ムバッペ&ディ・マリア圧巻FK弾でPSGがレンヌを逆転で撃破! 7年連続9度目の優勝!《トロフェ・デ・シャンピオン》
2019.08.03 22:36 Sat
トロフェ・デ・シャンピオン2019のパリ・サンジェルマン(PSG)vsスタッド・レンヌが3日に中国で行われ、2-1で勝利したPSGが7年連続9度目の優勝を果たした。
互いに様子見の入りを見せた中、予想通りボールの主導権を握ったPSGは12分、サラビアの正確な左足のFKをボックス内のケーラーが頭で合わすが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
この試合最初の決定機を逸したPSGは直後の13分にはボックス手前右でブリジョーが上げた低いクロスに反応したゴール前のフノーにワンタッチボレーを流し込まれ、まさかの先制を許すことに。
前半半ばから終盤にかけてはカバーニとムバッペをシンプルに使った攻めでPSGが押し込む状況が続くが、ムバッペらの決定的なシュートがことごとく相手のシュートブロックに阻まれるなど、前半のうちに追いつくことはできなかった。
しかし、後半に入って攻勢を強めるPSGは57分、相手陣内中央でボールを持ったマルキーニョスの浮き球パスに反応したサラビアがオフサイドラインをかい潜ってボックス右からダイレクトで折り返すと、これを中央に走り込んだムバッペがワンタッチで流し込んだ。
幸先良く追いついたPSGはここから相手陣内でハーフコートゲームを展開。ムバッペやサラビアがボックス内で決定的なシュートを放っていくが、なかなか決め切れない。
それでも、押し込み続けるPSGは73分、ボックス手前中央やや右の好位置でFKを獲得。これをキッカーのディ・マリアが跳んだ壁のギリギリ上を越す完璧な軌道のシュートで決め切り、ようやく逆転に成功した。
その後、パレデス、チアゴ・シウバの投入で試合をクローズにかかったPSGは、試合最終盤にレンヌの猛攻に晒されたものの、何とか凌ぎ切った。この結果、PSGが大会7連覇を飾ると共に新シーズンに向けて弾みをつけることに成功した。
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2018-19シーズンのリーグ・アン王者PSGと、クープ・ドゥ・フランス王者レンヌによる、新シーズンのフランスフットボール開幕を告げる一戦。トゥヘル体制2年目のPSGは、今回の一戦に向けて今夏獲得した新戦力のエレーラ、ディアロ、サラビアを早速先発で起用。[4-3-3]の布陣を採用した中、GKにアレオラ、4バックにムニエ、ケーラー、ディアロ、ベルナトを並べ、中盤はマルキーニョスをアンカー、インサイドにエレーラとヴェッラッティ。3トップは右からサラビア、カバーニ、ムバッペを配し、ネイマールはベンチ外となった。この試合最初の決定機を逸したPSGは直後の13分にはボックス手前右でブリジョーが上げた低いクロスに反応したゴール前のフノーにワンタッチボレーを流し込まれ、まさかの先制を許すことに。
ここから一気に攻撃のギアを上げたPSGは、右サイドのサラビア、エレーラの新加入コンビを起点に幾度か惜しい場面を作り出す。22分にはエレーラがボールの芯を食った強烈なミドルシュートを放つが、わずかに枠を外れる。
前半半ばから終盤にかけてはカバーニとムバッペをシンプルに使った攻めでPSGが押し込む状況が続くが、ムバッペらの決定的なシュートがことごとく相手のシュートブロックに阻まれるなど、前半のうちに追いつくことはできなかった。
しかし、後半に入って攻勢を強めるPSGは57分、相手陣内中央でボールを持ったマルキーニョスの浮き球パスに反応したサラビアがオフサイドラインをかい潜ってボックス右からダイレクトで折り返すと、これを中央に走り込んだムバッペがワンタッチで流し込んだ。
幸先良く追いついたPSGはここから相手陣内でハーフコートゲームを展開。ムバッペやサラビアがボックス内で決定的なシュートを放っていくが、なかなか決め切れない。
それでも、押し込み続けるPSGは73分、ボックス手前中央やや右の好位置でFKを獲得。これをキッカーのディ・マリアが跳んだ壁のギリギリ上を越す完璧な軌道のシュートで決め切り、ようやく逆転に成功した。
その後、パレデス、チアゴ・シウバの投入で試合をクローズにかかったPSGは、試合最終盤にレンヌの猛攻に晒されたものの、何とか凌ぎ切った。この結果、PSGが大会7連覇を飾ると共に新シーズンに向けて弾みをつけることに成功した。
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