「お前ら出て行け!」これぞ“守護神”の鑑! 荒れる“ダービー”を沈めた大胆行動で最高評価

2019.11.04 14:15 Mon
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ウニオン・ベルリンの守護神であるポーランド代表GKラファエウ・ギキェヴィチ(32)が意外な活躍を見せた結果、最高の評価を得た。ウニオン・ベルリンは2日、ヘルタ・ベルリンをホームに迎えた“ベルリン・ダービー”を行い、後半アディショナルタイムのゴールで1-0と勝利を収めた。

ギキェヴィチは、ヘルタ・ベルリンの攻撃を封じ、クリーンシートを達成したが、ドイツ『ビルト』の評価は「1」。最高の評価を得ることになったが、理由はクリーンシートではなかった。
この試合では、“ベルリン・ダービー”であり、両チームのファンが興奮状態に。すると、発煙筒が焚かれたり、スタンドから炎が上がるなど、危険な状況となっていた。また、投げ込まれた発煙筒がベンチ付近に落ちるなど、問題が起こる寸前だった。
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すると、ウニオン・ベルリンのファンがピッチに乱入。黒いフードを被り、仮面をつけたファンが反対側のヘルタ・ベルリンのスタンドへ向かおうとしたが、ギキェヴィチが彼らの前に立ちはだかり進路を妨害。ピッチの外へ出て行くように促していた。

このギキェヴィチェの行為には、ウニオン・ベルリンファンから「ギキェヴィチェ!ギキェヴィチェ!」と大合唱。ファンの暴動を未然に防いだ行為が、評価されていた。

本来であればゴールを守るだけで良いGKのギキェヴィチェだったが、混乱を未然に防いだ行為はまさに守護神と言えるだろう。
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