大宮ユース1期生、16年在籍のMF金澤慎が現役引退「言葉では表し切れない感謝でいっぱい」

2019.12.05 16:24 Thu
Getty Images
大宮アルディージャは5日、MF金澤慎(36)が今シーズン限りで現役引退することを発表した。

金澤は大宮のユース1期生で、2002年にトップチームへ昇格。開幕戦でプロデビューを果たすと、2002年8月には初ゴールを記録した。

2シーズン目は出場機会が減少すると、2006年、2007年は東京ヴェルディへと期限付き移籍を経験。2008年に復帰してからは大宮でプレーを続けた。守備的なポジションで、チームの窮地を救うなど、アカデミーから19年間にわたって在籍した大宮を支えたが、ここ2シーズンは出場機会がなかった。
J1リーグでは212試合に出場し5得点、J2リーグでは149試合に出場し9得点、リーグカップでは30試合に出場し2得点、天皇杯では27試合に出場し1得点を記録していた。金澤はクラブを通じてコメントしている。

「今まで支えてくださった皆さんへ」
「2019シーズンをもって現役を引退することを決断しました。シーズン終了後のご報告となり、申し訳ありません。チームがJ1昇格に向けて戦っている中で、プロ選手として最後までやり切り、貢献したいという気持ちがありました。そのため、クラブから提案いただいたホーム最終戦でのセレモニーではなく、このタイミングでのご報告にさせていただきました」

「今まで応援してくださった皆さん、お世話になった方々、育ててくれたクラブには、言葉では表し切れない感謝でいっぱいです。良いときも悪いときも経て、ここまで長く続けられたのは、皆さんのおかげです。これからは違った形で恩返ししていけたらと思います。本当にどうもありがとうございました」

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