レヴァンドフスキ&コマン弾でバイエルンが3年ぶり19度目のポカール制覇! 《DFBポカール》
2019.05.26 05:13 Sun
DFBポカール決勝のライプツィヒvsバイエルンが25日にベルリン・オリンピアシュタディオン行われ、0-3でバイエルンが勝利した。この結果、バイエルンが3年ぶり19度目のDFBポカール制覇を達成した。
準決勝でブンデス2部のハンブルガーSVを3-1で下し決勝進出を決めたライプツィヒは、18日に行われたブンデスリーガ最終節ブレーメン戦の先発からアダムス以外の10人変更。中盤フラットな[4-4-2]を採用したライプツィヒは、2トップにバイエルン行きが噂されるヴェルナーとユスフ・ポウルセンを起用した。
一方、準決勝で日本代表FW大迫を擁するブレーメンに辛勝し2年連続の決勝進出を果たしたバイエルンは、ブンデス最終節のフランクフルト戦から先発を2人変更。GKウルライヒとゴレツカに代えて約6週間ぶりの復帰戦となるGKノイアーとハビ・マルティネスが先発で起用された。
開始3分にボックス右から仕掛けたニャブリのシュートで幕を開けた一戦。良い入りを見せたバイエルンだったが、セットプレーからピンチを迎える。11分、ライプツィヒはハルステンベルクの左CKからY・ポウルセンがヘディングシュートを狙ったが、これはGKノイアーが右手で弾くとクロスバーを直撃した。
決勝戦らしく一進一退の攻防戦が展開される中、バイエルンは29分に均衡を破る。コマンのパスから左サイドをオーバーラップしたアラバがクロスを供給すると、ゴール正面のレヴァンドフスキが後ろに下がりながらヘディングで合わせると、このシュートがゴール左に吸い込まれた。
迎えた後半、先に決定機を迎えたのは1点を追うライプツィヒ。48分、コナテのロングスルーパスで相手DFの裏に抜け出したフォルスベリがドリブルで持ち上がりGKとの一対一を迎えたが、シュートは飛び出したGKノイアーが左足に当てるビッグセーブを披露。
ライプツィヒは、57分にもフォルスベリのパスをボックス右で受けたヴェルナーが細かなステップで相手マークを外しシュート。しかし、これはゴールカバーに入ったジューレにゴールライン手前でブロックされた。
膠着状態が続く中、バイエルンは65分にハビ・マルティネスを下げてトリソを、73分にニャブリを下げてロッベンを投入。すると78分、オーバーラップしたキミッヒがボックス内へパスを供給すると、相手DFに当たり浮いたボールをボックス中央で収めたコマンが縦への突破から左足のシュートでゴールネットを揺らした。
待望の追加点を奪ったバイエルンは、85分にも自陣でパスカットしたキミッヒが前線に大きくクリアすると、このボールに反応したレヴァンドフスキがボックス中央までボールを持ち上がり冷静に相手GKとの一対一を制した。
試合を決定づけたバイエルンは、87分にコマンを下げてリベリをピッチに送り出す。その後も危なげない試合運びでゲームを締めくくったバイエルンが、3-0で快勝。リーグ戦に続き、3年ぶりのDFBポカール制覇で国内2冠を達成した。
準決勝でブンデス2部のハンブルガーSVを3-1で下し決勝進出を決めたライプツィヒは、18日に行われたブンデスリーガ最終節ブレーメン戦の先発からアダムス以外の10人変更。中盤フラットな[4-4-2]を採用したライプツィヒは、2トップにバイエルン行きが噂されるヴェルナーとユスフ・ポウルセンを起用した。
一方、準決勝で日本代表FW大迫を擁するブレーメンに辛勝し2年連続の決勝進出を果たしたバイエルンは、ブンデス最終節のフランクフルト戦から先発を2人変更。GKウルライヒとゴレツカに代えて約6週間ぶりの復帰戦となるGKノイアーとハビ・マルティネスが先発で起用された。
決勝戦らしく一進一退の攻防戦が展開される中、バイエルンは29分に均衡を破る。コマンのパスから左サイドをオーバーラップしたアラバがクロスを供給すると、ゴール正面のレヴァンドフスキが後ろに下がりながらヘディングで合わせると、このシュートがゴール左に吸い込まれた。
先手を取ったバイエルンは、42分にもフンメルスのスルーパスで相手DFの裏に抜け出したコマンに決定機が訪れたが、飛び出したGKをかわして放ったシュートはゴールカバーに戻ったコナテにゴールライン手前でクリアされた。
迎えた後半、先に決定機を迎えたのは1点を追うライプツィヒ。48分、コナテのロングスルーパスで相手DFの裏に抜け出したフォルスベリがドリブルで持ち上がりGKとの一対一を迎えたが、シュートは飛び出したGKノイアーが左足に当てるビッグセーブを披露。
ライプツィヒは、57分にもフォルスベリのパスをボックス右で受けたヴェルナーが細かなステップで相手マークを外しシュート。しかし、これはゴールカバーに入ったジューレにゴールライン手前でブロックされた。
膠着状態が続く中、バイエルンは65分にハビ・マルティネスを下げてトリソを、73分にニャブリを下げてロッベンを投入。すると78分、オーバーラップしたキミッヒがボックス内へパスを供給すると、相手DFに当たり浮いたボールをボックス中央で収めたコマンが縦への突破から左足のシュートでゴールネットを揺らした。
待望の追加点を奪ったバイエルンは、85分にも自陣でパスカットしたキミッヒが前線に大きくクリアすると、このボールに反応したレヴァンドフスキがボックス中央までボールを持ち上がり冷静に相手GKとの一対一を制した。
試合を決定づけたバイエルンは、87分にコマンを下げてリベリをピッチに送り出す。その後も危なげない試合運びでゲームを締めくくったバイエルンが、3-0で快勝。リーグ戦に続き、3年ぶりのDFBポカール制覇で国内2冠を達成した。
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