「久保がいない?それならやりやすい」日本代表の組織力を警戒しリスペクトするベネズエラ代表監督《キリンチャレンジカップ2019》
2019.11.18 22:35 Mon
18日、キリンチャレンジカップ2019で日本代表と対戦するベネズエラ代表が、パナソニックスタジアム吹田で公式会見に臨んだ。日本とは、2018年11月16日、およそ1年前に大分の大分スポーツ公園総合競技場で対戦。この試合では日本代表のバスの到着が遅れるという、異例の事態が起きたが、試合は1-1のドローに終わった。
チームを率いるラファエル・ドゥダメル監督は、かつてアンダー世代の監督を務めており、直近では2017年に韓国で行われたU-20ワールドカップ(W杯)でも日本と対戦。日本とは多くの対戦経験がある。
試合を前にドゥダメル監督が会見で意気込みを語り、日本を高く評価しているとコメント。来年3月に開幕するカタールW杯南米予選に向けた最後の試合として、多くのことをテストしたいと語った。
◆ラファエル・ドゥダメル監督(ベネズエラ代表)
──明日の試合への意気込み
「みなさんこんばんは。私たちはこうして日本の大阪でFIFAの国際Aマッチデーを戦えて、とても嬉しく思っている」
「日本のようなレベルが高く、要求度も高いチームとこうして今年一年を締めくくることができて嬉しく思っている。そして、この試合を通じて良い結論を導き出して、来年の予選に向けて準備を整えていきたいと思う」
「我々の理想としては、今回の国際Aマッチデーでは2試合を戦いたかったが、残念ながらそれが実現できなかった。こうして日本と戦うことになったわけだが、そのチャンスを最大限に活かせるように我々も計画を立ててきた。そして今週を通じて行ってきたトレーニングについては非常に満足している」
「我々はここ数カ月間の間、11試合の親善試合の大半をアウェイで戦ってきたわけだが、この“ワイン(Vino Tinto)”という愛称で知られるベネズエラ代表にとって、これから始まる南米予選に向けて役に立つ試合となった。ベネズエラ代表は非常に成熟したチームだ。私たちにとっても非常に重要なテストとなる」
──2017年のU-20W杯から若い選手がチームに入ってる。あの準優勝から大きく変わったことは
「あの大会で我々が手にした準優勝という結果は、非常に喜ばしいものだった。あれは長年のプロセスの成果だ。あのプロセスの中では、非常に素晴らしい世代の選手に恵まれた。彼らとともに強化を行い、たくさんの親善試合を重ねてきた結果があのタイトルだと思っている」
「その際に出場したMFジャンヘル・エレラ(グラナダ)、GKウイルケル・ファリニェス(ミジョナリオス)、MFジェフェルソン・ソテルド(サントス)、DFロナルド・エルナンデス(スターベク)といった選手たちが、今A代表で貢献してくれている」
「彼らの存在がA代表の中で、チーム内の競争をより促すものになっていると思う。ただ、あの大会の準優勝はもうすでに過去のこと。それは良い思い出としてとっておき、あの結果がもたらしてくれた素晴らしい選手たちと次の予選に向けて準備を進めたいと思っている」
──昨年も対戦したが、最近の日本代表の印象は
「日本代表のことは非常に尊敬しているし、高く評価している。U-20の韓国でのW杯もそうだが、それ以前にもUAEでの2013年のU-17W杯でも日本と対戦する機会があり、その時は非常に難しい試合を強いられ、我々が負けた」
「その後の韓国でのU-20W杯ではジャンヘル・エレラのヘディングによって、1-0の勝利を我々が納めた。非常に接戦だったが、我々が勝つことができた」
「去年も日本とは親善試合を戦ったわけだが、日本はその頃素晴らしいW杯を終えた後、我々と対戦した。他国の代表と同じように、日本からも色々学ぼうという意識を持って、常に注意深く見守っている」
「日本は連携の取れた組織的なプレーが非常に素晴らしく、ダイナミックでインテンシティの高い試合を披露することができるチームだ。そんな日本のホームで明日戦えるということはとても嬉しく思っている。おそらく日本とホームで対戦し、勝利を収めるには、我々も明日全力で戦わなければならない」
──監督が個人的に今の日本代表で気にしている、注目している選手は
「日本は本当に尊敬に値する組織のプレーをするチームだと思う。もちろんその試合のなかで、どこかしらのタイミングで対戦相手と比較して違いを生み出せる個人の選手というのが活躍をして勝利に至っている」
「それは確かだが、私は今日本代表の特定の選手の名前を挙げるよりも、組織としての力が素晴らしいということをお伝えするに留めたい。明日の試合でも一番警戒すべきは、日本の組織力。それぞれのラインでの強さだと思っている」
「日本の選手たちはアジアでのW杯予選を戦い終えて、明日は久保(建英)選手が居ないと理解しているが合っているか? それであれば状況はよりやりやすくなると思う」
──U-22代表とA代表の監督を兼任している上での注意点は
「今はA代表だけを率いている。今のところ、ユース代表との監督を兼任はしていない。ユース代表の人事はサッカー協会の役員が様々な決断を下している。A代表に関しては、今このチームに集中して南米予選に臨むという仕事をしている」
──コパ・アメリカではベスト8でアルゼンチンに敗れたが素晴らしい出来だった。南米予選まではどういったところを加えてきたのか
「我々のチームを褒めていただき、ありがとう。ベネズエラ代表は平均年齢が低い若いチームだ。まだ成長過程にある。今我々が重要視しているのは、様々な相手をライバルにした時に、複数の戦術を使い分けて柔軟に戦うということだ」
「南米予選ということは非常に要求度も高く、対戦国はタイプも全く異なる。ここまで様々な親善試合を戦って準備を進めてきたが、それらを通じて選手たちがより経験値を積み、より成熟した状態で南米予選に臨めると思う」
「この代表プロセスの中で、我々は正しい道を進んできたと思う。そして、願わくば我々にとって初出場となるW杯の切符を手にしたいと思う」
チームを率いるラファエル・ドゥダメル監督は、かつてアンダー世代の監督を務めており、直近では2017年に韓国で行われたU-20ワールドカップ(W杯)でも日本と対戦。日本とは多くの対戦経験がある。
◆ラファエル・ドゥダメル監督(ベネズエラ代表)
──明日の試合への意気込み
「みなさんこんばんは。私たちはこうして日本の大阪でFIFAの国際Aマッチデーを戦えて、とても嬉しく思っている」
「年内最後、来年3月に始まる南米予選に向けて、これが最後の親善試合となる。非常に我々にとっては重要な意味を持った試合となる」
「日本のようなレベルが高く、要求度も高いチームとこうして今年一年を締めくくることができて嬉しく思っている。そして、この試合を通じて良い結論を導き出して、来年の予選に向けて準備を整えていきたいと思う」
「我々の理想としては、今回の国際Aマッチデーでは2試合を戦いたかったが、残念ながらそれが実現できなかった。こうして日本と戦うことになったわけだが、そのチャンスを最大限に活かせるように我々も計画を立ててきた。そして今週を通じて行ってきたトレーニングについては非常に満足している」
「我々はここ数カ月間の間、11試合の親善試合の大半をアウェイで戦ってきたわけだが、この“ワイン(Vino Tinto)”という愛称で知られるベネズエラ代表にとって、これから始まる南米予選に向けて役に立つ試合となった。ベネズエラ代表は非常に成熟したチームだ。私たちにとっても非常に重要なテストとなる」
──2017年のU-20W杯から若い選手がチームに入ってる。あの準優勝から大きく変わったことは
「あの大会で我々が手にした準優勝という結果は、非常に喜ばしいものだった。あれは長年のプロセスの成果だ。あのプロセスの中では、非常に素晴らしい世代の選手に恵まれた。彼らとともに強化を行い、たくさんの親善試合を重ねてきた結果があのタイトルだと思っている」
「その際に出場したMFジャンヘル・エレラ(グラナダ)、GKウイルケル・ファリニェス(ミジョナリオス)、MFジェフェルソン・ソテルド(サントス)、DFロナルド・エルナンデス(スターベク)といった選手たちが、今A代表で貢献してくれている」
「彼らの存在がA代表の中で、チーム内の競争をより促すものになっていると思う。ただ、あの大会の準優勝はもうすでに過去のこと。それは良い思い出としてとっておき、あの結果がもたらしてくれた素晴らしい選手たちと次の予選に向けて準備を進めたいと思っている」
──昨年も対戦したが、最近の日本代表の印象は
「日本代表のことは非常に尊敬しているし、高く評価している。U-20の韓国でのW杯もそうだが、それ以前にもUAEでの2013年のU-17W杯でも日本と対戦する機会があり、その時は非常に難しい試合を強いられ、我々が負けた」
「その後の韓国でのU-20W杯ではジャンヘル・エレラのヘディングによって、1-0の勝利を我々が納めた。非常に接戦だったが、我々が勝つことができた」
「去年も日本とは親善試合を戦ったわけだが、日本はその頃素晴らしいW杯を終えた後、我々と対戦した。他国の代表と同じように、日本からも色々学ぼうという意識を持って、常に注意深く見守っている」
「日本は連携の取れた組織的なプレーが非常に素晴らしく、ダイナミックでインテンシティの高い試合を披露することができるチームだ。そんな日本のホームで明日戦えるということはとても嬉しく思っている。おそらく日本とホームで対戦し、勝利を収めるには、我々も明日全力で戦わなければならない」
──監督が個人的に今の日本代表で気にしている、注目している選手は
「日本は本当に尊敬に値する組織のプレーをするチームだと思う。もちろんその試合のなかで、どこかしらのタイミングで対戦相手と比較して違いを生み出せる個人の選手というのが活躍をして勝利に至っている」
「それは確かだが、私は今日本代表の特定の選手の名前を挙げるよりも、組織としての力が素晴らしいということをお伝えするに留めたい。明日の試合でも一番警戒すべきは、日本の組織力。それぞれのラインでの強さだと思っている」
「日本の選手たちはアジアでのW杯予選を戦い終えて、明日は久保(建英)選手が居ないと理解しているが合っているか? それであれば状況はよりやりやすくなると思う」
──U-22代表とA代表の監督を兼任している上での注意点は
「今はA代表だけを率いている。今のところ、ユース代表との監督を兼任はしていない。ユース代表の人事はサッカー協会の役員が様々な決断を下している。A代表に関しては、今このチームに集中して南米予選に臨むという仕事をしている」
──コパ・アメリカではベスト8でアルゼンチンに敗れたが素晴らしい出来だった。南米予選まではどういったところを加えてきたのか
「我々のチームを褒めていただき、ありがとう。ベネズエラ代表は平均年齢が低い若いチームだ。まだ成長過程にある。今我々が重要視しているのは、様々な相手をライバルにした時に、複数の戦術を使い分けて柔軟に戦うということだ」
「南米予選ということは非常に要求度も高く、対戦国はタイプも全く異なる。ここまで様々な親善試合を戦って準備を進めてきたが、それらを通じて選手たちがより経験値を積み、より成熟した状態で南米予選に臨めると思う」
「この代表プロセスの中で、我々は正しい道を進んできたと思う。そして、願わくば我々にとって初出場となるW杯の切符を手にしたいと思う」
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