勝負強いカリアリ、土壇場同点弾で4位を死守!《セリエA》

2019.12.09 00:54 Mon
Getty Images
カリアリは8日、セリエA第15節でサッスオーロとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。

前節サンプドリア戦でも劇的な大逆転勝利を飾るなどここまで大健闘を見せて4位に位置するカリアリ(勝ち点28)は、ナインゴランやシメオネ、ジョアン・ペドロといった主力が先発となった。

前節ユベントスに引き分ける善戦を見せた14位サッスオーロ(勝ち点14)に対し、6分に失点する。ロングカウンターを受け、ジュリチッチのスルーパスに抜け出したベラルディにボックス右から右足でねじ込まれた。
早々に失点を喫したカリアリは20分に同点のチャンス。ロングスルーパスに抜け出したシメオネがボックス左に侵入してシュート。狙いすましたフィニッシュだったが、枠の右に外れた。

その後、30分にジュリチッチに決定的なシュートを許したカリアリは、36分に加点される。トルヤンにボックス右まで侵入されてマイナスにクロスを入れられると、ジュリチッチに押し込まれた。
2点ビハインドで迎えた後半開始6分、カリアリが1点を返す。ログのシュートのルーズボールをジョアン・ペドロがヘッドで押し込んだ。

しかし63分、トルヤンのクロスがボックス内のリコギアニスの手に当たったとしてPKを献上。だが、キッカーのベラルディがシュートをバーに当て助かった。

終盤にかけてはチャンスを作れず、このまま敗戦するかに思われたが、土壇場の90分に追いつく。中央でのパス交換からボックス右に侵入したラガツがネットを揺らした。前節に続いて勝負強さを見せ付けたカリアリが13戦負けなしとし、4位を死守している。

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