J2千葉時代は48試合4得点…サウダーニャがセルビア1部のレギュラーシーズン得点王、CL参戦へ奮闘中
2024.05.15 17:55 Wed
J2千葉からセルビアの名門・パルチザンへ移籍したサウダーニャ
セルビア・スーペルリーガ(セルビア1部)のパルチザン・ベオグラード。エースのブラジル人FWサウダーニャ(24)がチームを勝利に導いた。セルビア『Danas』が伝える。
12日、セルビア・スーペルリーガ・チャンピオンシップラウンド第5節のパルチザンvsムラドストが行われ、レギュラーシーズン2位のパルチザンが3-0と勝利した。
かつてチームNo.1の得点源だった浅野拓磨に給与未払い等々で契約を解除されたこともあるパルチザン。2023-24シーズンからは、ムラドスト戦で追加点の元ジェフユナイテッド千葉FWサウダーニャがエースに君臨する。
サウダーニャは2021年2月に千葉へ加入後、同年のJ2リーグで31試合3得点。2022シーズンは夏までで16試合1得点にとどまると、後半戦は中国のクラブへレンタル移籍した。
2023年は頭からアゼルバイジャンのネフチ・バクーへレンタル移籍し、夏に千葉へ形式上帰還も、すぐさま現所属のパルチザンへ。昨年末に千葉からの完全移籍移行が決まった。
レギュラーシーズンは終盤戦の6試合をハムストリング負傷で欠場しながら得点王。
残念ながら、パルチザンはセルビア国内の覇権を今季もレッドスター・ベオグラード(ツルヴェナ・ズヴェズタ)に譲ることが濃厚だが、レギュラーシーズンと同じ2位をキープできれば、チャンピオンズリーグ(CL)予選への切符を掴むことに。
J2千葉で公式戦通算48試合4得点だったサウダーニャだが、東欧セルビアからCLの舞台も見据える点取り屋に変貌…いかにもブラジル人ストライカーな生き様だ。
サウダーニャの市場価値は推定800万ユーロ(約13億5000万円)となっている。
12日、セルビア・スーペルリーガ・チャンピオンシップラウンド第5節のパルチザンvsムラドストが行われ、レギュラーシーズン2位のパルチザンが3-0と勝利した。
かつてチームNo.1の得点源だった浅野拓磨に給与未払い等々で契約を解除されたこともあるパルチザン。2023-24シーズンからは、ムラドスト戦で追加点の元ジェフユナイテッド千葉FWサウダーニャがエースに君臨する。
2023年は頭からアゼルバイジャンのネフチ・バクーへレンタル移籍し、夏に千葉へ形式上帰還も、すぐさま現所属のパルチザンへ。昨年末に千葉からの完全移籍移行が決まった。
サウダーニャは昨夏パルチザンにレンタル加入した直後からゴールを量産し、23-24レギュラーシーズンは22試合16得点。レギュラーシーズンとチャンピオンシップラウンドを合わせ、計18得点を記録する。
レギュラーシーズンは終盤戦の6試合をハムストリング負傷で欠場しながら得点王。
残念ながら、パルチザンはセルビア国内の覇権を今季もレッドスター・ベオグラード(ツルヴェナ・ズヴェズタ)に譲ることが濃厚だが、レギュラーシーズンと同じ2位をキープできれば、チャンピオンズリーグ(CL)予選への切符を掴むことに。
J2千葉で公式戦通算48試合4得点だったサウダーニャだが、東欧セルビアからCLの舞台も見据える点取り屋に変貌…いかにもブラジル人ストライカーな生き様だ。
サウダーニャの市場価値は推定800万ユーロ(約13億5000万円)となっている。
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パルチザンと横山ジャパン/六川亨の日本サッカーの歩み
日本代表の俊足FW浅野拓磨が5月2日、自身のブログでパルチザン・ベオグラード(セルビアリーグ1部)との契約を解除したことを発表した。その理由として、たび重なる給料の未払いと、それに対する不誠実な対応を挙げた。 浅野は16年に広島からアーセナルへ完全移籍し、16-18年はシュツットガルト、18-19年はハノーファーに期限付き移籍。そして19年8月にパルチザンに完全移籍した。 今シーズンはここまで33試合に出場して18ゴールと、ヨーロッパ1部リーグで日本人最多となる得点を決めていて、記録更新が期待されていただけに残念でもある。それでも今シーズンの活躍で注目度が上がったのは確かだろう。このため契約解除がスムーズに進めば5大リーグへの移籍も可能かもしれない。 そのパルチザンだが、旧ユーゴではレッドスター・ベオグラードと並ぶ名門チームである。国内のタイトルではユーゴスラビアリーグ優勝11回、ユーゴスラビア/セルビア・モンテネグロリーグ優勝8回、セルビアリーグ優勝8回を誇っている(リーグ名の変遷からも複雑な国家であることが分かる)。 そんなパルチザンが91年7月に来日して、大宮サッカー場(現NACK5スタジアム大宮)では1-1、三ツ沢球技場(現ニッパツ三ツ沢)では1-0で日本を下している。 当時のパンフレットによると、オーディオ・ビジュアル機器メーカーのアイワ(aiwa)がパルチザンの胸スポンサーだったことから「日本 ユーゴスラビア親善サッカー」として開催されたことが紹介されている。 前年に開催されたイタリアW杯で、ユーゴは準々決勝でマラドーナ率いるアルゼンチンにPK戦で負けたものの、“ピクシー(妖精)”ストイコビッチが注目を集めただけに、タイミングとしてはマッチしていたのかもしれない(残念ながらストイコビッチはレッドスター所属)。 イタリアW杯でユーゴを率い、パルチザンでも監督として来日したのがイビチャ・オシム氏だったことを知ったのは、彼が日本代表の監督に就任してからだった。それよりも驚いたのは、ユーゴ大使館で開催されたパーティーだった。 ホールでの駐日ユーゴスラビア大使の挨拶が終わると、選手は急いで別室に用意されていたバイキング形式の食堂に駆け込み、タバコを吸いながらビールやワインを飲んでいる。紫煙で食堂がかすむほど、選手は一斉にタバコを吸っていた。 「プロなのに(厳密に言うと社会主義連邦共和国である旧ユーゴにプロは存在しないが、似たようなものだと思っていた)昼間からアルコールを飲んでタバコを吸っていいのか」と訝しんだものだ。 当時の記録によると、大宮での観衆は9500人、三ツ沢が1万人となっているが、正式にカウントしたのではなく、目分量で「だいたい、こんなところだろう」と記録係が決めた可能性が高い。それだけ注目度も低かったということだ。 当時の日本代表は横山ジャパンの時代で、日本国籍を取得したラモス瑠偉とブラジルから帰国した三浦知良が加わり、さらに大学生だった森山泰行(順天堂大)、礒貝洋光(東海大)らを抜擢するなど若返りを図っていた。 しかしこの2試合後、7月27日に長崎県諫早市で開催された日韓定期戦で0-1と敗退。その後のバルセロナ五輪アジア最終予選でもU-23日本代表は6チーム中5位に終わり、横山監督は更迭された。 93年に始まるJリーグを控え、続々と選手がプロ契約を結んでいくなかで、監督だけがアマチュアのボランティアでは限界があると、当時の川淵三郎技術委員長は考えていたのも当然である。 そして翌年の3月にハンス・オフト監督と契約するまで、9カ月近くも日本代表の活動は一切ないという異常事態(92年5月のキリンカップがオフト監督の初陣)だったが、当時はそれを誰もおかしいとは思わなかったこと自体、異常だったと言える。 2021.05.03 21:30 Mon2
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