【セリエA最終節プレビュー】アタランタとミラノ勢によるCL出場権争いが決着へ! 残留争いではヴィオラとジェノアの名門直接対決!
2019.05.26 18:00 Sun
前節はアタランタ(勝ち点66)がユベントスに引き分けた一方、インテル(勝ち点66)がナポリに完敗したことでクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場を目指すアタランタが3位に浮上し、インテルが当該対決の結果により4位に後退した。そして、5位ミラン(勝ち点65)がフロジノーネに辛勝し、両クラブを1ポイント差で追走している。一方で6位ローマ(勝ち点63)はサッスオーロに引き分け、アタランタ、インテルとの勝ち点差が3に。インテルとは当該対決で劣り、アタランタとは全くの五分(2試合とも3-3)の成績だったが、得失点差で12離れていることもあり、ローマの来季CL出場はほぼ潰えた状況だ。迎える最終節、アタランタ、インテル、ミランによる3つ巴の残り2枠を懸けたCL出場権争いが決着を迎える。
まずはアタランタ。勝利すれば自力でのCL出場が決まるチームは10位サッスオーロ(勝ち点43)とのホーム戦に臨む。ユベントスのホーム最終戦となった前節ではアッレグリ監督の退任が発表され、バルザーリの引退試合となった中、勝ち切ることはできなかったものの勝ち点1を持ち帰ってCL出場に大きく近づいて見せた。何も懸かっていないサッスオーロ相手に勝利し、ホームのファンの前で偉業を達成できるか。
続いてインテル。インテルも勝利すれば自力でのCL出場が決まる中、17位エンポリ(勝ち点38)とのホーム戦に臨む。ナポリ戦では成す術なく完敗し、CL圏内ぎりぎりの4位に後退したインテル。引き分けではミランが勝利した場合、5位転落となってしまうプレッシャーがかかる中、残留圏内ぎりぎりに位置するエンポリを下して2年連続のCL出場を果たせるか。
そしてミラン。前節は降格の決まっていたフロジノーネ相手にGKドンナルンマのPKストップで凌ぎ、ピョンテクのリーグ戦6試合ぶりゴールで辛勝し、アタランタとインテルを追走した。そのミランは11位SPAL(勝ち点42)とのアウェイ戦に臨む。ミランとしてはホーム最終戦以外にモチベーションのないSPALを下し、アタランタとインテルが勝利を逃すことに懸けたい。
残留争いでは15位フィオレンティーナ(勝ち点40)、16位ウディネーゼ(勝ち点40)、17位エンポリ(勝ち点38)、18位ジェノア(勝ち点37)の4チームの中から1チームが降格となる。中でも注目はフィオレンティーナとジェノアの直接対決だ。モンテッラ監督就任後、チーム状態が悪化の一途を辿るフィオレンティーナは5連敗中で13戦勝利がない状況。まさかの降格の危機が迫る中、9戦勝利なく降格圏に位置する、こちらも名門ジェノアとの残留争い直接対決を制すことはできるか。
《25:00》
フロジノーネ vs キエーボ
《27:30》
ボローニャ vs ナポリ
▽5/26(日)
《22:00》
トリノ vs ラツィオ
《25:00》
サンプドリア vs ユベントス
《27:30》
SPAL vs ミラン
カリアリ vs ウディネーゼ
フィオレンティーナ vs ジェノア
インテル vs エンポリ
ローマ vs パルマ
アタランタ vs サッスオーロ
まずはアタランタ。勝利すれば自力でのCL出場が決まるチームは10位サッスオーロ(勝ち点43)とのホーム戦に臨む。ユベントスのホーム最終戦となった前節ではアッレグリ監督の退任が発表され、バルザーリの引退試合となった中、勝ち切ることはできなかったものの勝ち点1を持ち帰ってCL出場に大きく近づいて見せた。何も懸かっていないサッスオーロ相手に勝利し、ホームのファンの前で偉業を達成できるか。
続いてインテル。インテルも勝利すれば自力でのCL出場が決まる中、17位エンポリ(勝ち点38)とのホーム戦に臨む。ナポリ戦では成す術なく完敗し、CL圏内ぎりぎりの4位に後退したインテル。引き分けではミランが勝利した場合、5位転落となってしまうプレッシャーがかかる中、残留圏内ぎりぎりに位置するエンポリを下して2年連続のCL出場を果たせるか。
残留争いでは15位フィオレンティーナ(勝ち点40)、16位ウディネーゼ(勝ち点40)、17位エンポリ(勝ち点38)、18位ジェノア(勝ち点37)の4チームの中から1チームが降格となる。中でも注目はフィオレンティーナとジェノアの直接対決だ。モンテッラ監督就任後、チーム状態が悪化の一途を辿るフィオレンティーナは5連敗中で13戦勝利がない状況。まさかの降格の危機が迫る中、9戦勝利なく降格圏に位置する、こちらも名門ジェノアとの残留争い直接対決を制すことはできるか。
▽5/25(土)
《25:00》
フロジノーネ vs キエーボ
《27:30》
ボローニャ vs ナポリ
▽5/26(日)
《22:00》
トリノ vs ラツィオ
《25:00》
サンプドリア vs ユベントス
《27:30》
SPAL vs ミラン
カリアリ vs ウディネーゼ
フィオレンティーナ vs ジェノア
インテル vs エンポリ
ローマ vs パルマ
アタランタ vs サッスオーロ
アタランタの関連記事
セリエAの関連記事
|
アタランタの人気記事ランキング
1
復帰戦で再び負傷のスカマッカ、右太ももの手術で再びの長期離脱か
アタランタは7日、イタリア代表FWジャンルカ・スカマッカが手術を受けたことを発表した。 スカマッカは1日に行われたセリエA第23節のトリノ戦に途中出場。85分からレテギに代わりピッチに立ったが、この試合で右足を負傷していた。 クラブの発表によれば、精密検査を受けたスカマッカは右大腿直筋近位の筋肉と腱の接合部に損傷が見つかったとのこと。そして、6日に同箇所の手術をバルセロナで受け、無事に成功したとのことだ。 昨夏のプレシーズンマッチで負った左ヒザのケガで、シーズン前半戦を棒に振ったスカマッカ。約6カ月にわたる離脱から、トリノ戦で復帰を果たしたが、復帰初戦で新たなケガを負い再離脱することとなった。 2025.02.08 11:15 Sat2
ガスペリーニ監督直々のご指名…アタランタがアルゼンチン代表CBバレルディに関心
アタランタがマルセイユのアルゼンチン代表DFレオナルド・バレルディ(25)に関心を寄せ始めたようだ。 バレルディは最新のアルゼンチン代表メンバーに名を連ねるセンターバック。19歳で加入したドルトムントには定着できず、20-21シーズンからマルセイユへ移り、今季はヨーロッパリーグ(EL)準決勝・アタランタ戦に出場した。 左右両足を遜色なく操るビルドアップ能力、対人能力、リーダーシップ等はいま欧州で高く評価されているようで、つい先日にはフランス国内で「バレルディにアトレティコ・マドリーから関心」との報道も。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやらアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、自らの目で確かめた上でバレルディを気に入った様子。具体的な情報はないが、大変大きな感銘を受けた様子と伝えられる。 イタリア系でパスポートも保有するバレルディの市場価値は推定2000万ユーロ(約33.9億円)、マルセイユとの契約は2026年6月までとなっている。 2024.06.13 13:55 Thu3
重傷から復帰のアタランタDFスカルヴィーニが肩の手術成功…CLバルセロナ戦で負傷
アタランタは5日、イタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニの手術成功を発表した。 スカルヴィーニは、2024年6月に行われたシーズン最終戦のフィオレンティーナ戦で左ヒザの前十字じん帯を損傷。長期離脱となっていた。 2024年11月に復帰すると、今年に入ってからはコンスタントにプレーしていたが、1月29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節のバルセロナ戦で途中出場を果たすと、試合終盤に負傷。ストレッチャーに乗せられてピッチを後にしていた。 左肩を痛めていたスカルヴィーニは、5日に左肩関節上腕骨安定化手術を受け無事に成功。すでにリハビリのプログラムを行っているという。 負傷続きとなってしまったスカルヴィーニ。しっかりと治して復帰してもらいたいものだ。 2025.02.06 12:10 Thu4
パリ五輪金メダルの右SBにアクシデント…アタランタ移籍が土壇場で破談
U-23スペイン代表DFマルク・プビル(21)のアタランタ移籍が土壇場で破談に終わったようだ。イタリア『スカイ・スポルト』など複数メディアが報じている。 U-23スペイン代表の一員としてパリ・オリンピック優勝を成し遂げたプビル。その高揚感と共に新天地への移籍に向け、すぐさまベルガモへメディカルチェックに向かった。 しかし、報道によると、詳細は不明なもののメディカルチェックで問題が発生したようで、アタランタはクラブ間で合意していた1600万ユーロ+アドオン400万ユーロの総額2000万ユーロ(約32億1000万円)の契約を破棄することを、保有元のアルメリアに通知したようだ。 そして、クラブはすでにノッティンガム・フォレストのウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ、フラメンゴのブラジル人DFウェズレイといった別のターゲットへの獲得の動きを進めているようだ。 なお、アルメリアは財政問題を抱え、現スカッドで最も高額な移籍金を得られる右サイドバックの売却を考慮。プビル自身もステップアップを希望しており、以前に交渉を行っていたローマなど異なるクラブとの交渉を行う可能性は高いようだ。 2024.08.12 22:38 Mon5