Jリーグ王者川崎F、4発で大勝も…上海上港が勝利で2年連続のGS敗退《ACL2019》
2019.05.21 21:23 Tue
川崎フロンターレは21日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・2019グループH最終節でオーストラリアのシドニーFCと対戦し、4-0で勝利した。
負傷者を多く抱えながらも公式戦8試合負けなしと調子を上げてきた川崎Fは、直近の名古屋グランパス戦からスタメンを7名変更。前線ではケガの影響で出場が危ぶまれたレアンドロ・ダミアンが先発に起用された。
決勝トーナメント進出に向けて勝利が絶対条件の3位の川崎F(勝ち点5)は開始早々から畳みかける。9分、敵陣中央左サイドでボールを受けた脇坂が右足を一閃。弧を描いたボールがゴール右に吸い込まれて先制に成功する。
川崎Fは攻撃の手を緩めない。20分、ボックス右に侵攻したマギーニョがマイナスに折り返すとニアサイドの田中がこれをスルー。ゴール前に走り込んだ脇坂が右足でゴール左へ突き刺し、リードを広げた。
まだまだ勢いが止まらない川崎Fは28分、敵陣左サイドの深い位置から車屋がクロスを供給。ニアサイドで反応した山村は足を滑らせてしまうも、こぼれ球に反応した田中が右足でシュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。
大量リードの川崎Fだが後半開始早々にピンチを招く。52分、イバノビッチとのワンツーでボックス内に進攻したグーチャンネジャドにループシュートを放たれると、これがクロスバーに直撃。こぼれ球をイバノビッチに押し込まれそうになったが、クロスバーの上を越えて助かった。
難を逃れた川崎Fは59分、レアンドロ・ダミアンが敵陣中央でボールを奪取し、そのままボールを持ち運ぶ。ボックス中央手前でGKベルと一対一の局面を迎えると右足を豪快に振りき、4点目を決める。
その後も山村が惜しいヘディングシュートを2度放つなどペースを渡すことなく川崎Fが試合を支配。4-0で勝利した。
しかし、同グループのもう一試合で、2位の上海上港(勝ち点6)がオスカルのハットトリックなどで蔚山を5-0で粉砕。この結果、逆転突破とはならず2年連続でのグループステージ敗退となった。
◆グループH最終順位※勝ち点/得失点
1.蔚山現代 11pt/-2
2.上海上港 9pt/+5
3.川崎フロンターレ 8pt/+3
4.シドニーFC 3pt/-6
負傷者を多く抱えながらも公式戦8試合負けなしと調子を上げてきた川崎Fは、直近の名古屋グランパス戦からスタメンを7名変更。前線ではケガの影響で出場が危ぶまれたレアンドロ・ダミアンが先発に起用された。
決勝トーナメント進出に向けて勝利が絶対条件の3位の川崎F(勝ち点5)は開始早々から畳みかける。9分、敵陣中央左サイドでボールを受けた脇坂が右足を一閃。弧を描いたボールがゴール右に吸い込まれて先制に成功する。
まだまだ勢いが止まらない川崎Fは28分、敵陣左サイドの深い位置から車屋がクロスを供給。ニアサイドで反応した山村は足を滑らせてしまうも、こぼれ球に反応した田中が右足でシュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。
大量リードの川崎Fだが後半開始早々にピンチを招く。52分、イバノビッチとのワンツーでボックス内に進攻したグーチャンネジャドにループシュートを放たれると、これがクロスバーに直撃。こぼれ球をイバノビッチに押し込まれそうになったが、クロスバーの上を越えて助かった。
難を逃れた川崎Fは59分、レアンドロ・ダミアンが敵陣中央でボールを奪取し、そのままボールを持ち運ぶ。ボックス中央手前でGKベルと一対一の局面を迎えると右足を豪快に振りき、4点目を決める。
その後も山村が惜しいヘディングシュートを2度放つなどペースを渡すことなく川崎Fが試合を支配。4-0で勝利した。
しかし、同グループのもう一試合で、2位の上海上港(勝ち点6)がオスカルのハットトリックなどで蔚山を5-0で粉砕。この結果、逆転突破とはならず2年連続でのグループステージ敗退となった。
◆グループH最終順位※勝ち点/得失点
1.蔚山現代 11pt/-2
2.上海上港 9pt/+5
3.川崎フロンターレ 8pt/+3
4.シドニーFC 3pt/-6
シドニーFCの関連記事
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
|
|
シドニーFCの人気記事ランキング
1
ビッグネーム揃わず観客動員ガタ落ち? 豪州Aリーグ最大の集客力を誇るシドニーダービー、今季3度目の対戦はマタ欠場が確実に
Aリーグ・メン最大の集客力を誇るシドニーダービーだが、今季3度目の対戦は観客動員が激減する可能性もありそうだ。 酒井宏樹や水沼宏太など、日本人選手も数多く参戦するオーストラリア1部のAリーグ・メン。 24-25シーズンを迎えるにあたっては、かつてバイエルンやユベントスなどで活躍した元ブラジル代表FWドグラス・コスタがシドニーFCに加入し、ビッグネームの到来ということに。 一方、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズには、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、ヴィッセル神戸に在籍した元スペイン代表FWフアン・マタが加入。シドニーの両雄に世界的ビッグネームが揃ったのである。 これにより「シドニーFC vs ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ」はAリーグ・メンNo.1の集客力をもつ対戦カードということに。 いきなり第1節で実現したワンダラーズホームの「2万7496人」、第5節シドニーFCホームの「3万0777人」は、いずれも両軍ホームゲームの今季最多であり、今季のAリーグ・メン全体でも1位・2位。2試合ともコスタ&マタが揃って出場し、シドニーダービーを盛り上げた。 また、両軍とも当該ダービー以外のホームゲーム観客動員は、上述の数字に遠く及ばず。ウェスタンに至っては6000〜7000人が常であり、シドニーFCも1万人を少し超える程度。まさにドル箱となったシドニーダービーである。 そんななか、レギュラーシーズンの最終対決が2月8日に開催予定。 ところがオーストラリア『news.com』によると、ウェスタンは1月31日の試合でマタがハムストリングを負傷。加入からケガなしだったなか、開始11分で交代を余儀なくされ、8日には間に合わないことが確実となった。 マタはダービーを3日後に控えた5日、「なにせハムストリングだ。新しい良いニュースはないよ。シドニーFC戦は雰囲気が格別に良くなるし、出場できなければ残念だ」とコメント。「チームの勝利を願う」とも付け加えた。 マタ欠場がほぼ確実な今季3度目のシドニーダービー。集客力の低さゆえ財政難に陥るAリーグだが、当日の観客動員やいかに…ドグラス・コスタ単体で集客効果がないことは、昨季との比較でも明らかになっているところである。 2025.02.05 17:58 Wed2
フォレストで長らく活躍のロリー、シドニーFCとの2年契約にサイン
Aリーグ・メンのシドニーFCは15日、ノッティンガム・フォレストからイングランド人FWジョー・ロリー(29)の獲得を発表した。契約は2年間。 ロリーはこれまで母国イングランドの下部リーグを主戦場としたウィンガーで、2018年1月からフォレストでプレー。在籍4年半で通算169試合の出場数を誇り、チームがプレミアリーグ昇格を決めた昨季もチャンピオンシップ26試合を含む公式戦29試合でプレーした。 チャンピオンシップ通算232試合の出場で、プレミアリーグにもハダースフィールド・タウン時代に6試合のプレー歴を持つロリーは「シドニーFCに加わること、シドニー中心部のアメージングな新スタジアムでプレーできることにすごく興奮している」と喜びを語った。 2022.08.16 09:55 Tue3
