磐田、節目の静岡ダービー制し逆転残留へ望み! ファン・ソッコ退場の清水は3連敗《J1》
2019.11.02 16:08 Sat
明治安田生命J1リーグ第30節の清水エスパルスvsジュビロ磐田が2日にIAIスタジアム日本平で行われ、2-1で磐田が勝利した。
ここまで10勝5分け14敗で13位に位置する清水(勝ち点35)と、5勝7分け17敗で最下位に沈む磐田(勝ち点22)による静岡ダービー。前節のサンフレッチェ広島戦を1-2で敗れ、連敗を喫した清水は、広島戦から先発メンバーを2人変更した。鎌田と六平に代わり、エウシーニョが復帰し、ジュニオール・ドゥトラが移籍後初先発を飾った。
一方、前節のサガン鳥栖との残留争い直接対決で終盤に追いつき、2-2のドローで終えたものの、J1残留に向けて厳しい状況に追い込まれた磐田。前節から大南と今野に代えて、宮崎とアダイウトンを起用した。
J1で50回目の節目を迎えたダービーマッチは、波乱の幕開けとなる。5分、GK八田のゴールキックが敵陣でワンバウンドすると、清水最終ラインの裏にボールが転がる。これに素早く反応していたルキアンが抜け出しかけたところでファン・ソッコがたまらずファウル。これが決定機阻止とジャッジされて一発退場に。直近の公式戦での静岡ダービーで5連勝中の清水がいきなり数的不利を強いられる。
退場者を出した清水はジュニオール・ドゥトラを下げて立田を投入して、ディフェンスラインの枚数を補填。だが、14分にスクランブル投入となった立田のトラップミスからヒヤリとする場面を迎えるなど、清水は落ち着きを取り戻すことができない。
数的有利の状況ながら嫌な雰囲気も少々漂い始めていた中、磐田がゴールを匂わせ始める。32分、相手の攻撃を凌ぎ、アダイウトンが左サイドをドリブルで独走する。最後はボックス左手前から右足でシュートを放つも、ゴール右外へ。さらにその1分後には右サイド深い位置からのルキアンのクロスに中央でアダイウトンが頭で合わせたが、これも枠の外に外れてしまう。
それでも迎えた39分、ついに磐田が均衡を破る。ルキアンからパスを受けた小川がボックス左手前からクロスを供給。これをファーサイドで藤川が収め、右足を振り抜いてニアサイドを射抜いた。藤川のJ1初ゴールでアウェイチームが貴重な先制点を奪った。
1-0の磐田リードで試合を折り返すと、後半早い時間帯に清水が追いつく。左サイドから二見がロングスロー。これに両チームの選手が競り合うも誰にも当たらず、ゴール前に落ちたボールが大井の足に当たってゴール左に吸い込まれた。
試合を振り出しに戻すことに成功した清水。すると57分、西澤の右CKに松原がゴール前に飛び込みフリーでヘディングシュートを放つ。しかし、ゴール右を捉えたボールをGK八田がファインセーブでこれを阻む。62分にも河井のパスを受けたドウグラスがボックス右手前からミドルシュートを打たれるも、GK八田が立ちはだかる。
ヒヤリとする場面を立て続けに迎えた磐田は69分、藤川に代えて大久保を投入する。72分、大久保が右サイドに展開し、ボックス右外に持ち込んで小川が鋭い切り返しから中央へ。最後は落としを上原が右足ダイレクトでシュートを放つも、浮いてしまう。
82分、磐田は小川を下げて荒木を投入し、攻勢を強める。すると84分、ボックス右外の荒木のクロスにルキアンがフリーで飛び込むもわずかに届かない。
スコアは1-1。このまま試合終了かに思われたが、86分、磐田が残留へ望みをつなぐ。敵陣中央左でボールを持ったアダイウトンが縦パスを送り、自身もゴール前に走り出す。これを収めたルキアンが体勢を崩しながらもリターンを送ると、ボックス内に侵攻したアダイウトンがGK大久保との一対一を制した。
これが決勝点となり磐田が2-1で勝利。静岡ダービーを制し逆転残留へ望みをつないだ。
ここまで10勝5分け14敗で13位に位置する清水(勝ち点35)と、5勝7分け17敗で最下位に沈む磐田(勝ち点22)による静岡ダービー。前節のサンフレッチェ広島戦を1-2で敗れ、連敗を喫した清水は、広島戦から先発メンバーを2人変更した。鎌田と六平に代わり、エウシーニョが復帰し、ジュニオール・ドゥトラが移籍後初先発を飾った。
J1で50回目の節目を迎えたダービーマッチは、波乱の幕開けとなる。5分、GK八田のゴールキックが敵陣でワンバウンドすると、清水最終ラインの裏にボールが転がる。これに素早く反応していたルキアンが抜け出しかけたところでファン・ソッコがたまらずファウル。これが決定機阻止とジャッジされて一発退場に。直近の公式戦での静岡ダービーで5連勝中の清水がいきなり数的不利を強いられる。
退場者を出した清水はジュニオール・ドゥトラを下げて立田を投入して、ディフェンスラインの枚数を補填。だが、14分にスクランブル投入となった立田のトラップミスからヒヤリとする場面を迎えるなど、清水は落ち着きを取り戻すことができない。
その後、磐田が押し込む時間帯が続くも、なかなか決定機は作ることができず。対する清水は22分、ボックス手前中央でFKを獲得し、ドウグラスが左足で直接狙うも、わずかにゴール左外に外れた。
数的有利の状況ながら嫌な雰囲気も少々漂い始めていた中、磐田がゴールを匂わせ始める。32分、相手の攻撃を凌ぎ、アダイウトンが左サイドをドリブルで独走する。最後はボックス左手前から右足でシュートを放つも、ゴール右外へ。さらにその1分後には右サイド深い位置からのルキアンのクロスに中央でアダイウトンが頭で合わせたが、これも枠の外に外れてしまう。
それでも迎えた39分、ついに磐田が均衡を破る。ルキアンからパスを受けた小川がボックス左手前からクロスを供給。これをファーサイドで藤川が収め、右足を振り抜いてニアサイドを射抜いた。藤川のJ1初ゴールでアウェイチームが貴重な先制点を奪った。
1-0の磐田リードで試合を折り返すと、後半早い時間帯に清水が追いつく。左サイドから二見がロングスロー。これに両チームの選手が競り合うも誰にも当たらず、ゴール前に落ちたボールが大井の足に当たってゴール左に吸い込まれた。
試合を振り出しに戻すことに成功した清水。すると57分、西澤の右CKに松原がゴール前に飛び込みフリーでヘディングシュートを放つ。しかし、ゴール右を捉えたボールをGK八田がファインセーブでこれを阻む。62分にも河井のパスを受けたドウグラスがボックス右手前からミドルシュートを打たれるも、GK八田が立ちはだかる。
ヒヤリとする場面を立て続けに迎えた磐田は69分、藤川に代えて大久保を投入する。72分、大久保が右サイドに展開し、ボックス右外に持ち込んで小川が鋭い切り返しから中央へ。最後は落としを上原が右足ダイレクトでシュートを放つも、浮いてしまう。
82分、磐田は小川を下げて荒木を投入し、攻勢を強める。すると84分、ボックス右外の荒木のクロスにルキアンがフリーで飛び込むもわずかに届かない。
スコアは1-1。このまま試合終了かに思われたが、86分、磐田が残留へ望みをつなぐ。敵陣中央左でボールを持ったアダイウトンが縦パスを送り、自身もゴール前に走り出す。これを収めたルキアンが体勢を崩しながらもリターンを送ると、ボックス内に侵攻したアダイウトンがGK大久保との一対一を制した。
これが決勝点となり磐田が2-1で勝利。静岡ダービーを制し逆転残留へ望みをつないだ。
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