柏、下部組織出身のMF仲間隼斗を岡山から獲得! 今季J2リーグ40試合で15ゴール

柏レイソルは26日、ファジアーノ岡山のMF仲間隼斗(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。柏下部組織出身の仲間は、ロアッソ熊本でプロキャリアをスタートさせるとカマタマーレ讃岐を経て、2018年に岡山へ加入。今シーズンは明治安田生命J2リーグ40試合で15ゴールの成績を収めていた。10年ぶりに柏へ帰還する仲間は、両クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
◆柏レイソル
「このたび、ファジアーノ岡山から加入することになりました仲間隼斗です。自分のひとつの目標であった日立台という最高の舞台でプレーできることを嬉しく思います。レイソルが王者になるために、自分自身さらなる高みを目指し、誠心誠意、猪突猛進で日々の練習から100%でやっていきたいと思います」

「レイソルの選手にとって、ファン･サポーターの皆様は最強の味方だと昔から知っています。共にレイソルを強く、最高のチームにしていきましょう!よろしくお願いします」◆ファジアーノ岡山
「このたび、柏レイソルに移籍することになりました。岡山での二年間は、とても濃厚な日々でした。二年前、自分は成長するために岡山に来ました。常に手を抜かず、厳しくやってきたつもりです。しかし、上手くいかず結果が出なかったり、チームに迷惑をかけてしまうこともありました。人生で初めて、サッカーを辞めてしまおうかと考えたこともありました」

「しかし、練習場に行けばこんな自分にもいつも声をかけてくださるファン・サポーターの方や、スタジアムでは他のどのチームにも負けない熱い応援が、いつも自分を奮い立たせ勇気をくれました。いつしか自分の成長ということよりも、心の底から自分のプレーやゴールで皆さんに喜んでもらい、恩返しをしたい。このチームでJ1に行きたい。その一心でここまでプレーしてきました」

「自分の力不足で、皆さんとJ1の景色を見ることができず、とても悔しいです。今回の決断は本当に悩みましたが、自分のサッカー人生をかけて新たなステージに挑んでいきますので、応援していただけましたら幸いです。いつも辛い時に力をくれたファン・サポーターの皆さんには、どれほど感謝してもしきれません。岡山に関わる全ての皆さま、二年間本当にありがとうございました」