ヴェローナ・ウルトラス、バロテッリへの人種差別で11年間の出禁に
2019.11.06 01:35 Wed
ヴェローナは5日、セリエA第11節のブレシア戦で、相手のFWマリオ・バロテッリに対して人種差別発言をしたサポーターを処罰した。
3日に行われた同試合で、バロテッリは54分頃にヴェローナサポーターから差別チャントを受けた。スタンドの方へボールを蹴り込み抗議の意思を示した同選手は、ピッチから立ち去ろうとしたが、チームメイトらになだめられ試合を続行。試合は3分間の中断を余儀なくされていた。
ヴェローナは報告書をもとに、主犯格のルカ・カステリーニ氏を2030年6月までの11年間、スタジアムへの出入り禁止にする処分を発表した。このサポーターは現地メディアのインタビューで「バロテッリはイタリアの市民権を持っているが、完全なイタリア人になることは出来ない」と発言していたようだ。
また、セリエAの懲戒委員会は、ヴェローナに対し次のホームゲームにおいて一部のサポーター席を閉鎖する命令を発した。24日のセリエA第13節のフィオレンティーナ戦が対象となる。
なお、イタリアでは新規則により、サポーターが人種差別などの問題を起こした際、警察や当局と協力し加害者を処分した場合は、クラブへの罰金や処罰は大幅に軽減される可能性があるという。
3日に行われた同試合で、バロテッリは54分頃にヴェローナサポーターから差別チャントを受けた。スタンドの方へボールを蹴り込み抗議の意思を示した同選手は、ピッチから立ち去ろうとしたが、チームメイトらになだめられ試合を続行。試合は3分間の中断を余儀なくされていた。
また、セリエAの懲戒委員会は、ヴェローナに対し次のホームゲームにおいて一部のサポーター席を閉鎖する命令を発した。24日のセリエA第13節のフィオレンティーナ戦が対象となる。
なお、イタリアでは新規則により、サポーターが人種差別などの問題を起こした際、警察や当局と協力し加害者を処分した場合は、クラブへの罰金や処罰は大幅に軽減される可能性があるという。
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