イタリア代表発表! 冨安同僚FWら3人が初招集《ユーロ2020予選》
2019.11.09 01:27 Sat
イタリアサッカー連盟(FIGC)は8日、11月のユーロ2020予選に向けた招集メンバー29名を発表した。
すでに首位での予選突破が決まっているイタリア代表は、15日にアウェイでボスニア・ヘルツェゴビナ代表、18日にホームでアルメニア代表と対戦する。
今回の招集メンバー29名の中で、DFアンドレア・チスターナ、MFガエターノ・カストロヴィッリ、FWリッカルド・オルソリーニの3人が初招集となった。好調フィオレンティーナのカストロヴィッリは、ここまでセリエA11試合で3ゴール2アシストの活躍。日本代表DF冨安健洋と同僚のオルソリーニは右ウイングを主戦場に、1ゴール3アシストを記録している。
その他では、FWドメニコ・ベラルディがおよそ1年ぶりに復帰。MFロランド・マンドラゴーラは1年5カ月ぶり2度目の招集となった。
今回招集された29名のメンバーは以下の通り。
GK
サルバトーレ・シリグ(トリノ)
ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)
アレックス・メレト(ナポリ)
ピエルルイジ・ゴッリーニ(アタランタ)
DF
フランチェスコ・アチェルビ(ラツィオ)
クリスティアーノ・ビラギ(インテル)
レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)
アンドレア・チスターナ(ブレシア)※
エメルソン・パルミエリ(チェルシー/イングランド)
アレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)
アルマンド・イッツォ(トリノ)
ジャンルカ・マンチーニ(ローマ)
アレッシオ・ロマニョーリ(ミラン)
レオナルド・スピナッツォーラ(ローマ)
ジオバニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)
MF
ニコロ・バレッラ(インテル)
ガエターノ・カストロヴィッリ(フィオレンティーナ)※
ジョルジーニョ(チェルシー/イングランド)
ロランド・マンドラゴーラ(ウディネーゼ)
マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/フランス)
ニコロ・ザニオーロ(ローマ)
フェデリコ・ベルナルデスキ(ユベントス)
FW
アンドレア・ベロッティ(トリノ)
ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)
フェデリコ・キエーザ(フィオレンティーナ)
ステファン・エル・シャーラウィ(上海申花/中国)
チーロ・インモビーレ(ラツィオ)
ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
リッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)※
すでに首位での予選突破が決まっているイタリア代表は、15日にアウェイでボスニア・ヘルツェゴビナ代表、18日にホームでアルメニア代表と対戦する。
今回の招集メンバー29名の中で、DFアンドレア・チスターナ、MFガエターノ・カストロヴィッリ、FWリッカルド・オルソリーニの3人が初招集となった。好調フィオレンティーナのカストロヴィッリは、ここまでセリエA11試合で3ゴール2アシストの活躍。日本代表DF冨安健洋と同僚のオルソリーニは右ウイングを主戦場に、1ゴール3アシストを記録している。
今回招集された29名のメンバーは以下の通り。
◆イタリア代表メンバー29名※は初招集
GK
サルバトーレ・シリグ(トリノ)
ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)
アレックス・メレト(ナポリ)
ピエルルイジ・ゴッリーニ(アタランタ)
DF
フランチェスコ・アチェルビ(ラツィオ)
クリスティアーノ・ビラギ(インテル)
レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)
アンドレア・チスターナ(ブレシア)※
エメルソン・パルミエリ(チェルシー/イングランド)
アレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)
アルマンド・イッツォ(トリノ)
ジャンルカ・マンチーニ(ローマ)
アレッシオ・ロマニョーリ(ミラン)
レオナルド・スピナッツォーラ(ローマ)
ジオバニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)
MF
ニコロ・バレッラ(インテル)
ガエターノ・カストロヴィッリ(フィオレンティーナ)※
ジョルジーニョ(チェルシー/イングランド)
ロランド・マンドラゴーラ(ウディネーゼ)
マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/フランス)
ニコロ・ザニオーロ(ローマ)
フェデリコ・ベルナルデスキ(ユベントス)
FW
アンドレア・ベロッティ(トリノ)
ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)
フェデリコ・キエーザ(フィオレンティーナ)
ステファン・エル・シャーラウィ(上海申花/中国)
チーロ・インモビーレ(ラツィオ)
ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
リッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)※
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14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■イタリア代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1968、2021) ユーロ2020結果:優勝 予選結果:グループC・2位 監督:ルチアーノ・スパレッティ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) 1996年6月19日(27歳) アッズーリの10番託され、躍動期待されるジャッロロッシのカピターノ。ディフェンディングチャンピオンとして今大会に挑むイタリアだが、ユーロ2020以降の戦績は芳しくなく下馬評は著しく低い。 前大会もスカッドの質は充実しているとは言い難かったが、ロベルト・マンチーニ前監督のマネジメント、ジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチらを中心に守護神ドンナルンマが圧巻の輝きを放った守備陣の奮闘によってしぶとく勝ち切り、優勝を成し遂げた。ただ、今大会に向けては代表50キャップ以上の選手がドンナルンマ、ジョルジーニョ、バレッラの3選手のみと、より小粒なスカッドに加え、経験値の部分でも難しい戦いを強いられるはずだ。 その下馬評を覆す上ではスカマッカ、レテギの両ストライカー、フラッテージ、ボンジョルノら新顔の台頭が重要な要素となるが、代表通算30キャップを刻みながら、これが初のメジャートーナメント参戦となるローマのカピターノの躍動が重要となるはずだ。 今季ダニエレ・デ・ロッシ監督の途中就任以降、持ち味のダイナミズムと攻撃センスを遺憾なく発揮し、ユーロメンバー入りを果たしたペッレグリーニ。さらに、スパレッティ監督は「彼こそが10番を着るプレーヤーだ」と今大会でアッズーリ伝統の背番号10を託すなど、大きな期待を寄せる。 [3-4-2-1]をメインシステムに採用する中、2シャドーの一角での起用が見込まれるペッレグリーニは、キエーザとスカマッカのアタッカー2人、中盤のジョルジーニョ、バレッラらと連携しながら中盤と前線のリンクマン、崩しの起点として攻撃を牽引する仕事が求められる。加えて、得意のプレースキックでも違いを生み、アッズーリの10番としての責務を果たせるか。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《28:00》 【B】イタリア代表 vs アルバニア代表 ▽6月20日(木) 《28:00》 【B】スペイン代表 vs イタリア代表 ▽6月24日(月) 《25:00》 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) 12.グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) 26.アレックス・メレト(ナポリ) DF 2.ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) 4.アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) 3.フェデリコ・ディマルコ(インテル) 5.リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ) 6.フェデリコ・ガッティ(ユベントス) 13.マッテオ・ダルミアン(インテル) 15.ラウル・ベッラノーバ(トリノ) 17.ジャンルカ・マンチーニ(ローマ) 23.アレッサンドロ・バストーニ(インテル) 24.アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) MF 7.ダビデ・フラッテージ(インテル) 8.ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) 10.ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) 16.ブライアン・クリスタンテ(ローマ) 18.ニコロ・バレッラ(インテル) 21.ニコロ・ファジョーリ(ユベントス) 25.マイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ) FW 9.ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) 11.ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) 14.フェデリコ・キエーザ(ユベントス) 19.マテオ・レテギ(ジェノア) 20.マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) 22.ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ) 2024.06.15 20:30 Sat5