【プレミア注目プレビュー】トップ4を懸けた今季最初のロンドン・ダービーは師弟対決《トッテナムvsチェルシー》
2019.12.22 12:00 Sun
プレミアリーグ第18節、トッテナムとチェルシーによる“ロンドン・ダービー”が日本時間22日25:30にトッテナムホットスパー・スタジアムでキックオフされる。チェルシー時代に多くのタイトルを共有したモウリーニョ監督、ランパード監督の師弟対決となった4位のチェルシー(勝ち点29)と、5位のトッテナム(勝ち点26)による、トップ4の座を懸けた今季最初のダービーだ。
なお、昨シーズンのリーグ戦での対戦成績は1勝1敗のイーブンだが、EFLカップ準決勝では同じく1勝1敗もPK戦の末にチェルシーが勝ち上がりを決めている。なお、ウルブス戦でのヌーノ監督との師弟対決に続き、今節もランパード監督との師弟対決となるモウリーニョ監督だが、ユナイテッド指揮官時代の昨季EFLカップで実現した初対決ではPK戦の末に敗れており、教え子に対してリベンジに燃えているはずだ。
▽トッテナム予想スタメン

GK:ガッサニーガ
DF:オーリエ、ダビンソン・サンチェス、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン
MF:ムサ・シソコ、ダイアー
MF:ルーカス・モウラ、デレ・アリ、ソン・フンミン
FW:ケイン
負傷者:GKロリス、フォルム、DFベン・デイビス、MFラメラ、エンドンベレ
出場停止者:なし
スタメンに関してはモウリーニョ体制移行の鉄板になりつつある前述のメンバーを予想したが、ルーカス・モウラかダイアーに代わってウィンクスがメンバー入りする可能性もありそうだ。
▽チェルシー予想スタメン
GK:ケパ
DF:アスピリクエタ、リュディガー、ズマ、エメルソン
MF:カンテ、ジョルジーニョ、コバチッチ
FW:ウィリアン、エイブラハム、プリシッチ
負傷者:DFトモリ、MFロフタス=チーク、FWジルー
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはマッチフィットネスに問題を抱えるロフタス=チークと、軽傷を抱えるトモリとジルーに関して欠場の可能性がある。
スタメンに関しては攻守に戦える3センターハーフと3トップの人選に大きな変更を施す可能性は低く、せいぜいマウントが先発に入るか否かというぐらいだ。その一方で注目されるのが最終ラインの人選。センターバックはリュディガーの相棒にトモリかズマ、サイドバックではここ最近出場機会を減らしているリース・ジェームズを先発に戻し、アスピリクエタ(エメルソン)を左サイドバックで起用する形も予想される。
★注目選手
◆トッテナム:FWソン・フンミン

トッテナムの注目プレーヤーは“ソナウド”の愛称を新たに冠した韓国代表FWだ。ポチェッティーノ前体制下でもエースFWケインと共にコンスタントな活躍を見せてきたソン・フンミン。恩師の電撃解任によって一時は去就問題が囁かれたものの、モウリーニョ新体制においても公式戦2ゴール5アシストと抜群の存在感を放つ。
新体制移行後は攻撃時に高い位置を取る左ウイングバックのポジションから縦に仕掛けてのクロスや、左シャドーに入る盟友デレ・アリとのコンビネーションで中に切り込んでいく新たな役割を担い、より広いスペースを与えられた中でその突破力が生きている。先日のバーンリー戦では自陣ボックス付近から6人の相手DFを次々にかわす圧巻のソロゴールをみせ、モウリーニョ監督からバルセロナ時代のブラジル代表FWロナウドをモジった新たな愛称で激賞を受けた。今回の対戦相手チェルシーとのリーグ戦では昨年のMFジョルジーニョを振り切る圧巻のソロゴールが印象深い一方、通算8戦2ゴールと同クラブを得意とするデレ・アリやケイン、MFエリクセンほどの存在感を示すことができていない。そのため、今回のダービーでは前述の3選手を食うような主役級の働きを期待したい。
◆チェルシー:FWタミー・エイブラハム

チェルシーの注目プレーヤーはチーム得点王のエイブラハムだ。主力として初めて臨むプレミアリーグの舞台で16戦11ゴールと圧巻の活躍を続ける“ドログバの後継者”。ポストワークに課題を残す一方、個での打開や多彩なゴールパターンとここまでその特大のポテンシャルを見事に発揮している。
その一方で、序盤戦以降、唯一気がかりな点がビッグマッチにおける勝負弱さだ。CLでの2ゴールを含め、今季ここまで奪ったすべてのゴールがビッグ6やバレンシア、アヤックスといった強豪以外のゴールで、ビッグマッチになると途端に存在感を失う傾向が目に付く。そのため、自身初のダービーでは低迷するチームを勝利に導く活躍をみせ、リーグ得点王を争うレスターFWヴァーディのような勝負強さを身に着けたいところだ。
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前節、ウォルバーハンプトン相手に大苦戦を強いられながらも後半アディショナルタイムの劇的なゴールによってリーグ2連勝を飾ったトッテナム。モウリーニョ新体制移行後のリーグ5試合ではマンチェスター・ユナイテッドに唯一敗れたものの、バーンリー戦を除きいずれも接戦をモノにして4勝を積み上げており、勝負強さという部分で百戦錬磨の指揮官招へいの効果が出ている。また、ウルブス戦の勝利によってダービー前の4位チェルシーとの勝ち点差を「3」に縮めることに成功し、ホーム開催となるダービーで勝利できれば、得失点差の関係で今季初のトップ4圏内浮上が可能となっている。一方、11月中旬に行われたマンチェスター・シティ戦での敗戦によって連勝が「6」でストップして以降、直近5戦4敗と不振に陥るチェルシー。とりわけ、シティ戦を除きいずれも低迷していたウェストハム、エバートン、ボーンマスに低調な内容で敗れている点は気がかりだ。青年監督の下でアカデミー出身の若手を積極的に登用している中、対戦相手からの徹底した分析や、チャンピオンズリーグ(CL)とプレミアリーグというハイレベルの二足の草鞋を履く過密日程の影響は大きく、ここが踏ん張りどころだ。◆トッテナム◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
▽トッテナム予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ガッサニーガ
DF:オーリエ、ダビンソン・サンチェス、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン
MF:ムサ・シソコ、ダイアー
MF:ルーカス・モウラ、デレ・アリ、ソン・フンミン
FW:ケイン
負傷者:GKロリス、フォルム、DFベン・デイビス、MFラメラ、エンドンベレ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては守護神ロリス、ベン・デイビス、ラメラが引き続き欠場となる。フォルムとエンドンベレに関しては練習復帰を果たしたが、マッチフィットネスの問題でこのビッグマッチでの起用は見送られる見込みだ。
スタメンに関してはモウリーニョ体制移行の鉄板になりつつある前述のメンバーを予想したが、ルーカス・モウラかダイアーに代わってウィンクスがメンバー入りする可能性もありそうだ。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽チェルシー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ケパ
DF:アスピリクエタ、リュディガー、ズマ、エメルソン
MF:カンテ、ジョルジーニョ、コバチッチ
FW:ウィリアン、エイブラハム、プリシッチ
負傷者:DFトモリ、MFロフタス=チーク、FWジルー
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはマッチフィットネスに問題を抱えるロフタス=チークと、軽傷を抱えるトモリとジルーに関して欠場の可能性がある。
スタメンに関しては攻守に戦える3センターハーフと3トップの人選に大きな変更を施す可能性は低く、せいぜいマウントが先発に入るか否かというぐらいだ。その一方で注目されるのが最終ラインの人選。センターバックはリュディガーの相棒にトモリかズマ、サイドバックではここ最近出場機会を減らしているリース・ジェームズを先発に戻し、アスピリクエタ(エメルソン)を左サイドバックで起用する形も予想される。
★注目選手
◆トッテナム:FWソン・フンミン

Getty Images
トッテナムの注目プレーヤーは“ソナウド”の愛称を新たに冠した韓国代表FWだ。ポチェッティーノ前体制下でもエースFWケインと共にコンスタントな活躍を見せてきたソン・フンミン。恩師の電撃解任によって一時は去就問題が囁かれたものの、モウリーニョ新体制においても公式戦2ゴール5アシストと抜群の存在感を放つ。
新体制移行後は攻撃時に高い位置を取る左ウイングバックのポジションから縦に仕掛けてのクロスや、左シャドーに入る盟友デレ・アリとのコンビネーションで中に切り込んでいく新たな役割を担い、より広いスペースを与えられた中でその突破力が生きている。先日のバーンリー戦では自陣ボックス付近から6人の相手DFを次々にかわす圧巻のソロゴールをみせ、モウリーニョ監督からバルセロナ時代のブラジル代表FWロナウドをモジった新たな愛称で激賞を受けた。今回の対戦相手チェルシーとのリーグ戦では昨年のMFジョルジーニョを振り切る圧巻のソロゴールが印象深い一方、通算8戦2ゴールと同クラブを得意とするデレ・アリやケイン、MFエリクセンほどの存在感を示すことができていない。そのため、今回のダービーでは前述の3選手を食うような主役級の働きを期待したい。
◆チェルシー:FWタミー・エイブラハム

Getty Images
チェルシーの注目プレーヤーはチーム得点王のエイブラハムだ。主力として初めて臨むプレミアリーグの舞台で16戦11ゴールと圧巻の活躍を続ける“ドログバの後継者”。ポストワークに課題を残す一方、個での打開や多彩なゴールパターンとここまでその特大のポテンシャルを見事に発揮している。
その一方で、序盤戦以降、唯一気がかりな点がビッグマッチにおける勝負弱さだ。CLでの2ゴールを含め、今季ここまで奪ったすべてのゴールがビッグ6やバレンシア、アヤックスといった強豪以外のゴールで、ビッグマッチになると途端に存在感を失う傾向が目に付く。そのため、自身初のダービーでは低迷するチームを勝利に導く活躍をみせ、リーグ得点王を争うレスターFWヴァーディのような勝負強さを身に着けたいところだ。
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今季ゴール量産の前田大然にリバプールやアーセナルなどプレミアの複数クラブが関心か? 移籍金は48.3億円程度
今シーズンのセルティックで多大なる活躍を見せている日本代表FW前田大然(27)にプレミアリーグのビッグクラブが関心を持っているという。イギリス『TBR』が伝えた。 2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックに加入した前田。今シーズンは公式戦47試合で33ゴールを記録。スコティッシュ・プレミアシップでは16ゴールを記録し、得点ランキングトップに立つとともに、シーズンMVPの最終候補に残っている。 左ウイングを主戦場としていた前田は、1月に日本代表FW古橋亨梧がスタッド・レンヌへと完全移籍したことを受けて中央でのプレーが増えることに。すると一気にゴールを量産し、1つステップを登った形となっている。 前田とセルティックの契約は2027年夏までとなっており、ブレンダン・ロジャーズ監督も今夏の移籍の可能性を示唆していたが、プレミアリーグからの関心が高まっているという。 前田の獲得に関心を持っているのは、アーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナム・ホットスパーとのこと。さらに、アストン・ビラやブレントフォード、フルアム、クリスタル・パレス、ウェストハム、リーズ・ユナイテッドなども興味を持っているという。 前田の移籍金は約2500万ポンド(約48億3000万円)と見られており、プレミアリーグのクラブであれば手が出せる金額。前田自身は「ここにいる間は、常にセルティックのために戦い、プレーしたいと思っています。チームのために集中してプレーし続けたいです」と、セルティックのためにプレーすることを口にしていたが、セルティックが最後のクラブになるかという質問には「うーん、よく分かりません。難しい質問ですね」と、残留を明言せず、高みを目指していくことは間違いないと見られている。 2025.05.02 16:45 Fri3
無冠煽り、相手選手の模倣…プレミアリーグでは批判的・嘲笑的なゴールセレブレーションへの処罰が厳格に?
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