ペップ、逸材フォーデンに謝罪「もっと出場時間を与えたいと思っているが…」
2019.10.02 11:45 Wed
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、MFフィル・フォーデンにプレー時間の不足に関して謝罪している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
2-0で勝利したシティのグアルディオラ監督は試合後、逸材のフォーデンに出場機会を与えることがてきていないことを謝罪している。
「彼はプレーするに値する選手。もっと出場時間を与えたいと思っているんだ。彼をプレーさせてあげることができない度に、彼の前に行って『申し訳ない』と謝っている」
「近年、この年齢でどれほど多くの選手が、昨シーズンの彼の時間よりも長くプレーしているかは分からない。だが、彼は将来、我々にとって素晴らしい選手になる。それを我々は確信している」
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9歳の頃からシティの下部組織に在籍し、2017年11月にトップチームデビューを飾ったフォーデン。今ではグアルディオラ監督からも将来を担う選手として、その才能を高く評価されている。だが、今シーズンのここまでの公式戦出場はわずか101分に留まっている。そんななか、1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループC第2節のディナモ・ザグレブ戦の後半アディショナルタイム1分にピッチに送り込まれると、その4分後、チームのカウンターに並走し、FWラヒーム・スターリングのラストパスをプッシュ。短い出場時間の中で結果を残した。「彼はプレーするに値する選手。もっと出場時間を与えたいと思っているんだ。彼をプレーさせてあげることができない度に、彼の前に行って『申し訳ない』と謝っている」
「ただ、デ・ブライネ、ロドリ、ベルナルド・シウバ、ダビド・シルバ、ギュンドアンもいる。申し訳ない。成長するための一番の方法は、長い時間プレーすることだと分かっている。ただ、彼はまだとても若い」
「近年、この年齢でどれほど多くの選手が、昨シーズンの彼の時間よりも長くプレーしているかは分からない。だが、彼は将来、我々にとって素晴らしい選手になる。それを我々は確信している」
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