MF遠藤航、アジア杯以来の代表選出に「戻ってこれて嬉しい」《キリンチャレンジカップ》

日本代表は4日、翌5日に行われるキリンチャレンジカップ2019のパラグアイ代表戦に向けて、試合会場となる県立カシマサッカースタジアムで前日トレーニングを行った。練習終了後、今夏にシント=トロイデンから活躍の場をドイツに移したMF遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)がメディア陣の取材に応対。新天地の様子や今年1月のアジアカップ以来の代表に復帰について言及した。◆遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)
──移籍してから久々の代表だが
「戻ってこれて嬉しいですし、またこのワールドカップ予選が始まるというところで気持ちを新たに臨めます。バタバタしてますけど、どちらかというと、また気持ちを新たに臨んでいける代表と、そのチームがあるということです」
──新天地のドイツはどうか
「やってるサッカー自体は結構、日本に近くて、ベルギーよりもより組織的です。ベルギーは結構前半からオープンになるような展開で、お互い常に前からプレッシャー掛けて、前向きにプレーしていくような意識がすごい高いリーグでした。ドイツはどちらかというと、もちろんプレス掛けるところもありますけど、しっかりブロック引いて『守るところは守る』ということが、結構はっきりしているというか、シュツットガルトは1部から落ちて2部なんですけど、ボール持てる時間が多いと思います。相手は結構、シュツットガルトに対してはブロック引いて守っているので、どう崩していくかを考えているというか。チームの戦術は、まず自分も理解していかなきゃいけないかなと思っています」

──攻撃への貢献度がより求められるのか
「中盤のところもそうですし、後ろの選手も結構、ビルドアップで縦につけれないといけないです。見るところの選択肢を増やしながら形を作っていくようなサッカーで結構、サイドを使いますけど、縦に入れるというか、真ん中につけるの好きじゃないです。うまくサイド使いながら崩していく感じですね」──カタール・ワールドカップ(W杯)の予選が始まるが、今の心境は
「雰囲気は良いと思います。予選が始まるということをみんな分かっていると思うので、しっかり1戦1戦、戦うというところで、2次予選はアウェイは難しくなることはある程度イメージはしています。監督からもありましたけど、自分たちの求めるサッカーというのをしっかり求めたいです。うまくいかない時にどういう判断をしていけるのかをチームとして判断していかなきゃいけないです。そういうのは、対アジアだけでなく、世界相手になった時も同じように求められるところなので、チームとしてもそうですし、個人としてみんながどう判断できるかが、すごい大事になってくると思います」