相次ぐ被害、今度の標的はOGのチェルシーDF…SNSの差別問題にランパード監督が警鐘
2019.09.01 15:15 Sun
チェルシーのフランク・ランパード監督が、相次ぐ選手への差別に関して警鐘を鳴らした。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
昇格組のシェフィールド・Uを相手に、タミー・エイブラハムが前半で2ゴールを奪うなど勝利へ近づいていると思われたが、後半早々にカラム・ロビンソンにゴールを許すと、終了間際の89分にオウンゴールを許し、2-2の引き分けに終わった。
試合後、オウンゴールを記録してしまったフランス代表DFクルト・ズマに対し、ツイッター上で人種差別的な発言が相次いだ。
チェルシーでは、UEFAスーパーカップでPKを失敗したエイブラハムが標的に。また、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバやイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードもPK失敗後に人種差別の被害に遭い、ユナイテッドがツイッター社やフェイスブック社と対応を検討するとしていた。
「まず、第一に隠れた場所でそれを行う人、そして第二にソーシャルメディアとプラットフォームを見なくてはならない。そして、実際に人々に登録させるにあたり、彼らに責任を与えて欲しいと思う。そして、それらの人は追いつめられるだろう」
「(発信者に)到達するのは簡単だと思う。話の内容がどれほど酷いものであっても、そのことについて話すのは疲れる」
「責任を認めさせるまで、誰もが誰にでも、何でも言うことができる。それは単に人種差別と言うだけでなく、彼らの名前を言うこと、同性愛の嫌悪、性差別…どんなことでもだ」
「それを許してしまえば、残念ながら現代社会では向こう側に委ねられる。それは対処されなければならない」
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チェルシーは8月31日、プレミアリーグ第4節でシェフィールド・ユナイテッドをホームに迎えた。試合後、オウンゴールを記録してしまったフランス代表DFクルト・ズマに対し、ツイッター上で人種差別的な発言が相次いだ。
チェルシーでは、UEFAスーパーカップでPKを失敗したエイブラハムが標的に。また、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバやイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードもPK失敗後に人種差別の被害に遭い、ユナイテッドがツイッター社やフェイスブック社と対応を検討するとしていた。
今回、ズマが新たな標的となってしまったことを受け、ランパード監督がコメント。現代社会におけるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の問題を掲げるとともに、しっかりと対応しなければ増長していくと警鐘を鳴らした。
「まず、第一に隠れた場所でそれを行う人、そして第二にソーシャルメディアとプラットフォームを見なくてはならない。そして、実際に人々に登録させるにあたり、彼らに責任を与えて欲しいと思う。そして、それらの人は追いつめられるだろう」
「(発信者に)到達するのは簡単だと思う。話の内容がどれほど酷いものであっても、そのことについて話すのは疲れる」
「責任を認めさせるまで、誰もが誰にでも、何でも言うことができる。それは単に人種差別と言うだけでなく、彼らの名前を言うこと、同性愛の嫌悪、性差別…どんなことでもだ」
「それを許してしまえば、残念ながら現代社会では向こう側に委ねられる。それは対処されなければならない」
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