CL出場を目指すレバークーゼンはシャルケとドロー《ブンデスリーガ》

2019.05.12 00:42 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第33節、レバークーゼンvsシャルケが11日に行われ、1-1で引き分けた。

5位レバークーゼン(勝ち点54)と、15位シャルケ(勝ち点31)の一戦。

残り一枠となったチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すレバークーゼンは、前節にフランクフルトを6-1で粉砕。リーグ戦4連勝で残り2節となった。この勢いのままフィナーレを飾りたい今節のスタメンはフランクフルト戦と同じ11人が起用された。
すでに残留が決定している15位シャルケをレバークーゼンが押し込んでいく。12分、アタッキングサードでの相手のクリアボールが味方に当たってゴール前にこぼれると、拾ったアランギスのシュートはクロスバーを直撃。さらにそのこぼれ球を今度はブラントがボックス右から狙ったが、こちらは右ポストに嫌われた。

21分には、ブラントのクロスをファーサイドでフォラントが頭で落とし、最後はアラリオがフィニッシュ。だが、アウトサイドで狙ったシュートは枠を越えた。
その後も圧倒的スタッツを誇るレバークーゼンは31分、味方のスルーパスからブラントが左サイドを抉ってクロスを供給。これが近くのDFに当たり高く跳ねると、シャルケの選手が咄嗟に頭でクリアするも、ボックス中央のハフェルツのもとに渡り、左足で流し込んでネットを揺らした。

劣勢のシャルケも37分にチャンスを迎える。ゴール前でエンボロが後ろに下げたボールをブジェラブがシュート。ゴール左を捉えていたが、GKフレデツキーのビッグセーブに阻まれた。

それでもシャルケは後半立ち上がりの47分、敵陣中央で相手のチェックを剥がしたブジェラブから縦にスルーパスが贈られると、ブルクシュタラーこのパスで最終ラインを抜け出し、GKとの一対一も制して試合を振り出しに戻した。

さらに、53分のCKの場面に、マッキーニーがフォラントに倒されPKを獲得。しかし、カリジウリがこれを外してしまい、逆転の大チャンスを逃してしまった。

その後はおおよそレバークーゼンのペースに。75%の支配率を誇るレバークーゼンが立て続けにシュートを重ねる。83分と87分にフォラントがゴールに迫るも、GKに防がれる。

紙一重で守るシャルケも89分のFKの場面で、カリジウリのクロスをブルクシュタラーがバックヘッド。これはクロスバーを叩いてしまう。

結局、試合は1-1で終了。チャンピオンズリーグを目指すレバークーゼンは勝ち点1を得るに留まった。

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