今度はローマファンが人種差別チャント…U-21イングランド代表MFが被害者に

2019.10.21 10:10 Mon
Getty Images
イタリアで、またしても人種差別チャントが発生した。

事件が起きたのは、20日に行われたセリエA第8節のサンプドリアvsローマの一戦。今回の被害者は、サンプドリアのU-21イングランド代表MFロナルド・ヴィエイラだ。

サンプドリアのホームで行われた試合だったが、ローマの一部のサポーターが人種差別チャントをヴィエイラに向けて歌っていた。
ヴィエイラは「聞いたよ。でも、その件は話したくない。これはあまりにも頻繁に発生する。このようなことは良くない」とイタリアのテレビでコメントしていた。

ヴィエイラは、ギニアビサウ出身で、リーズの下部組織に入団。2018年8月からサンプドリアでプレーしており、今シーズンはセリエAで7試合に出場していた。
なお、人種差別チャントをサポーターが歌ったローマは、公式ツイッター(@OfficialASRoma)を通じて謝罪。犯人特定に協力することを誓った。

「ASローマは、人種差別主義のブーイングを受けたロナルド・ヴィエイラに謝罪したい。ローマはいかなる人種差別も容認せず、クラブは当局が人種差別の虐待を行なった個人を特定し、その後に追放することをサポートします」

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