ナポリがホーム最終戦でインテルを4発粉砕! 来季CL出場争いは最終節まで持ち越し《セリエA》

2019.05.20 05:32 Mon
Getty Images
セリエA第37節のナポリvsインテルが19日に行われ、4-1でナポリが勝利した。

引き分け以上でチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位以内が確定する3位インテル(勝ち点66)が、すでに2位フィニッシュを決めているナポリの本拠地サン・パオロに乗り込んだ一戦。

前節のキエーボ戦でリーグ戦4試合ぶりの勝利を飾ったインテルは、その試合から先発4人を変更。イカルディやボルハ・バレロ、ヴェシーノらに代えてラウタロ・マルティネスやブロゾビッチ、ガリアルディーニらを先発で起用した。
一方のナポリは、メルテンスとミリクを2トップに配置した[4-4-2]を採用。カジェホンやアラン、クリバリら主力が順当に先発に名を連ねた。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ナポリが先手を取る。16分、アサモアのクリアボールを敵陣でカットしたファビアン・ルイスがワンタッチで落とすと、これを受けたジエリンスキがバイタルエリア中央からの強烈なミドルシュートをゴール左に突き刺した。
先制を許したインテルは、37分に決定機。敵陣でガリアルディーニがパスカットすると、この繋ぎを受けたペリシッチのラストパスからゴール前に抜け出したL・マルティネスがシュートを放ったが、これはGKカルネジスの好セーブに阻まれた。

迎えた後半、1点を追うインテルはポリターノを下げてイカルディを投入。さらに58分には、ガリアルディーニを下げてヴェシーノをピッチに送り出す。しかし、再びスコアを動かしたのはナポリ。

61分、右サイドでボールを受けたカジェホンがアーリークロスを供給すると、ゴール前に走り込んだメルテンスがヘディングシュートを叩き込み、追加点を奪った。

リードを広げられたインテルは68分、右CKのこぼれ球をボックス左で拾ったL・マルティネスがコントロールショットでゴール右隅を狙ったが、これはクリバリがゴールライン手前でクリア。

ピンチを凌いだナポリは71分、メルテンスの左クロスをゴールエリア右で受けたミリクがシュート。これはGKハンダノビッチに弾かれるも、こぼれ球をボックス右深くで拾ったマルキュイが折り返すと、ファビアン・ルイスが無人のゴールへシュートを流し込んだ。

さらにナポリは、78分にもメルテンスのパスを受けたファビアン・ルイスがボックス左まで持ち上がると、ニアサイドに強烈なシュートを突き刺し、試合を決定付ける4点目。

インテルは、81分にイカルディのPKで1点を返したが反撃はここまで。ナポリが今季のホーム最終戦を4発快勝で締め括った。

一方、完敗のインテルは4位に後退し今節でのCL出場権獲得はならなかった。なお、インテルは最終節でセリエA残留を目指す17位エンポリと対戦する。

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インテルに痛手…チャルハノールに続きビセックも内転筋のケガで次節欠場が確定

インテルは10日、ドイツ人DFヤン・アウレル・ビセックの負傷を発表した。 今季ここまで公式戦21試合に出場しているビセックは、6日に行われたスーペル・コパ決勝のミラン戦にフル出場。しかし、この試合で左足を負傷すると、10日に受診した検査で左太ももの内転筋に張りがあることが判明した。 クラブは離脱期間について明かしていないが、来週にも再検査を実施すると発表しており、12日に行われるヴェネツィア戦は欠場することが確定。 なお、インテルではビセックのほかにも、MFハカン・チャルハノールやFWホアキン・コレア、DFフランチェスコ・アチェルビがケガのためヴェネツィア戦を欠場するとのことだ。 2025.01.11 08:55 Sat
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インテルがセリエA6連勝でスーペル・コッパ敗退から仕切り直し! 下位相手に苦戦もウノゼロ勝利【セリエA】

セリエA第20節、ヴェネツィアvsインテルが12日にスタディオ・ピエル・ルイジ・ペンツォで行われ、アウェイのインテルが0-1で勝利した。 史上初の4連覇を目指したスーペル・コッパ決勝で宿敵ミランに2点差を引っくり返される痛恨の逆転負けを喫した傷心のインテル。失意の中で中東から帰国したインザーギのチームは、5連勝中のセリエAで降格圏に沈む19位のヴェネツィアとのアウェイゲームに臨んだ。 バウンスバックの白星を目指すネッラズーリはデルビーから先発4人を変更。負傷のチャルハノールの代役にアスラニ、ムヒタリアンとビッセク、ディマルコに代えてジエリンスキ、ダルミアン、カルロス・アウグストを起用した。 立ち上がりから押し込む入りとなったインテル。序盤は外回りの攻撃とともにセットプレーからチャンスを窺っていく。 幾つかのフィニッシュを経た16分にはアスラニのフィードに反応したラウタロ・マルティネスがペナルティアーク付近で巧みな浮き球のボールコントロールから、すかさず右足シュート。これはGKの好守に阻まれたが、こぼれに詰めたダルミアンが押し込んだ。 カピターノの見事な個人技を起点に早い時間の先制に成功したインテル。以降は少し相手に押し返される場面こそあったものの、要所を締める守備で決定機まで持ち込ませない。前半終盤にかけては再び押し込む形を作り出し、ラウタロやアスラニら再三のシュートを浴びせかけたが、いずれも枠を捉え切れなかった。 結局、1点リードで試合を折り返したアウェイチーム。立ち上がりにはゴール前の混戦からドゥンビアに決定機を許すが、ここはGKゾマーの好守で凌ぐ。その直後にはすぐさまラウタロのシュートで押し返すが、一進一退の展開が続く。 この流れを受けてインザーギ監督は60分過ぎにタレミとアスラニを下げてテュラムとフラッテージを同時投入。すると、67分にはカルロス・アウグストのスルーパスで完璧に背後を取ったフラッテージにビッグチャンスが舞い込むが、ここはGKスタンコビッチに触られた結果、ボールはわずかに枠の右へ外れた。 このビッグチャンスを逃してヴェネツィアに勝ち点のチャンスを与えてしまうと、長距離移動の疲れも重なって全体が間延びし始めるインテル。行ったり来たりのオープンな展開の中、74分にはボックス左でフリーのブシオに右足のコントロールシュートを打たれるが、ここは右ポストに救われた。 その後、主力を続けてベンチに下げてアルナウトビッチ、パヴァール、ディマルコとやや守備的な交代策で逃げ切りを図ったインテル。後半アディショナルタイムにはリスクを冒して攻撃に出たヴェネツィアに決定機を許したが、ポヒャンパロのダイレクトボレーシュートはGKゾマーの守備範囲。冷や汗をかいたものの、なんとかウノゼロで逃げ切った。 この結果、苦しみながらも敵地で勝ち切ったインテルはリーグ6連勝でアタランタを抜いて2位に浮上した。 ヴェネツィア 0-1 インテル 【インテル】 マッテオ・ダルミアン(前16) 2025.01.13 00:59 Mon

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