ジュニーニョSD「ベンゼマにはリヨンで引退してもらいたい」

2019.11.13 11:52 Wed
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スペイン『マルカ』によると、リヨンのスポーツ・ディレクターを務める元ブラジル代表のジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏は、レアル・マドリーの元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(31)がリヨンでキャリアを終えることを希望していると明かした。

ベンゼマは2004年からリヨンのBチームでプロ生活をスタートした。2005年1月にトップチームデビューを飾ると、2007-08シーズンにはリーグ・アンで20得点を挙げ、リーグ7連覇に貢献。2009年にマドリーへ移籍するまで、ユース時代を含め13年間をリヨンで過ごした。

こうした経緯を踏まえ、現役時代には2001年から2009年までリヨンでプレーし、ベンゼマとも共に共演した経験を持つジュニーニョSDは、「ベンゼマにはリヨンでキャリアを終えてほしいと思っているよ」と語る。
「マドリーと同じだけの給料を提供することはできないけど、ベンゼマが決めてくれる時を待つよ」

「ブラジルにいた頃にメッセージを交換したよ。ベンゼマはフランスへ来たがっているように感じたよ。彼はリヨンをとても尊敬している」
「2年間プレーしてもらって、そこからは若い選手の育成をしてほしいね」

「彼であれば、我々が必要としているリーダーになる可能性がる。彼の家でもあるリヨンでキャリアを終えることを夢見ているよ」

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「美しいプレーは終わった」ネイマールがヒールリフトでイエローカードの同胞に反応、過去には自身も同じ目に

パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、リヨンのブラジル代表MFルーカス・パケタのヒールリフトに反応した。 パケタは22日に行われたリーグ・アン第7節のトロワ戦に先発出場。89分には自身もゴールを決め、3-1とリードで迎えた後半アディショナルタイム95分、左サイドでボールを受けると、ヒールリフトで突破を試みる。 これは相手DFジウリアン・ビアンコーネに当たってスローインとなるが、ビアンコーネは明らかに不服な表情。その後、主審が説明しようとパケタを呼び寄せるが、パケタはハンドを主張。主審の話を聞く気を見せなかったパケタに対してイエローカードが提示された。 パケタへのイエローカードには疑問の声が飛び交う一方で、女性主審に対して聞く耳を持つそぶりを全く見せなかったパケタの態度が悪かったと、どちらの見解も生まれている。 そんな中、ブラジル代表で同僚のネイマールは自身のインスタグラムのストーリーズで意見。過去に自分が受けた不可解なイエローカードと同じだとした。 「ドリブルしてイエローカードを受けたこのエピソードはとても、とても悲しい」 「技術はそれがピッチ上のどこであっても、どんな時間帯であっても、解決策だ」 「昨シーズンは僕にも同じことが起こった。今年はパケタだ。正直に言ってしまえば、理由は分からない。有名な『ジョガ・ボニート(ポルトガル語で美しいプレー)』は終わった。今のうちに楽しんでくれ」 ネイマールは、2020年2月のモンペリエ戦で同様にヒールリフトを行って警告を出されたほか、バルセロナ時代にも物議を醸していた。 <span class="paragraph-title">【動画】イエローカードを受けたパケタとネイマールのヒールリフト</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/eHlLpCEV7ng" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 2021.09.25 14:20 Sat

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