代表復帰の浅野が先発したパルチザン、アスタナを下し初勝利!《EL》

2019.10.04 02:00 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)の第2節が3日に行われ、浅野琢磨所属のパルチザンはアスタナと対戦し、2-1で勝利した。
PR
ここまで国内リーグでは7勝2分け無敗と絶好調なパルチザン。ELでは開幕節で菅原由勢擁するAZと対戦し、2-2のドローで終えた。日本代表に復帰した浅野がAZ戦に続き先発出場したパルチザンは9分にサディクがチーム初シュートを放つ。その後もリズムよくシュートを重ねるていく中で29分、左CKの場面で一度跳ね返されたクロスをS・パブロビッチがボックスの外から狙うと、ディフレクトしたボールが図らずもゴール前にこぼれ、サディクが押し込んで先制に成功した。
28分にS・パブロビッチのシュートをアシストした浅野は、38分に初めてのシュートシーンを迎えるがクロスバーを大きく越えてしまう。また、味方の浮き球のパスからボックス左に侵入するも、相手のチェックに遭い好機を作れず、試合はパルチザンの1点リードで折り返した。

後半開始早々に、パルチザンはソウマーがボックス左でチャンスとなったが、左足のシュートは枠を捉えることが出来なかった。61分には、トシッチのクロスをサディクがゴールに押し込んだが、オフサイドの判定に。
それでも攻勢を続けるパルチザンは73分、ナトホのパスから再びサディクがゴールを決めてリードを広げた。その直後には、右CKからサディクがネットを揺らすが、ニアで味方が触っていたことで、ここでもオフサイドと判断された。

その後、79分に浅野はブレジャンチッチとの交代でお役御免。この日は見せ場を作ることは出来なかった。

85分にシグルヨンソンのミドルシュートで1点返されたパルチザンだったが、2-1で逃げ切りに成功。初勝利を手にした。

PR

パルチザンの関連記事

ベオグラードダービーが今回も荒れに荒れた。スペイン『Relevo』が伝える。 ヨーロッパの火薬庫、バルカン半島。セルビアの首都を二分、「ベオグラードダービー」。 かつて欧州の頂点にも立った絶対王者ツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター・ベオグラード)、パルチザン・ベオグラードが互いを削る、“世界一危険”とも言 2024.09.24 16:10 Tue
22日、カンファレンスリーグ(ECL)予選プレーオフの1stレグが行われた。 ECLの予選3回戦の勝者と、ヨーロッパリーグ(EL)の予選3回戦敗退チーム、そしてこのラウンドから出場するチームが戦うプレーオフ。 注目カードはチェルシーとDF常本佳吾の所属するセルヴェットの試合。常本は右サイドバックとしてフル出 2024.08.23 13:40 Fri
セルビア・スーペルリーガ(セルビア1部)のパルチザン・ベオグラード。エースのブラジル人FWサウダーニャ(24)がチームを勝利に導いた。セルビア『Danas』が伝える。 12日、セルビア・スーペルリーガ・チャンピオンシップラウンド第5節のパルチザンvsムラドストが行われ、レギュラーシーズン2位のパルチザンが3-0と 2024.05.15 17:55 Wed
ナポリがパルチザンを退団していたU-17セルビア代表FWマティヤ・ポポビッチ(18)を確保したようだ。ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏やイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。 マンチェスター・シティやユベントスが獲得に関心を示し、先日にはミラン加入が目前に迫っていたポポビッチ。しかし、代理人による条件 2024.01.20 00:00 Sat
ボローニャは19日、パルチザンのU-21セルビア代表DFミハイロ・イリッチ(20)を獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの4年半となっている。 192cmの大型センターバックであるイリッチは、2022年9月にトップチームデビュー。今季は主軸センターバックとして頭角を現し、セルビア国内リーグ19試合 2024.01.19 23:00 Fri

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

元アルゼンチン代表FWのディエゴ・ミリート氏が、インテル時代のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を懐かしんだ。 2009-10シーズン、インテルに45年ぶりの欧州制覇、2024年現在イタリア勢最後の欧州制覇をもたらしたストライカー、D・ミリート。 チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦、バイエルン戦で2得点を叩き 2024.11.13 17:15 Wed
欧州No.1クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)の2024-25シーズン。大会は9月に開幕し、リーグフェーズも前半戦の4試合が終了した。ここまではビッグクラブの躓きなどもあるものの、リバプールやインテルら優勝候補といわれるチームが上位につけている。 一方、モナコの南野拓実やフェイエノールトの上田 2024.11.08 18:30 Fri
元フランス代表GKウーゴ・ロリスが、準優勝に終わった2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝に関するエピソードを明かした。 2012年から2023年までトッテナムの守護神、キャプテンを務めてきたロリス。2024年1月にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCへ移籍し、アメリカの地でも 2024.11.08 08:41 Fri
元オランダ代表のフランク・ライカールト氏が、古巣ミランで躍動する後輩を絶賛した。 20世紀終盤のサッカー界を代表するスーパースターだったライカールト氏。80年代にミランで欧州を制し、90年代にアヤックスで欧州を制し、そして監督としては2000年代にバルセロナで欧州の頂点へと登り詰めた。 選手キャリアの全盛期 2024.11.07 21:10 Thu
アトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクは、かなりの危機感をもって今季に臨んでいるようだ。スペイン『Relevo』が「31歳の守護神は成長した」と称える。 世界最高峰のシュートストッパーと呼ばれて久しいオブラク。10年以上、アトレティコのゴールマウスを守る31歳だ。 そのポジションゆえ、まだ 2024.11.07 16:50 Thu

パルチザンの人気記事ランキング

1

今回も荒れまくったベオグラードダービー…パルチザンが宿敵レッドスターに0-4惨敗でサポ大暴れ、指揮官はガラス破片で顔面負傷

ベオグラードダービーが今回も荒れに荒れた。スペイン『Relevo』が伝える。 ヨーロッパの火薬庫、バルカン半島。セルビアの首都を二分、「ベオグラードダービー」。 かつて欧州の頂点にも立った絶対王者ツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター・ベオグラード)、パルチザン・ベオグラードが互いを削る、“世界一危険”とも言われるダービーだ。 この対戦で過去に起きた“事件”など、もう数えきれず、とにかく両軍サポーターが殺気に満ちた雰囲気・表情に。 23日、セルビア1部第9節で今季最初のベオグラードダービーが行われ、ホームのパルチザンが宿敵レッドスターに0-4と大惨敗。 試合は20分すぎ、主審がレッドスターの先制点となるPKを与え、この判定に激怒したパルチザンファン1名がピッチへ乱入。男はその場で治安当局に取り押さえられ、逮捕となった。 その他パルチザンファンは敗色濃厚となった試合終盤ごろから暴れ出し、自軍選手らに対して何らかを“発砲”する様子もあったとのこと。 何よりモノの投げつけが酷く、ロッカーへ急いで引き上げるパルチザンの選手らを警察官が警護していたなか、付近のガラスが割れてアレクサンデル・スタノイェビッチ監督が負傷。指揮官は顔中に絆創膏を貼っての会見となった。 「これ(絆創膏)か?ファンがガラスを割ったからだ。つらい敗戦となってファンへ謝罪の気持ちもあるが、不愉快だ。次戦で何が起こるか見てみよう。結果次第で、喜んで辞任してやる」 今回も荒れに荒れたベオグラードダービー。 昨年12月に対レッドスター3年ぶりの勝利を掴んだパルチザンだが、今回で対レッドスター3連敗に。4点差での敗戦は、少なくとも21世紀に入ってからは初という大惨敗だ。 <span class="paragraph-title">【写真】ロシア軍戦車が配置されたレッドスター本拠地</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Outside Red Star stadium in Belgrade, there is a T-54 with Z markings. Red Star plays the last playoff match to Champions League on Wednesday.<a href="https://twitter.com/UEFA?ref_src=twsrc%5Etfw">@UEFA</a>, is this acceptable? <a href="https://t.co/etiGA3OMHj">pic.twitter.com/etiGA3OMHj</a></p>&mdash; Viking Fella (@VikingCoffie) <a href="https://twitter.com/VikingCoffie/status/1828506270170480665?ref_src=twsrc%5Etfw">August 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.24 16:10 Tue
2

元ブルガリア代表FWボジノフがパルチザンを退団…レッチェやパルマなどで活躍

▽パルチザン・ベオグラードは17日、元ブルガリア代表FWバレリ・ボジノフ(31)の退団を発表した。 ▽レッチェやフィオレンティーナ、ユベントス、マンチェスター・シティ、パルマ、スポルティング・リスボンなど多くのクラブを渡り歩いたボジノフは、2015年7月にテルナーナからパルチザンへと移籍。パルチザンでは公式戦87試合に出場し34得点を記録していた。 2017.02.18 10:05 Sat
3

今季21ゴールの日本代表FW浅野拓磨にトルコ、サウジ、中国からオファー、移籍金は5億円超

パルチザン・ベオグラードの日本代表FW浅野拓磨(26)が、引く手数多のようだ。セルビア『Telegraf』が報じた。 2016年7月にサンフレッチェ広島からアーセナルへと移籍し海外挑戦。しかし、シュツットガルトやハノーファーへのレンタル移籍を経験。アーセナルでは出場機会がないまま、2019年8月にパルチザンへと完全移籍した。 加入1年目は37試合に出場し9ゴール5アシストを記録。今シーズンはセルビア・スーパーリーグで32試合に出場し18ゴール8アシストを記録。公式戦では39試合で21ゴール10アシストを記録していた。 パルチザンへの移籍で大きな飛躍を遂げている浅野。この活躍は大きく評価され、海外クラブからのオファーが届いているとのこと。『Telegraf』によると、サウジアラビアと中国のアジアの2クラブと、トルコの1クラブからオファーがあるようだ。 浅野とパルチザンは2022年6月30日までの契約となっており、今夏が売り時ではある状況。パルチザンは、400万ユーロ(約5億2300万円)とボーナスを要求することになるという。 もちろん、このオファーは浅野本人と代理人との合意も必要となるが、キャリアで最高のシーズンを過ごした浅野にとっては悩ましいところだ。 現時点でのオファーは前述の通りサウジアラビアと中国、そしてトルコとなっており、浅野は西ヨーロッパでのプレーを望み、5大リーグでのプレーを望んでいるとのことだ。 また、『Telegraf』によれば、パルチザンが売却を望んでいれば、サウジアラビアのクラブがクラブに直接コンタクトを取ってきたため、すぐに売却できたと指摘。パルチザンも浅野も移籍を急いでることはないだけに、可能性という段階のままのようだ。 なお、浅野は60万ユーロ(約7800万円)の年俸をもらうことになるといい、契約を延長する場合はパルチザンの財政面に影響を与えるとも指摘。売り時ではあるが、状況を見ての判断となるようだ。 2021.04.27 12:22 Tue
4

「正直言って、話が通じないレベル」給与未払いで退団発表のFW浅野拓磨、同じ東欧でプレーする元千葉DF浦田樹が内情に言及

現在はクロアチア1部のNKヴァラジュディンでプレーしている日本人DF浦田樹(24)が、東欧のサッカー事情について見解を語った。 2日、パルチザン・ベオグラードからの退団を自身のブログで発表した日本代表FW浅野拓磨(26)。その理由には給与の未払いやクラブの不誠実な対応を挙げており、非常にショッキングな出来事となった。 一方で、クラブもこの件について声明を発表。浅野の退団を発表するとともに、契約違反だとして国際サッカー連盟(FIFA)に浅野を訴えると反論。泥沼の展開となっている。 この報道を受け、隣国のクロアチアでプレーする浦田がツイッターを更新。東欧のサッカー事情を明かし、自身も同じ被害に遭っていたことを明かした。 「僕もウクライナ時代に給料未払い、不当な契約解除などがあった。僕以外の外国人選手4人も同じ扱いだった。正直言って、話が通じないレベル」 「ヨーロッパリーグに出てるクラブでもこんな感じのことが当たり前に起こるのが東ヨーロッパ。裁判で対抗するにしてもリスクや大きな労力がかかる」 「ウクライナのクラブ zorya luhanskと契約をしていた時の給料は現金手渡し。銀行口座を作らせてもらえなかった」 「契約解除金をもらう時も日本にいるのに直接、ウクライナに来いと。給料はドルの時もあれば、ユーロの時もある。どこからでてきているのか未知なお金。それが東欧」 浦田はジェフユナイテッド千葉の下部組織出身で、U-23日本代表も経験。その後にトップチーム昇格。ブラジルのPSTCやFC琉球、ギラヴァンツ北九州などでプレーした。 2019年3月にウクライナのゾリャ・ルハンシクに加入。2020年1月に退団し、2020年8月からクロアチアのNKヴァラジュディンでプレーしている。 2021.05.03 12:55 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly