ベイル先発のウェールズが最終節に予選突破の可能性を残す《ユーロ2020予選》

2019.11.17 03:53 Sun
Getty Images
ウェールズ代表は16日、ユーロ2020予選グループE第9節でアゼルバイジャン代表とのアウェイ戦に臨み、2-0で快勝した。

5位のウェールズ(勝ち点8)が最下位アゼルバイジャンのホームに乗り込んだ一戦。1試合消化の多い2位ハンガリー代表(勝ち点12)を4ポイント差で追うウェールズは、レアル・マドリーで負傷欠場が続いていたベイルの他、ダニエル・ジェームズやベン・デイビスらが先発となった。

そのウェールズが立ち上がりから押し込む展開とすると9分、モレルのミドルシュートでGKを強襲。そして直後、ハリー・ウィルソンの右CKからファーサイドのムーアがヘディングシュートを叩き込んで先制した。
その後も試合をコントロールしたウェールズは34分、ボックス手前左からダニエル・ジェームズのミドルシュートがバーを叩くと、ルーズボールをハリー・ウィルソンが頭で押し込み、2点をリードして前半を終えた。

迎えた後半、押し込まれる入りとなったウェールズは、60分にベイルに代えてラムジーを投入。引き続きアゼルバイジャンに押し込まれたものの、それでも失点せずに2-0で快勝。最終節のハンガリー代表戦に予選突破の望みを繋いでいる。
[勝ち点/試合数/得失点]
1.クロアチア[14/7/8]
2.ハンガリー[12/7/-1]
3.ウェールズ[11/7/2]
4.スロバキア[10/6/2]
5.アゼルバイジャン[1/7/-11]

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