ACLからの3連戦最後はドロー決着!柏の後半AT弾で広島がアウェイで鹿島から勝ち点もぎ取る《J1》
2019.06.30 20:44 Sun
明治安田生命J1リーグ第17節、鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島が6月30日に行われ、2-2の引分けに終わった。
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16でも対戦した両チーム。セカンドレグでは主審の笛に振り回されながらも、鹿島がアウェイゴール差でベスト8進出を決めた。
その試合から5日、今度はJリーグに舞台を戻し両雄が激突。4位の鹿島(勝ち点27)は、そのセカンドレグからスタメンを4人変更。負傷したチョン・スンヒョンと名古、遠藤、セルジーニョに代えて、小池、伊藤、山口、レアンドロが起用された。
一方、8位の広島(勝ち点23)のスタメンは2人変更。中林と清水に代わり、林とハイネルが入った。
3連戦最後の試合は早々に動いた。キックオフ直後、左サイドにボールを運んだ鹿島は山口のクロスをゴール前でレアンドロが頭で落とす。それを受けたレオ・シルバが戻すと、レアンドロがダイレクトで放ったシュートが広島DFに当たってゴールイン。開始1分も経たないうちに鹿島が先制した。
攻撃の起点は左サイド。一旦中央でパスを受けた柴崎は素早く右のハイネルに展開。ボックス右に侵入したハイネルがグラウンダーのクロスを送ると、左から走り込んだ柏がダイレクトで合わせてネットを揺らした。
試合を振り出しに戻した広島は以降は主導権を握る展開に持ち込んでいく。38分にはハイネルのクロスからドウグラス・ヴィエイラがヘディングシュート。しかしわずかに左に外れた。
同点で迎えた後半、51分に鹿島は三竿がペナルティエリアの外からミドルシュート。抑えの効いた低弾道のシュートだったが、ここは今季初出場のGK林が正面でキャッチする。56分には伊藤がボックス左からシュートを打ったが外のサイドネットを叩いた。
広島はカウンターからビッグチャンスに。ドウグラス・ヴィエイうがオフサイドぎりぎりで飛び出しボックス左へ。ゴール前に折り返した先に川辺が飛び込んでいたが、直前に相手にカットされてしまう。65分にはFKから立て続けに2回シュートを打ったが、どちらも相手のブロックに遭った。
互角の戦いを動かしたのは試合巧者鹿島だった。74分、右サイドからのFKの場面で、一度跳ね返されたボールを小池が回収。ボックス手前でフリーでボールを持った小池はそこから左足一閃。強烈なシュートがゴール右に突き刺さり、鹿島が勝ち越しに成功した。
失点直後、広島は川辺を下げてパトリックを投入。そのパトリックが単独突破を図るもファウルを取られてチャンスにつながらず。時間が無くなるにつれ焦りが見え始めた広島は無駄なファウルでパトリックがイエローカードの対象に。
後半アディショナルタイムは5分、このままACLでもリーグ戦でも涙を飲むかに思われた広島だったが、左サイドのスローインのリスタートが前線のパトリックに渡ると、体勢を崩されながらもゴール前にパスを供給。ここに飛び込んだ柏が押し込んで土壇場で同点に追いついた。
その後まもなく笛が鳴り試合終了。3連戦最後の試合は2-2の痛み分けに終わった。
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16でも対戦した両チーム。セカンドレグでは主審の笛に振り回されながらも、鹿島がアウェイゴール差でベスト8進出を決めた。
一方、8位の広島(勝ち点23)のスタメンは2人変更。中林と清水に代わり、林とハイネルが入った。
3連戦最後の試合は早々に動いた。キックオフ直後、左サイドにボールを運んだ鹿島は山口のクロスをゴール前でレアンドロが頭で落とす。それを受けたレオ・シルバが戻すと、レアンドロがダイレクトで放ったシュートが広島DFに当たってゴールイン。開始1分も経たないうちに鹿島が先制した。
早々の失点で動揺する広島に畳み掛ける鹿島。何とか耐え凌ぐ広島も徐々に地に足つくようになりポゼッションで上回っていく。すると27分、サイド攻撃を得意とする広島が両ウイングバックのコンビから同点に追いつく。
攻撃の起点は左サイド。一旦中央でパスを受けた柴崎は素早く右のハイネルに展開。ボックス右に侵入したハイネルがグラウンダーのクロスを送ると、左から走り込んだ柏がダイレクトで合わせてネットを揺らした。
試合を振り出しに戻した広島は以降は主導権を握る展開に持ち込んでいく。38分にはハイネルのクロスからドウグラス・ヴィエイラがヘディングシュート。しかしわずかに左に外れた。
同点で迎えた後半、51分に鹿島は三竿がペナルティエリアの外からミドルシュート。抑えの効いた低弾道のシュートだったが、ここは今季初出場のGK林が正面でキャッチする。56分には伊藤がボックス左からシュートを打ったが外のサイドネットを叩いた。
広島はカウンターからビッグチャンスに。ドウグラス・ヴィエイうがオフサイドぎりぎりで飛び出しボックス左へ。ゴール前に折り返した先に川辺が飛び込んでいたが、直前に相手にカットされてしまう。65分にはFKから立て続けに2回シュートを打ったが、どちらも相手のブロックに遭った。
互角の戦いを動かしたのは試合巧者鹿島だった。74分、右サイドからのFKの場面で、一度跳ね返されたボールを小池が回収。ボックス手前でフリーでボールを持った小池はそこから左足一閃。強烈なシュートがゴール右に突き刺さり、鹿島が勝ち越しに成功した。
失点直後、広島は川辺を下げてパトリックを投入。そのパトリックが単独突破を図るもファウルを取られてチャンスにつながらず。時間が無くなるにつれ焦りが見え始めた広島は無駄なファウルでパトリックがイエローカードの対象に。
後半アディショナルタイムは5分、このままACLでもリーグ戦でも涙を飲むかに思われた広島だったが、左サイドのスローインのリスタートが前線のパトリックに渡ると、体勢を崩されながらもゴール前にパスを供給。ここに飛び込んだ柏が押し込んで土壇場で同点に追いついた。
その後まもなく笛が鳴り試合終了。3連戦最後の試合は2-2の痛み分けに終わった。
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