ベイリーのドッペルパックに沈んだバイエルン、フリック体制初黒星《ブンデスリーガ》

2019.12.01 04:28 Sun
Getty Images
バイエルンは11月30日、ブンデスリーガ第13節でレバークーゼンをホームに迎え、1-2で敗戦した。
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前節デュッセルドルフ戦ではレヴァンドフスキの開幕からの連続ゴールが途切れたものの、4ゴールを奪っての快勝でリーグ戦2連勝とした3位バイエルン(勝ち点24)。首位ボルシアMGを1ポイント差で追走する中、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のツルヴェナ・ズヴェズダ戦ではCLでも連続ゴール中のレヴァンドフスキが4ゴールを挙げ6-0と圧勝。最終節のトッテナム戦を残して首位通過を決め、リーグ戦に集中できる環境となった中、ツルヴェナ戦のスタメンから4選手を変更、コマンやコウチーニョ、チアゴ、トリソに代えてキミッヒやミュラー、チアゴにペリシッチを起用した。CL2連勝で決勝トーナメント進出の望みが出てきた9位レバークーゼン(勝ち点19)に対し、最前線にレヴァンドフスキ、2列目に右からニャブリ、ミュラー、ペリシッチと並べる[4-2-3-1で臨んだバイエルンは、9分に最初のチャンス。ニャブリがディフェンスライン裏を突いてボックス左に侵入。しかし、シュートは左ポストに直撃した。
すると直後の1分後、フォラントのスルーパスに抜け出したベイリーにGKとの一対一を制され、レバークーゼンに先制された。

失点後、18分にニャブリがGK強襲のシュートを浴びせたバイエルンは、直後にもニャブリの折り返しからゴール前のミュラーに決定機が訪れるも、ヴェンデウの好ブロックにシュートを阻止された。
それでも、攻勢を続けたバイエルンは34分に追いつく。ルーズボールを拾ったミュラーがペナルティアーク中央から左足を振り抜き、ゴール右に突き刺した。

しかし35分、レバークーゼンにすかさず勝ち越される。フォラントのスルーパスでボックス左まで侵入したベイリーにゴール右へシュートを蹴り込まれた。

バイエルンが1点ビハインドで迎えた後半、51分にピンチ。ディアビのクロスからアミリに決定的なシュートを許したが、GKノイアーが好守で凌いだ。

その後、レヴァンドフスキやペリシッチに決定機が訪れたバイエルンは、60分にレヴァンドフスキとミュラーが立て続けに枠内シュートを浴びせるも、いずれもGKフラデツキーのファインセーブに阻まれた。

2点目が遠いバイエルンはコウチーニョとコマンを投入した中、77分にゴレツカのヘディングシュートが右ポストを直撃。

不運にも見舞われたバイエルンは、81分にターが退場したレバークーゼンを終盤にかけても圧倒したが、同点弾は生まれず1-2で敗戦。フリック体制初黒星を喫している。

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