リバプール出身のライアン・ケントが完全移籍でジェラードの下へ
2019.09.03 22:10 Tue
レンジャーズは3日、リバプールからイングランド人FWライアン・ケント(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は4年となる。なお、イギリス『BBC』によると移籍金は700万ポンド(約8億9300万円)となっている。
リバプール出身のケントはこれまでにコベントリーやフライブルク、ブリストル・シティへのレンタル移籍を経験。昨季はリバプールのレジェンド、スティーブン・ジェラードが監督を務めるレンジャーズにレンタルし、リーグ戦23試合を含む公式戦43試合に出場。その中で左ウイングを主戦場に6ゴール9アシストの活躍を披露した。
今夏にはジェラード監督が獲得を熱望しているとの報道もあった中でレンジャーズへの完全移籍を決断したケントは「未完のビジネスがある」と、8連覇中のセルティックからの覇権奪還に意気込みを示した。
「レンジャーズの選手であるという感覚があった。ここには未完のビジネスがある。それをやりにきたんだ」
「昨シーズン以降、僕は選手としてさらに進化した。試合にそれを還元することが出来れば、僕にとってもチームにとっても良いシーズンになるだろう」
リバプール出身のケントはこれまでにコベントリーやフライブルク、ブリストル・シティへのレンタル移籍を経験。昨季はリバプールのレジェンド、スティーブン・ジェラードが監督を務めるレンジャーズにレンタルし、リーグ戦23試合を含む公式戦43試合に出場。その中で左ウイングを主戦場に6ゴール9アシストの活躍を披露した。
今夏にはジェラード監督が獲得を熱望しているとの報道もあった中でレンジャーズへの完全移籍を決断したケントは「未完のビジネスがある」と、8連覇中のセルティックからの覇権奪還に意気込みを示した。
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