コレアのドッピエッタなど4発のラツィオがレッチェに快勝でリーグ戦4連勝!《セリエA》

ラツィオは10日、セリエA第12節でレッチェをホームに迎え、4-2で快勝した。前節サン・シーロでのミラン戦を30年ぶりに制し、リーグ戦3連勝とした4位ラツィオ(勝ち点21)が、15位レッチェ(勝ち点10)をホームに迎えた一戦。開始1分にコレアがGK強襲のシュートを浴びせたラツィオは、続く2分にL・アルベルトがミドルシュートでGKを強襲し、良い立ち上がりを見せる。
しかし、好戦的な戦いを挑んできたレッチェにマンコースのシュートでゴールを脅かされるなど、序盤はオープンな展開を強いられる。

それでも、地力に勝るラツィオが押し込む流れとすると、30分に先制した。L・アルベルトのパスをボックス中央で受けたコレアがゴール左に蹴り込んだ。続く34分にもインモービレが枠内シュートを浴びせたラツィオだったが、40分に追いつかれる。左CKからニアのロッセッティーニに逸らされると、ファーサイドのラパドゥーラに押し込まれた。

追いつかれたラツィオは2分後に勝ち越しのチャンス。クロスボールで揺さぶり、最後はL・アルベルトが決めるだけという決定機を作ったが、枠の上に外してしまった。

1-1で迎えた後半も押し込む流れとしたラツィオは、62分に勝ち越す。左サイドからのアチェルビのアーリークロスにミリンコビッチ=サビッチがダイレクトで合わせた。

しかし5分後、ラツィオはPKを献上し同点のピンチ。だが、キッカーのババカルのシュートをGKストコラシャがセーブし、リードを保った。

そして76分、ミリンコビッチ=サビッチがカルデローニのハンドを誘発してPKを獲得したラツィオは、これをインモービレが決めてリードを2点に広げた。止まらないラツィオは80分、インモービレのパスを受けたコレアがボックス左に侵入してシュートを決めきり4-1。

その後、ラ・マンティアにゴールを許したものの、後半に突き放したラツィオがリーグ戦4連勝としている。