山形が柏に14試合ぶりに土をつけ3位浮上! 長崎、呉屋の今季18点目で福岡とのダービー制す! 《J2》
2019.09.07 22:15 Sat
7日、明治安田生命J2リーグ第31節の7試合が各地で行われた。
トランスコスモススタジアム長崎で行われたV・ファーレン長崎(勝ち点43/11位)vsアビスパ福岡(勝ち点31/17位)は、1-0で長崎が勝利した。
“バトル・オブ・九州”となった一戦は長崎が29分、秋野の浮き球のパスをボックス左で受けた澤田が、対峙したDFをトラップでかわしてクロス。ファーサイドで待ち構えていた呉屋が、フリーでヘディングシュートを放ったが、枠に飛ばすことはできない。
ゴールレスで試合を折り返すと福岡は後半立ち上がりの50分、バイタルエリア右でボールを受けた松田が右足を一閃。ディフレクトしたボールは、ポスト左を直撃しゴールとはならない。
長らくこう着状態が続いた中、長崎が69分に均衡を破る。リスタートで一瞬の隙が生まれると、秋野のスルーパスに反応した呉屋がワンタッチで前を向きボックス左へ侵攻。GKセランテスとの一対一を冷静にゴール右に沈めた。なお、長崎にとってホーム通算150点目となる。
最後まで福岡に反撃を許さなかった長崎が、呉屋のメモリアル弾を守りきり1-0で勝利。長崎は10位に浮上し、敗れた福岡は19位に転落している。
三協フロンテア柏スタジアムで行われた柏レイソル(勝ち点62/首位)vs6位・モンテディオ山形(勝ち点51/6位)は、4-3で山形が勝利した。
上位対決となった一戦は山形が10分に幸良く先制に成功。敵陣中央右でFKを獲得すると、中村駿が右足でクロスを供給。これにファーサイドでフリーとなっていた山岸が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
アウェイでリードを手にした山形は20分に追加点を奪う。先制ゴールよりやや外に位置するポイントでのFKから再び中村駿がクロス。熊本が打点の高いヘディングシュートで合わせるも、GK中村航輔がセーブ。しかし、こぼれ球を大槻が押し込んだ。
2点ビハインドとなった柏は23分、敵陣中央右サイドからクリスティアーノがロングパスを供給。ボックス中央に走り込んだマテウス・サヴィオがヘディングシュートを放つも、GK櫛引の正面に飛んでしまう。
前半は山形の守備を崩せなかった柏は後半立ち上がりの49分、大谷のパスをボックス右で受けた瀬川がクロス。ボックス中央で混戦となると、DFのクリアミスに反応したクリスティアーノがヒールシュートを蹴り込み1点を返してみせる。
1点返されたことで柏ペースとなっていたが、山形が58分に突き放す。ボックス中央の山岸へ縦パスを供給した中村駿がリターンパスを受けると、そのままシュート。これがゴール左に吸い込まれ、再び2点差とする。
勢いが止まらない山形が67分、坂元がボックス左外で倒されてFKを獲得。このチャンスを坂元が自ら蹴ると、意表をついたシュートがニアサイドを突くと、GK中村航輔がセーブ。しかし、体ごとラインを割り、山形がリードを3点に広げる。
苦しい展開となった柏は73分、左サイドを仕掛けたマテウス・サヴィオがクリスティアーノとのワンツーでボックス内に侵攻。そのまま右足を振り抜くと、シュートはゴール右に突き刺さり、再び2点差に。
さらに柏は76分、相手陣内でボールを奪うと、ルーズボールを拾ったジュニオール・サントスがドリブルで前進。こぼれ球を拾ったクリスティアーノが、ボックス手前中央から強烈なミドルシュートを決めて1点差とする。
同点を目指す柏はここから猛攻を仕掛けるも、同点ゴールを奪うことはできず3-4で敗戦。14戦ぶりに黒星を喫した。一方、乱打戦を制した山形は3位に浮上している。
その他、上位の大宮アルディージャ(勝ち点52/3位)はFC町田ゼルビア(勝ち点31/18位)をホームに迎えるも、開始3分にロメロ・フランクにゴールを許し失点。しかし、73分に相手守備陣を崩すと、最後はクロスにイッペイ・シノヅカがヘディングで合わせ、加入後初ゴール。1-1の引き分けに終わったが、4位に転落した。
また、横浜FC(勝ち点52/2位)はホームでヴァンフォーレ甲府(勝ち点49/7位)を迎え、3-2で勝利。中山克広が2ゴールの活躍を見せ、2位をキープし13戦無敗とした。
◆明治安田生命J2リーグ第31節
▽9/7(土)
横浜FC 3-2 ヴァンフォーレ甲府
V・ファーレン長崎 1-0 アビスパ福岡
大宮アルディージャ 1-1 FC町田ゼルビア
柏レイソル 3-4 モンテディオ山形
アルビレックス新潟 2-1 ジェフユナイテッド千葉
FC岐阜 0-0 栃木SC
FC琉球 2-1 鹿児島ユナイテッドFC
▽9/8(日)
《16:00》
東京ヴェルディ vs レノファ山口FC
《18:00》
水戸ホーリーホック vs ツエーゲン金沢
ファジアーノ岡山 vs 京都サンガF.C.
愛媛FC vs 徳島ヴォルティス
トランスコスモススタジアム長崎で行われたV・ファーレン長崎(勝ち点43/11位)vsアビスパ福岡(勝ち点31/17位)は、1-0で長崎が勝利した。
“バトル・オブ・九州”となった一戦は長崎が29分、秋野の浮き球のパスをボックス左で受けた澤田が、対峙したDFをトラップでかわしてクロス。ファーサイドで待ち構えていた呉屋が、フリーでヘディングシュートを放ったが、枠に飛ばすことはできない。
長らくこう着状態が続いた中、長崎が69分に均衡を破る。リスタートで一瞬の隙が生まれると、秋野のスルーパスに反応した呉屋がワンタッチで前を向きボックス左へ侵攻。GKセランテスとの一対一を冷静にゴール右に沈めた。なお、長崎にとってホーム通算150点目となる。
同点に追いつきたい福岡は73分、鈴木が遠目からクロスを送ると、ボックス内で城後が胸トラップしオーバーヘッド。しかし、このシュートはクロスバーに嫌われてしまう。さらに、78分には右サイドを仕掛けた亀川のクロスが流れると、ボックス内左で待ち受けた輪湖がダイレクトシュート。これはGK富澤のセーブに阻まれると、80分には浮き球のパスに反応した城後がボックス内右で折り返すと、フリーの森本がシュートを放つも、再びGK富澤のビッグセーブに遭ってしまう。
最後まで福岡に反撃を許さなかった長崎が、呉屋のメモリアル弾を守りきり1-0で勝利。長崎は10位に浮上し、敗れた福岡は19位に転落している。
三協フロンテア柏スタジアムで行われた柏レイソル(勝ち点62/首位)vs6位・モンテディオ山形(勝ち点51/6位)は、4-3で山形が勝利した。
上位対決となった一戦は山形が10分に幸良く先制に成功。敵陣中央右でFKを獲得すると、中村駿が右足でクロスを供給。これにファーサイドでフリーとなっていた山岸が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
アウェイでリードを手にした山形は20分に追加点を奪う。先制ゴールよりやや外に位置するポイントでのFKから再び中村駿がクロス。熊本が打点の高いヘディングシュートで合わせるも、GK中村航輔がセーブ。しかし、こぼれ球を大槻が押し込んだ。
2点ビハインドとなった柏は23分、敵陣中央右サイドからクリスティアーノがロングパスを供給。ボックス中央に走り込んだマテウス・サヴィオがヘディングシュートを放つも、GK櫛引の正面に飛んでしまう。
前半は山形の守備を崩せなかった柏は後半立ち上がりの49分、大谷のパスをボックス右で受けた瀬川がクロス。ボックス中央で混戦となると、DFのクリアミスに反応したクリスティアーノがヒールシュートを蹴り込み1点を返してみせる。
1点返されたことで柏ペースとなっていたが、山形が58分に突き放す。ボックス中央の山岸へ縦パスを供給した中村駿がリターンパスを受けると、そのままシュート。これがゴール左に吸い込まれ、再び2点差とする。
勢いが止まらない山形が67分、坂元がボックス左外で倒されてFKを獲得。このチャンスを坂元が自ら蹴ると、意表をついたシュートがニアサイドを突くと、GK中村航輔がセーブ。しかし、体ごとラインを割り、山形がリードを3点に広げる。
苦しい展開となった柏は73分、左サイドを仕掛けたマテウス・サヴィオがクリスティアーノとのワンツーでボックス内に侵攻。そのまま右足を振り抜くと、シュートはゴール右に突き刺さり、再び2点差に。
さらに柏は76分、相手陣内でボールを奪うと、ルーズボールを拾ったジュニオール・サントスがドリブルで前進。こぼれ球を拾ったクリスティアーノが、ボックス手前中央から強烈なミドルシュートを決めて1点差とする。
同点を目指す柏はここから猛攻を仕掛けるも、同点ゴールを奪うことはできず3-4で敗戦。14戦ぶりに黒星を喫した。一方、乱打戦を制した山形は3位に浮上している。
その他、上位の大宮アルディージャ(勝ち点52/3位)はFC町田ゼルビア(勝ち点31/18位)をホームに迎えるも、開始3分にロメロ・フランクにゴールを許し失点。しかし、73分に相手守備陣を崩すと、最後はクロスにイッペイ・シノヅカがヘディングで合わせ、加入後初ゴール。1-1の引き分けに終わったが、4位に転落した。
また、横浜FC(勝ち点52/2位)はホームでヴァンフォーレ甲府(勝ち点49/7位)を迎え、3-2で勝利。中山克広が2ゴールの活躍を見せ、2位をキープし13戦無敗とした。
◆明治安田生命J2リーグ第31節
▽9/7(土)
横浜FC 3-2 ヴァンフォーレ甲府
V・ファーレン長崎 1-0 アビスパ福岡
大宮アルディージャ 1-1 FC町田ゼルビア
柏レイソル 3-4 モンテディオ山形
アルビレックス新潟 2-1 ジェフユナイテッド千葉
FC岐阜 0-0 栃木SC
FC琉球 2-1 鹿児島ユナイテッドFC
▽9/8(日)
《16:00》
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