昨年の豪雨災害の追悼試合…広島はパトリックのゴールでC大阪に追いつきドロー《J1》
2019.07.06 21:12 Sat
明治安田生命J1リーグ第18節、サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪が6日に行われ、1-1の引き分けとなった。
広島にとって甚大な被害を受けた西日本豪雨から1年となる大切な日。その追悼試合となる今節、前節はアジアチャンピオンズリーグでも激突した鹿島アントラーズと最後まで死闘を繰り広げ、2度のリードを許しながらも後半アディショナルタイムの柏のゴールで引き分けに持ち込んだ。その試合からのスタメン入れ替えは1人のみ。ドウグラス・ヴィエイラに代えて、天皇杯で2得点を挙げたパトリックが先発に起用された。
一方のC大阪は、前節は湘南ベルマーレに勝利しここ5試合で4勝。好調を維持してシーズン後半戦に臨むことになった。第3節の対戦では0-1で黒星を喫しているため、そのリベンジマッチとなる今節のスタメンは湘南戦と同じメンバーを揃えた。
キックオフ前に黙祷が捧げられた試合は3分、右サイドから攻めるC大阪はゴール前のブルーノ・メンデスにパスを入れると、ブルーノ・メンデスはDFに付かれながらも強引にシュート。これは相手に当たって僅かに左に逸れる。
立ち上がりやや押され気味の広島は5分、左に流れたパトリックのパスから柴崎がボックス手前からシュート。これが広島の初シュートとなったが枠を捉えることはできなかった。
それでもその4分後、押し込むアウェイチームはブルーノ・メンデスが獲得したボックス手前のFKで、水沼が左寄りの位置から直接叩き込み先制に成功した。
その後も後手に回る広島は柏や川辺がゴールに迫る場面もあったがネットを揺らすまでには至らない。まずは同点に向けて後半頭に吉野を下げて稲垣を投入した。
すると51分、速攻を仕掛けた広島は一度撥ね返されたボールを拾った稲垣がボックスの外からシュート。左足の鋭いシュートだったがGKに防がれた。その直後、C大阪にビッグチャンス到来。味方のスルーパスでボックス右に侵入したブルーノ・メンデスが相手を躱してシュートを放つが、至近距離からのシュートは、狙いすぎたのか枠に飛ばすことが出来なかった。
前半とは打って変わってボールを保持する広島は、柴崎や川辺が執拗に敵陣のスペースに入り込み効果的なパスを要求していく。そんな中迎えた66分、左サイドを攻めて守備を寄せた後、すぐに右に展開してフリーのハイネルへ。ボックス右のハイネルはクロスを選択すると、これをパトリックが頭で押し込んで同点とした。
その後にもパトリックのヘディングシュートが右ポストを直撃するなど、旗色が悪くなってきたC大阪は木本を代えて山下を投入。広島も1アシストのハイネルを下げて皆川を起用し、2トップにポジションを変更した。
86分にその皆川がチャンスに絡む。右にポジションを移した柏からパトリックに鋭い縦パスが入ると、ワンタッチでこれをはたいて川辺に。その川辺からダイレクトで前線の皆川にスルーパスが送られ、ボックス右からシュートを放つ。しかし、惜しくも外側のサイドネットを叩いてしまい、逆転とはならなかった。
後半アディショナルタイムまで逆転のチャンスはあった広島だったが、追加点は奪えず試合終了。1-1の引き分けに終わった。
広島にとって甚大な被害を受けた西日本豪雨から1年となる大切な日。その追悼試合となる今節、前節はアジアチャンピオンズリーグでも激突した鹿島アントラーズと最後まで死闘を繰り広げ、2度のリードを許しながらも後半アディショナルタイムの柏のゴールで引き分けに持ち込んだ。その試合からのスタメン入れ替えは1人のみ。ドウグラス・ヴィエイラに代えて、天皇杯で2得点を挙げたパトリックが先発に起用された。
キックオフ前に黙祷が捧げられた試合は3分、右サイドから攻めるC大阪はゴール前のブルーノ・メンデスにパスを入れると、ブルーノ・メンデスはDFに付かれながらも強引にシュート。これは相手に当たって僅かに左に逸れる。
立ち上がりやや押され気味の広島は5分、左に流れたパトリックのパスから柴崎がボックス手前からシュート。これが広島の初シュートとなったが枠を捉えることはできなかった。
主導権を握るC大阪は15分、敵陣中央でフリーでボールを受けた水沼がドリブルで運んでボックス手前から右足を振り抜く。これが相手に当たって高く跳ね上がったボールはゴール方向へ。だがGK林が寸前のところで弾き出した。
それでもその4分後、押し込むアウェイチームはブルーノ・メンデスが獲得したボックス手前のFKで、水沼が左寄りの位置から直接叩き込み先制に成功した。
その後も後手に回る広島は柏や川辺がゴールに迫る場面もあったがネットを揺らすまでには至らない。まずは同点に向けて後半頭に吉野を下げて稲垣を投入した。
すると51分、速攻を仕掛けた広島は一度撥ね返されたボールを拾った稲垣がボックスの外からシュート。左足の鋭いシュートだったがGKに防がれた。その直後、C大阪にビッグチャンス到来。味方のスルーパスでボックス右に侵入したブルーノ・メンデスが相手を躱してシュートを放つが、至近距離からのシュートは、狙いすぎたのか枠に飛ばすことが出来なかった。
前半とは打って変わってボールを保持する広島は、柴崎や川辺が執拗に敵陣のスペースに入り込み効果的なパスを要求していく。そんな中迎えた66分、左サイドを攻めて守備を寄せた後、すぐに右に展開してフリーのハイネルへ。ボックス右のハイネルはクロスを選択すると、これをパトリックが頭で押し込んで同点とした。
その後にもパトリックのヘディングシュートが右ポストを直撃するなど、旗色が悪くなってきたC大阪は木本を代えて山下を投入。広島も1アシストのハイネルを下げて皆川を起用し、2トップにポジションを変更した。
86分にその皆川がチャンスに絡む。右にポジションを移した柏からパトリックに鋭い縦パスが入ると、ワンタッチでこれをはたいて川辺に。その川辺からダイレクトで前線の皆川にスルーパスが送られ、ボックス右からシュートを放つ。しかし、惜しくも外側のサイドネットを叩いてしまい、逆転とはならなかった。
後半アディショナルタイムまで逆転のチャンスはあった広島だったが、追加点は奪えず試合終了。1-1の引き分けに終わった。
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