せ場を作った
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 8.5
1ゴール2アシストの圧巻パフォーマンス。世界最高峰のキック精度で相手守備を蹂躙
12 J・ゴメス 6.5
持ち味のスピードを生かしてファン・ダイクと共にヴァーディをうまく封じ切った。ビルドアップでも堅実なプレーを心掛けた
4 ファン・ダイク 6.5
ほぼ完璧な対応でクリーンシートに貢献。フィードの質も素晴らしかった
26 ロバートソン 6.5
守備での安定感に加え、攻撃時は精度の高いクロスと果敢な飛び出しで良いアクセントを付けた
MF
5 ワイナルドゥム 6.5
地味ながら攻守両面で気の利いた仕事、プレー精度の高さが随所に出ていた
14 ヘンダーソン 7.0
守備面では的確な潰しをみせ、攻撃時は安定感のある捌きと高精度のサイドチェンジで中盤をコントロール
(→ララナ -)
8 N・ケイタ 6.5
豊富な運動量を武器に攻守両面で多くの仕事量をこなした。要所で持ち味のトリッキーなプレーも披露
(→ミルナー 6.5)
PKによるゴールと3点目に繋がるボール奪取をみせ、途中出場として満点の出来
FW
11 サラー 6.0
幾度か決めるべき場面があったものの、鋭い仕掛けで相手の脅威となった
(→オリジ 5.5)
決定的な仕事はなかったが、与えられた役割をきっちりこなした
9 フィルミノ 7.5
貴重な先制点とダメ押しの3点目を奪取。守備時はファーストディフェンダーとして機能し、持ち味の利他的な仕事も光った
10 マネ 6.5
4点目をアシスト。前半はややおとなしかったが、後半はカウンターの起点として存在感
監督
クロップ 7.0
過密日程を吹き飛ばす完璧なパフォーマンス。世界王者に相応しい快勝劇に導いた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
アレクサンダー=アーノルド(リバプール)
今や世界最高の右サイドバックとも評される21歳の若武者が重要な頂上決戦で圧巻の輝きを放った。驚異的な精度とアイデアを駆使したクロスやパスで相手の堅守を無効化し、伸びしろを残す守備においてもソリッドなパフォーマンスを継続した。
レスター・シティ 0-4 リバプール
【リバプール】
フィルミノ(前31)
ミルナー(後26)【PK】
フィルミノ(後29)
アレクサンダー=アーノルド(後33)
▽レスター・シティ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 シュマイケル 5.5
一度危うい飛び出しがあったが、それ以外は堅実な対応が光った。ビルドアップの場面でも大きく蹴らずにうまく繫ぐ場面もあった
DF
21 リカルド・ペレイラ 5.5
対面のマネに決定的な仕事はさせず。守備面では粘りが光ったが、持ち味の攻撃面で存在感を示せず
クロス対応は問題なかったが、相手のスピーディーな攻撃に手を焼いた
4 ソユンク 6.0
不運なハンドでPK献上も球際の強さと抜群の読みで相手の強力なアタックを水際で防いだ。とりわけ、カバーリングの精度が素晴らしかった
3 チルウェル 5.5
サラーとアーノルドのコンビに手を焼き押し下げられた。ビルドアップの局面でも明らかに圧力を感じていた
MF
15 バーンズ 5.0
守備でかなりハードワークを見せたが、攻撃面でクオリティを欠く場面が目立った
(→オルブライトン 5.5)
前任者と同じ役割を全う
26 プラート 5.0
前半からフルパワーでプレーし守備で勤勉さを見せたが、全体的な粗さが目立った
(→アジョセ・ペレス 5.0)
大勢が決していた中、できる仕事はほぼなかった
25 エンディディ 6.0
強度の高い守備にキープ力、的確な散らしと個人としては上々の出来だった
8 ティーレマンス 5.0
球際の勝負で劣勢に。可能性を感じさせるプレーは幾度か見せていた
10 マディソン 5.0
見せ場はなくもなかったが、百戦錬磨の相手に終始劣勢に。フラストレーションが溜まる試合に
(→チョードリー -)
FW
9 ヴァーディ 5.5
良い形でボールが入る場面が少ない中でも得意の駆け引きやアグレッシブなプレーで存在感は示していた
監督
ロジャーズ 5.0
普段と比べて取り立てて悪い出来ではなかったが、チーム全体のクオリティの差が結果に表れた
▽リバプール採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アリソン 6.0
枠内シュートがほぼなく難しい仕事は皆無。背後のケアや足下の技術で見せ場を作った
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 8.5
1ゴール2アシストの圧巻パフォーマンス。世界最高峰のキック精度で相手守備を蹂躙
12 J・ゴメス 6.5
持ち味のスピードを生かしてファン・ダイクと共にヴァーディをうまく封じ切った。ビルドアップでも堅実なプレーを心掛けた
4 ファン・ダイク 6.5
ほぼ完璧な対応でクリーンシートに貢献。フィードの質も素晴らしかった
26 ロバートソン 6.5
守備での安定感に加え、攻撃時は精度の高いクロスと果敢な飛び出しで良いアクセントを付けた
MF
5 ワイナルドゥム 6.5
地味ながら攻守両面で気の利いた仕事、プレー精度の高さが随所に出ていた
14 ヘンダーソン 7.0
守備面では的確な潰しをみせ、攻撃時は安定感のある捌きと高精度のサイドチェンジで中盤をコントロール
(→ララナ -)
8 N・ケイタ 6.5
豊富な運動量を武器に攻守両面で多くの仕事量をこなした。要所で持ち味のトリッキーなプレーも披露
(→ミルナー 6.5)
PKによるゴールと3点目に繋がるボール奪取をみせ、途中出場として満点の出来
FW
11 サラー 6.0
幾度か決めるべき場面があったものの、鋭い仕掛けで相手の脅威となった
(→オリジ 5.5)
決定的な仕事はなかったが、与えられた役割をきっちりこなした
9 フィルミノ 7.5
貴重な先制点とダメ押しの3点目を奪取。守備時はファーストディフェンダーとして機能し、持ち味の利他的な仕事も光った
10 マネ 6.5
4点目をアシスト。前半はややおとなしかったが、後半はカウンターの起点として存在感
監督
クロップ 7.0
過密日程を吹き飛ばす完璧なパフォーマンス。世界王者に相応しい快勝劇に導いた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
アレクサンダー=アーノルド(リバプール)
今や世界最高の右サイドバックとも評される21歳の若武者が重要な頂上決戦で圧巻の輝きを放った。驚異的な精度とアイデアを駆使したクロスやパスで相手の堅守を無効化し、伸びしろを残す守備においてもソリッドなパフォーマンスを継続した。
レスター・シティ 0-4 リバプール
【リバプール】
フィルミノ(前31)
ミルナー(後26)【PK】
フィルミノ(後29)
アレクサンダー=アーノルド(後33)
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